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ポエム (詩)

個人的な気持ち 日常生活で感じた事  ポエム(詩)にしています。

ホタル

2005-06-05 | 生き物のポエム(詩)
夕闇に薄暗く光るホタルの光
川に誘われるように ゆっくり川の上を舞う姿が
とても優雅に感じる

あなたが力いっぱい輝く光は
明るい場所では 目立たないが

夕闇の中では 
人々の注目を集める

その姿に今夜
私も見とれてしまった

蝶の幼虫

2005-05-21 | 生き物のポエム(詩)
温かくなって 蝶を見かける事が多くなった
沢山の花の中 蝶は気に入った花の蜜を吸う

そして いつの間にか 気に入った場所で
卵を産む

卵から孵った 幼虫は自分の生まれた場所の
葉を沢山食べる

小さな体が みるみる大きくなるほど
沢山の葉を食べ 沢山の糞をする

やがて その体は動かなくなり
さなぎが 蝶に変身する日がやってくる

でも、その前に私に見つかってしまった幼虫 
植木を守るため 沢山の幼虫をどけてしまった

こんな私は 母親蝶からは 恨まれるだろうなー
でも 植木からは感謝されているだろうと思う

このままでは 小さな植木が丸坊主にされる事は
目に見えていたから・・・

人間は身勝手だとつくずく思う

きっと 私の大事な植木でなく 
別の場所に産れていた幼虫なら 
温かく見守っていたに違いないのだから・・・

カエル

2005-05-18 | 生き物のポエム(詩)
田植えが始まる頃
どこからか カエルが現われ
鳴きはじめる

雨の前や 雨の日に多く聞こえる

雨と田んぼがカエルを誘う
 ケロケロ♪ ケロケロ♪

にぎやかな歌声が 田んぼの周りにこだまする
夏が少し 近づいたお知らせをする声だ

やがて田んぼの中は 
黒い沢山のおたまじゃくしで
ぎやかになるだろう

水槽の中の魚

2005-05-16 | 生き物のポエム(詩)
水槽の中を優雅に泳ぐ魚
魚が見る景色は狭い空間

人はその魚を見て幸せを感じる

同じ空間では生きていけない
魚と人間

空気の中の生活と
水の中の世界

お互いの生活に惹かれたとしても
お互いの世界での生活は出来ない

ただ、ガラス越しに
互いを見るだけ

そして水槽の魚は
人によって自由を奪われている

クラゲ

2005-05-15 | 生き物のポエム(詩)








クラゲは見ていてとても楽しい生き物だ

半透明な体 

沢山の触手

水中を舞いながら スローに漂う

何処か 小宇宙を思わせる

クラゲを見るのは 癒し効果があるそう

ずっと、クラゲを見ていたい

そう思うのは 私だけでしょうか

池に住む ミドリガメ

2005-05-12 | 生き物のポエム(詩)
太陽の輝く日
池のカメが石の上で甲羅干しをしていた

そのカメはミドリガメ
ミシシッピーと言う 外国の川にいたカメ

日本に昔からいたカメより強いんだって

だから 日本に昔から居たカメが
住み家を無くして減ってしまったそう

ミドリガメは自分で望んで
この地に来たのでも
この池にいたわけではないが

見た事のない ミシシッピー川の存在も知らないで
この地で生涯を閉じるんだろうな・・・

オウム

2005-05-05 | 生き物のポエム(詩)
ペットショップでオウムを見た
突然 私の後ろのオウムが「コンニチハ」と言った
私もオウムに「コンニチハ」と言った

すると今度は「コンバンハ」とオウムが言った
私もオウムに「コンバンハ」と言ってみた

すると今度は何か 舌打ちするような「チェ」と言うような音を真似た
私もオウムのまねをしてみた

これでは、オウムのまねをする人間だなーと
少し笑えた

きっと、オウムも心の中でいつも 
人間を笑っているかもしれない

少しそう思えもしたが 本当は
オウム、カゴの中でさびしくて
人の気をひくおしゃべりをするのかもしれない

金魚すくい

2005-05-01 | 生き物のポエム(詩)
暖かな時期になると 
金魚すくいを見かける機会が多くなる

私は 子供の頃から金魚すくいが好きだ
今でも 金魚すくいをする事がある

赤い金魚にまじって 黒の出目金がいると
黒の出目金がすくいたくなる

赤い小さな金魚も可愛いがその中で 
色の違う金魚は特に目立つから 狙いたくなる

追いかけると逃げられて
そっと待っていると 近づく事も多い
狙いを定めて すくうのがこつだ

金魚すくいで すくった金魚を
赤いビニールのひも付きの袋で
持ち帰るのも うれしい

満月

2005-04-24 | 生き物のポエム(詩)
今夜見た月があんまり綺麗だから
詩を書いてみたくなった

空気がピーンと張り詰めるように透明な中
濃い藍色の空を鮮明に照らしている満月

満月の廻りだけは ほのかに明るい
「あーなんて丸く綺麗な月なのだろう」
そう思わずにはいられないほど 今日の月は丸くて綺麗だ
きっと 私達の遠い祖先も
この同じ月を見た事があるんだろうなー

そう思うと何だか不思議に思えた
そう、この月はこれから先 生まれ来る子ども達も
きっと 眺める事が出来るだろうなー

私が今見ている この月を
あなたが 見ているこの月を