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ポエム (詩)

個人的な気持ち 日常生活で感じた事  ポエム(詩)にしています。

海水浴

2005-08-18 | 自然<海・山・川など>ポエム(詩)
大きな地球の懐に抱かれたように
海の中に入る

入った瞬間は少し冷たく感じた海水も
すぐその温度が心地よくなる

浮き輪につかまり 
プカプカ浮いてみた

青い空の海にも 
白い雲がプカプカ浮いていた

目の前に広がる大きな景色
目線の前のあふれんばかりの海水

足元をすり抜ける魚

地球と一体になった気がした

違う世界

2005-07-20 | 自然<海・山・川など>ポエム(詩)
魚は水がなければ生きていけない
だから水の無い世界は見える場所であっても
魚からは 遠い場所なのかもしれない

人は空気がなければ生きていけない
だから魚の住む水の中は見える場所であっても
人からは 遠い場所なのかもしれない

人も魚も違う世界の
違う良い所を沢山知っている事だろう


池のほとり

2005-07-17 | 自然<海・山・川など>ポエム(詩)
夕方 人気が少ない池のほとりで 
親子が釣りを楽しんでいた

水鳥が 池の魚を狙い 首を水面につ込んだが
私の気配にあわてて 飛び立った

水面を覗いたら アメンボウが泳いでいた
良く見ると 魚もいた

日が沈みかける空の下
少年が投げる 釣り糸の音が鋭く聞こえた

どこか 楽しげで どこか寂しげな
そんな風な感じがしたのは

太陽がもうすぐ沈んでしまう
時間だったからだろうな

砂浜

2005-06-27 | 自然<海・山・川など>ポエム(詩)
海に行った
白い砂浜に沢山のゴミがあった
 
とても心が痛い
みんな綺麗な砂浜が好きだから
ここに来るのだと思うのに
どうして こんなに砂浜にゴミがあるのだろう

砂浜で吸ったタバコをそのまま投げるのは
カッコ良くない事に
気づいて欲しい

ゴミを拾う人がいなければ
いつまでも そのゴミがなくならない事に
気付いて欲しい

いつまでも 綺麗な砂浜が
ここにあればいいのに・・・

山に行った日

2005-06-19 | 自然<海・山・川など>ポエム(詩)
紫陽花が咲き誇る山道を
風が流れて行く

澄んだ空気が沢山漂い
普段生活している地上の町並みが
とてもちっぽけに見えた

山の中では 多くの虫たちが
木の葉に隠れ身を潜め
人の目から身を隠す

彼らは人間が危険だと知っているのだろう
そんな別世界を少しだけ楽しんだ
休日だった

風が流れている

2005-05-30 | 自然<海・山・川など>ポエム(詩)
風が流れている
あちらこちらに 風が流れている

私の側にも風が流れている

やさしく頬に触れながら 
やさしく髪に触れながら
風が流れている

自転車で走りながら風を感じる

風が流れている
私の側を通り過ぎた風が
どこかを流れている

私の知らない誰かの側を
風が流れている

誰かに優しく触れた 
風が流れている

潮の香り

2005-05-17 | 自然<海・山・川など>ポエム(詩)
海に近づくと潮の香りが漂う

ほのかに香る 潮の香りは
近くに海がある事を実感させてくれる

たとえその海が薄汚れた船着場で
砂浜など 見当たらなかったとしても

周りには 工場などしか見えないような
そんな海だったとしても

綺麗な海岸で漂う 潮の香りと同じ臭いがする
汚れた海も 綺麗な海に繋がっている


池の釣り

2005-05-09 | 自然<海・山・川など>ポエム(詩)
サンサンと輝く 太陽からふりそそぐ光
まだ、夏には少し早いのに
ジリジリと肌を焦がす

釣り糸をたらす池で
浮きが沈むのを待つ
沈黙の時間

水中の見えない池で
この中に本当に魚がいるのか
どんな生き物がいるのか
分からない

魚がいると信じるから
浮きを見つめて 
ただひたすら 待つ 

休日の午後のひと時

強風

2005-03-24 | 自然<海・山・川など>ポエム(詩)
突然の強風は いじめっ子のよう

落ち葉を散らし 地面を散らかす
干している洗濯物を 何処かに飛ばす

女性のスカートをまくり 髪を乱す

強風はいじめっ子のよう

人から嫌われると分かっていながら
嫌われる行動が 
やめられないのだから・・・