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ポエム (詩)

個人的な気持ち 日常生活で感じた事  ポエム(詩)にしています。

吠える犬

2007-06-15 | 生き物のポエム(詩)
我が家の犬は小型犬
小さい体で普段は可愛い

だけど小さな体は
大きい生き物が恐いのかな

知らない人に吠える
知らない犬に吠える

恐い時はビクビクと
小さい体を震わせて
シッポを垂らして お尻を隠して
警戒する

私と一緒の時は
吠えなくていいんだよ
私と一緒の時は
おびえなくていいんだよ

そう言っても
やっぱり吠えるんだよね
恐いものは恐いのだから・・・

早朝のツバメ

2006-05-18 | 生き物のポエム(詩)
早朝から ツバメの子の鳴き声が聞こえた
ゴミステーション近くの軒先に巣を設けているようだ

毎年ここにはツバメが来る
今年もやって来ていたのだ・・・

朝早くから鳴くひな鳥に
親ツバメは忙しそうに エサを運んでいた

まるで 朝早くから出勤する
サラリーマン達のように

いっしょうけんめい
働いていた

セミの死がい

2005-08-07 | 生き物のポエム(詩)
この頃 道を歩いていると 
セミの死がいをよく見かける

沢山のセミが力尽きるまで鳴き声をあげて
鳴いていたから 
力尽きたセミの死がいも沢山存在するのだと思う

セミはきっと 沢山の子孫を残し 
この世を去ったのだろうな

そして何年も先の夏 
そのセミの子供達の鳴き声を聞く事が
出来るのだろうか・・・

ひぐらし

2005-08-03 | 生き物のポエム(詩)
ひぐらしの鳴き声が聞こえる
山の夕日の中

ひぐらしの鳴き声が聞こえる
もうすぐ日が暮れるよと

ひぐらしの鳴き声を聞くと
なんだか 心細い気分になる

それでも ひぐらしの鳴き声は
やさしく頼りなげで 好きだ

貝殻

2005-07-22 | 生き物のポエム(詩)
砂浜に打ち上げられた貝殻

とても綺麗な貝殻 
割れた無残な貝殻

小さい貝殻 
大きな貝殻

色々な貝殻が砂浜に落ちている

でもね 貝殻と言うのは本当は
殻の中で生きていた貝がいた事を
人は忘れがち

沢山の貝殻があると言う事は
沢山の貝が違う世界に
旅立ったと言う事

そう考えると 
少し違った海岸に思えた

セミ

2005-07-14 | 生き物のポエム(詩)
雨が上がっている 今 セミが鳴いている
もう7月だから 梅雨があけなくても
セミは夏だと感じている

空にはまだ雨雲が沢山あるが
少しの雨の合間の時間も惜しむように
セミは鳴いている
 
プロポースの鳴き声をあげている

自分の生命が短い事を知っているから
1秒の時間も惜しんで
鳴き声をあげている

沢山のセミが大声で
鳴いている

その鳴き声に 夏を感じ
風流と感じる人間

渡り鳥

2005-06-24 | 生き物のポエム(詩)
渡り鳥のビデオを見た
沢山の鳥が 過酷な旅を続けていた

仲間と群れを作り旅をする
小さな体から 想像のつかないほどの距離を自力で移動する

それが 彼らの生きている証のようだ

辛い旅を仲間と共に乗り越えるから
深い信頼が生まれ 愛が育つのだろうか・・・

その命が尽きるまで 彼らの旅は終わらない

子ツバメ

2005-06-15 | 生き物のポエム(詩)
ツバメの子供が巣から 
顔を覗かせていた

何羽も巣の中から顔を出している

巣の外にあどけない顔を覗かせ
親の帰る事をひたすら待っていた

巣立ちの日まで
小さな巣の中の世界しか知らず
こうして時が過ぎて行く

やがて大きな青空に
その羽を広げ自由に飛べる日まで

こうもり

2005-06-09 | 生き物のポエム(詩)
自転車で 夕闇が訪れる前の薄暗い道を走った
昼は小鳥が飛んでいる空に こうもりが飛んでいた
こうもりは 私に当りそうな 低い空を飛んでいた

まるで 私が恐がる事がおもしろいように
低い空を飛んでいた

夕闇に こうもりの姿が少し不気味だった

こうもりに ぶつかられるのではないかとの恐怖から
身をちじめながら ペダルをこぐ足に力が入った

こうもりを好きな人もいるかもしれないが
私はこうもりは苦手だ
どうしても 好きになれない