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春になると

郡上本染 鯉のぼり寒ざらし

2013-01-20 | 日記

 

                           毎年 大寒の日に 郡上八幡の清流・吉田川で行なわれている 

                                    「鯉のぼりの寒ざらし」を見てきました

                           

                                                冷たい川の水で 鯉のぼりを洗う 8名の染め物職人が 

                      鯉のぼりについている 糊を剥がす作業は 郡上八幡の 冬の風物詩です

 

 

 

                           「鯉のぼりの寒ざらし」は 古くから続く伝統行事で

                郡上本染めの手法のひとつ「カチン染め」は 染め上げた鯉のぼりの糊を 荒いおとしつつ 

             冷たい川の水に 晒すことにより 生地を引き締め 鮮やかな色彩を 実現することができるのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      郡上本染の伝統的な手法を目の当たりに 見せてくださったのが 

                     77才の 県重要無形文化財の指定を受けた 渡辺庄吉さんです

 

 

            かつては 岐阜県下500軒 大正期までに 郡上八幡でも十数軒を数えた紺屋も 今では渡辺紺屋ただ1軒  

                             14代目渡辺庄吉氏によって 400年に及ぶ藍染の伝統が 受け継がれています

 

 

                         膝までつかっての作業ですので ちょっと心配でしたが 

                    無事 はけを使って 生地の表面に残る糊を 丁重に落とされました

          川で泳ぐ鯉のぼりの様子を 写真に収める観光客の人達も大喜びで 渡辺さんに拍手をおくっていました

 

 

 

                     寒ざらしも終わって 静かになると 川魚たちも 清流に戻ってくるそうです

 


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