５月２４日からＢＳジャパンで放送開始。毎週月・火曜日、１８：５０から放送。第１話の内容＆感想です。
＃１「運命の出会い」
時は時は１８世紀 朝鮮王朝時代、泮村（パンチョン＝現在の学生街）のとある貰冊房（セチェクパン＝現在の貸本屋）に、注釈本を待つ学生と、「玉丹春伝（オクタンチュンジョン）」の下巻を待つ男（ソン・ジュンギ）がいた。
そこに現れた一人の青年（パク・ミニョン）が、「玉丹春伝（オクタンチュンジョン）」の下巻を鞄から取り出し、ものの３０分程で誤字脱字なく注釈本を書き上げる。
「玉丹春伝（オクタンチュンジョン）」の下巻を待っていた男もその青年に興味を持ち、その筆跡から女性だと見抜く。
貸本屋の店主は青年の能力を高く評価しており、科挙の試験を受けるべきだとすすめる。学校で学ぶより稼ぎたいと言う青年に、店主は１０倍儲かる仕事があると囁くのだった。
青年は水車小屋でこっそり服を着替え、髪を結いなおし、本来の女性の姿に戻る。
彼女が帰宅すると、家には借金取りが来ており、その対応に追われる母（キム・ミギョン）。借金取りたちは「金を返すか、娘を売るか」と迫り、帰っていく。
夕食の時間を迎え、病気の弟と母に食べさせる娘・ユニ。ユニは貰冊房で筆写をしたら１年分を前払いで貰ったと話し、病気の弟ユンシクの薬代やお金の心配はいらないと二人を安心させる。
翌日、貰冊房に行き店主に、科挙を代わりに受ける巨擘（コビョク）を受けると言うユニ。
ユニは店主から、依頼人との合言葉と席表、人相書きを受け取ったものの、ばれてしまった時の事を考えると迷いが生じる。しかし店主は重い罰則は昔の事だと、ユニを後押しする。
小科初試の試験会場に着いたユニは、依頼人を見つける。
問題が発表され試験が始まるが、会場内は横行するカンニングとそれを見逃すための賄賂を受け取る役人、酒を飲みながら受験する者までいた。
ユニは依頼人らしき青年（パク・ユチョン）に合言葉を求め、同義語で返ってきたその言葉を確認した後、３０両を前払いだと説明する。合格のみの３０両のカンニングペーパーから、主席合格の５０両のカンニングペーパーまでを選ばせるユニだったが、青年は「５０両、それが巨擘の告発者に出る褒賞金だ」と話し、試験官にユニを突き出そうとする。
一足遅く人違いだと気付いたユニは、幼くして父を亡くし、病人を抱えているため稼がねばならない状況を訴える。それを聞いた青年は、ユニの事情を察するかわりに「更生しろ」と話し、試験官にこの乱れた試験会場の現状を正すべきだと訴える。
青年の生意気な態度に腹を立てた大司成（テサソン）は、青年が左議政（チャイジョン）の令息、イ・ソンジュンである事に驚く。
１番に試験を終わらせたソンジュンだったが、服の裾に文字が書かれているのを博士のチョン・ヤギョン（アン・ネサン）に指摘される。それはユニが書いたソンジュンへの手紙だった。ソンジュンを“人を害する未熟者”と称したその内容に、会場内では嘲笑が起こる。
恥をかかされたソンジュンは、ユニの依頼人のカンニングペーパーが紐で手繰り寄せられるのを見て、ユニの居場所を突き止める。
しかし市場に逃げ込んだユニを、ソンジュンは見失ってしまうのだった。
帰宅したユニは、ユニの巨擘を知った母から、兵曹判書（ピョンジョパンソ）に嫁ぐように言われる。母は学才で食べていけるのは妓生だけだと言い、ユニには男に守られる女として生きるよう諭す。
翌日、兵曹判書の屋敷に向かったユニだったが、自分を嫁にすれば兵曹判書様の名前に傷がつくと、借金の一部を返金する。兵法を持ち出し抗議に来たユニを気に入った兵曹判書は、すぐに全額を返金するか、３日後に輿をおくる（≒嫁になれ）と言うのだった。
帰り道で、兵曹判書の部下の差し金でチンピラに囲まれ、お金を取られてしまったユニ。ユニは土下座して返してくれるよう懇願するが、そこへ一人のならず者風の男（ユ・アイン）が助けに入る。
ユニは傷を負った男にハンカチを渡し礼を言うが、男は「簡単に土下座するな」と去って行く。
試験場で恥をかかされたソンジュンは、ユニを捜すも見つからずにいた。試験場での話を聞いたソンジュンの父、左議政（キム・ガプス）は、博識である事を世間に知らしめれば、世間は失敗を期待するようになってしまうとその行動を諭す。しかしソンジュンは、出世を考えるだけの官僚になりたくはないと自らの意思を主張しつつ、父の言うようにイ家の長男として言動に気をつけることを肝に銘じる。
学内ではすでにソンジュンに一泡吹かせたいと目論む学生が出始め、貰冊房で「玉丹春伝（オクタンチュンジョン）」の下巻を待っていた男は、良い方法があると言うのだった。
貰冊房に１００両の仕事を求めてやってきたユニだったが、ソンジュンがユニを捜していると知った店主から、５０両で禁書を運ぶ仕事を頼まれる。
「玉丹春伝（オクタンチュンジョン）」の下巻を待っていた男、ク・ヨンハは貰冊房の店主とソンジュンに近づき、ユニが禁書をソンジュンに渡してしまうよう罠をしかける。
そうとは知らず、禁書を届けるユニと、それを禁書とは知らずに受け取り場所でユニを待ち構えるソンジュン。
そこへヨンハたちから連絡を受けた官軍がやって来て、禁書を持つ二人を追いかける。ソンジュンはユニを官軍から守り、大きな岩陰に二人で身を潜めるのだった。
※番組公式サイト（韓国）
※番組公式サイト（日本）
※ＢＳジャパンの番組サイト
始まりました、話題の『トキメキ☆成均館スキャンダル』。でもカットありのＢＳですからね、『パスタ』の時みたく、前後が繋がらないとか、放送事故とか、あるかも知れません。
余談ですが、これの前番組、『推奴（チュノ）』は録りだめ状態です。あー、早く見たい～。
第１話の終わり、岩陰に隠れるソンジュンがユニを自分の方に強く引寄せるシーン。これは『美男ですね』並みのキュン死を予感させますね～♪今回は“キュン死”ならぬ、“トキメキ☆”。
早速、ク・ヨンハ役のソン・ジュンギくんにトキメキ☆そうですね。たまに見ていた『愛しの金枝玉葉』とは違って、ヤラシイ本の下巻を待ち焦がれるプレイボーイぶりを発揮してます(笑)
脇を飾るキャストも豪華です。
貸本屋の店主に『ファンタスティックカップル』の室長役だったキム・グァンギュさんがいたり、ユニのお母さんにはキム・ミギョンさん。色んな役を演じ分けるキム・ガプスさんがソンジュンの父、この重厚感！イ・ジェヨンさんが悪徳な雰囲気の漂う兵曹判書を演じてます。
古語？なんでしょうか、少し難しめの言葉が出てきますが、ＢＳジャパンのサイトに用語解説がありますので参考にどうぞ。
最初の合言葉のシーンの補足をしときますと、ユニの「芸はクマが演じるもの」に対し、依頼人は「金は王殿（中国人を指す俗称）が受け取る」と答える事になっていたのですが、ソンジュンが「金は胡人（中国人を指す文語）が受け取る」と答えたので、ユニは同義語で答えたソンジュンを依頼人だと勘違いしたのでした。
これからどうやってユニが成均館に入学することになるのか、まずはそこに注目ですね。
そしてその前に、官軍から追われてしまった二人はどうやってピンチを切り抜けるのか!?来週は月曜日のみの放送のようです。
＃１「運命の出会い」
時は時は１８世紀 朝鮮王朝時代、泮村（パンチョン＝現在の学生街）のとある貰冊房（セチェクパン＝現在の貸本屋）に、注釈本を待つ学生と、「玉丹春伝（オクタンチュンジョン）」の下巻を待つ男（ソン・ジュンギ）がいた。
そこに現れた一人の青年（パク・ミニョン）が、「玉丹春伝（オクタンチュンジョン）」の下巻を鞄から取り出し、ものの３０分程で誤字脱字なく注釈本を書き上げる。
「玉丹春伝（オクタンチュンジョン）」の下巻を待っていた男もその青年に興味を持ち、その筆跡から女性だと見抜く。
貸本屋の店主は青年の能力を高く評価しており、科挙の試験を受けるべきだとすすめる。学校で学ぶより稼ぎたいと言う青年に、店主は１０倍儲かる仕事があると囁くのだった。
青年は水車小屋でこっそり服を着替え、髪を結いなおし、本来の女性の姿に戻る。
彼女が帰宅すると、家には借金取りが来ており、その対応に追われる母（キム・ミギョン）。借金取りたちは「金を返すか、娘を売るか」と迫り、帰っていく。
夕食の時間を迎え、病気の弟と母に食べさせる娘・ユニ。ユニは貰冊房で筆写をしたら１年分を前払いで貰ったと話し、病気の弟ユンシクの薬代やお金の心配はいらないと二人を安心させる。
翌日、貰冊房に行き店主に、科挙を代わりに受ける巨擘（コビョク）を受けると言うユニ。
ユニは店主から、依頼人との合言葉と席表、人相書きを受け取ったものの、ばれてしまった時の事を考えると迷いが生じる。しかし店主は重い罰則は昔の事だと、ユニを後押しする。
小科初試の試験会場に着いたユニは、依頼人を見つける。
問題が発表され試験が始まるが、会場内は横行するカンニングとそれを見逃すための賄賂を受け取る役人、酒を飲みながら受験する者までいた。
ユニは依頼人らしき青年（パク・ユチョン）に合言葉を求め、同義語で返ってきたその言葉を確認した後、３０両を前払いだと説明する。合格のみの３０両のカンニングペーパーから、主席合格の５０両のカンニングペーパーまでを選ばせるユニだったが、青年は「５０両、それが巨擘の告発者に出る褒賞金だ」と話し、試験官にユニを突き出そうとする。
一足遅く人違いだと気付いたユニは、幼くして父を亡くし、病人を抱えているため稼がねばならない状況を訴える。それを聞いた青年は、ユニの事情を察するかわりに「更生しろ」と話し、試験官にこの乱れた試験会場の現状を正すべきだと訴える。
青年の生意気な態度に腹を立てた大司成（テサソン）は、青年が左議政（チャイジョン）の令息、イ・ソンジュンである事に驚く。
１番に試験を終わらせたソンジュンだったが、服の裾に文字が書かれているのを博士のチョン・ヤギョン（アン・ネサン）に指摘される。それはユニが書いたソンジュンへの手紙だった。ソンジュンを“人を害する未熟者”と称したその内容に、会場内では嘲笑が起こる。
恥をかかされたソンジュンは、ユニの依頼人のカンニングペーパーが紐で手繰り寄せられるのを見て、ユニの居場所を突き止める。
しかし市場に逃げ込んだユニを、ソンジュンは見失ってしまうのだった。
帰宅したユニは、ユニの巨擘を知った母から、兵曹判書（ピョンジョパンソ）に嫁ぐように言われる。母は学才で食べていけるのは妓生だけだと言い、ユニには男に守られる女として生きるよう諭す。
翌日、兵曹判書の屋敷に向かったユニだったが、自分を嫁にすれば兵曹判書様の名前に傷がつくと、借金の一部を返金する。兵法を持ち出し抗議に来たユニを気に入った兵曹判書は、すぐに全額を返金するか、３日後に輿をおくる（≒嫁になれ）と言うのだった。
帰り道で、兵曹判書の部下の差し金でチンピラに囲まれ、お金を取られてしまったユニ。ユニは土下座して返してくれるよう懇願するが、そこへ一人のならず者風の男（ユ・アイン）が助けに入る。
ユニは傷を負った男にハンカチを渡し礼を言うが、男は「簡単に土下座するな」と去って行く。
試験場で恥をかかされたソンジュンは、ユニを捜すも見つからずにいた。試験場での話を聞いたソンジュンの父、左議政（キム・ガプス）は、博識である事を世間に知らしめれば、世間は失敗を期待するようになってしまうとその行動を諭す。しかしソンジュンは、出世を考えるだけの官僚になりたくはないと自らの意思を主張しつつ、父の言うようにイ家の長男として言動に気をつけることを肝に銘じる。
学内ではすでにソンジュンに一泡吹かせたいと目論む学生が出始め、貰冊房で「玉丹春伝（オクタンチュンジョン）」の下巻を待っていた男は、良い方法があると言うのだった。
貰冊房に１００両の仕事を求めてやってきたユニだったが、ソンジュンがユニを捜していると知った店主から、５０両で禁書を運ぶ仕事を頼まれる。
「玉丹春伝（オクタンチュンジョン）」の下巻を待っていた男、ク・ヨンハは貰冊房の店主とソンジュンに近づき、ユニが禁書をソンジュンに渡してしまうよう罠をしかける。
そうとは知らず、禁書を届けるユニと、それを禁書とは知らずに受け取り場所でユニを待ち構えるソンジュン。
そこへヨンハたちから連絡を受けた官軍がやって来て、禁書を持つ二人を追いかける。ソンジュンはユニを官軍から守り、大きな岩陰に二人で身を潜めるのだった。
※番組公式サイト（韓国）
※番組公式サイト（日本）
※ＢＳジャパンの番組サイト
始まりました、話題の『トキメキ☆成均館スキャンダル』。でもカットありのＢＳですからね、『パスタ』の時みたく、前後が繋がらないとか、放送事故とか、あるかも知れません。
余談ですが、これの前番組、『推奴（チュノ）』は録りだめ状態です。あー、早く見たい～。
第１話の終わり、岩陰に隠れるソンジュンがユニを自分の方に強く引寄せるシーン。これは『美男ですね』並みのキュン死を予感させますね～♪今回は“キュン死”ならぬ、“トキメキ☆”。
早速、ク・ヨンハ役のソン・ジュンギくんにトキメキ☆そうですね。たまに見ていた『愛しの金枝玉葉』とは違って、ヤラシイ本の下巻を待ち焦がれるプレイボーイぶりを発揮してます(笑)
脇を飾るキャストも豪華です。
貸本屋の店主に『ファンタスティックカップル』の室長役だったキム・グァンギュさんがいたり、ユニのお母さんにはキム・ミギョンさん。色んな役を演じ分けるキム・ガプスさんがソンジュンの父、この重厚感！イ・ジェヨンさんが悪徳な雰囲気の漂う兵曹判書を演じてます。
古語？なんでしょうか、少し難しめの言葉が出てきますが、ＢＳジャパンのサイトに用語解説がありますので参考にどうぞ。
最初の合言葉のシーンの補足をしときますと、ユニの「芸はクマが演じるもの」に対し、依頼人は「金は王殿（中国人を指す俗称）が受け取る」と答える事になっていたのですが、ソンジュンが「金は胡人（中国人を指す文語）が受け取る」と答えたので、ユニは同義語で答えたソンジュンを依頼人だと勘違いしたのでした。
これからどうやってユニが成均館に入学することになるのか、まずはそこに注目ですね。
そしてその前に、官軍から追われてしまった二人はどうやってピンチを切り抜けるのか!?来週は月曜日のみの放送のようです。
メインになる４人。パク・ミニョンさんとパク・ユチョンくんは、このドラマで初見なので、これから期待してます♪
ん～、ユ・アインくん、本当に渋カッコ良くなりましたね～。
ん～、ユ・アインくん、本当に渋カッコ良くなりましたね～。
