東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

入札公告 平成28年度北九州市における廃棄物発電のネットワーク化に関する実現可能性調査委託業務

2016年07月14日 20時08分24秒 | ごみ全般/環境政策

環境省 2016年7月14日

平成28年度北九州市における廃棄物発電のネットワーク化に関する実現可能性調査委託業務 【総合評価落札方式】

入札公告

次のとおり一般競争入札に付します。

平成28年7月14日

支出負担行為担当官
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長

中井 徳太郎


1 競争入札に付する事項

(1)件名   平成28年度北九州市における廃棄物発電のネットワーク化に関する実現可能性調査委託業務

(2)仕様等  入札説明書による。

(3)納入期限 平成29年3月31日

(4)納入場所 入札説明書による。

(5)入札方法 本件は、入札に併せて技術等の提案書を受け付け、価格と技術等の総合評価によって落札者を決定する総合評価落札方式の入札である。
  入札金額については、業務に要する一切の費用を含めた額とする。落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の8%に相当する額を加算した金 額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てるものとする。)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であ るか免税事業者であるかを問わず、見積もった契約金額の108分の100に相当する金額を入札書に記載すること。

詳細は~

入札説明書 [PDF 278.1 KB]   契約書(案) [PDF 127.9 KB]   仕様書等 [PDF 1.2 MB]

 

環境省の入札公告
昨年度も「平成27年度北九州市における廃棄物発電のネットワーク化に関する実現可能性調査委託業務 【総合評価落札方式】」を実施していた。福島市でも同様の調査のネットワーク化の委託業務で入札公告。

なぜ、環境省が、毎年毎年、このような調査を行う必要があるのか?
昨年の環境ビジネスオンラインによると、「廃棄物発電、ネットワーク化すれば事業は成り立つか? 調査事業者を募集」ということのようだが、、

北九州市の廃棄物発電のネットワーク化の該当施設は、新門司工場(新日鉄シャフト炉)、 皇后崎工場 、 日明工場
毎年、環境省で発表する「一般廃棄物の排出及び処理状況等」のエネルギー回収 (ごみ処理量当たりの発電電力量 )取組の上位10工場の中に、最近は新門司工場、以前は皇后崎工場も名前を連ねていたが、、、

 


 

北九州市ホームページから

ごみ処理施設の案内

北九州市 新門司工場
工場概要
敷地面積(平方メートル) 51,038
建物面積(平方メートル) 23,952
建設年月 平成19年3月
建設費(百万円) 22,900
形式 連続運転式ごみ焼却施設(シャフト式ガス化溶融炉)
処理能力・焼却実績 720トン(1日当たり)(240トン×3炉)
約150,000トン(平成23年度実績)
排ガス処理 乾式有害ガス除去装置(バグフィルタ)・触媒反応塔
余熱の利用
発電:蒸気タービン 出力:23,500kW
   年間発電量(平成23年度実績)・・・・・83,600MWh
   場内で利用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38,200MWh
   余った電気を九州電力へ売電・・・・45,400MWh
蒸気:場内および新門司環境センターの空調・給湯。

北九州市 日明工場
工場概要
敷地面積(平方メートル) 33,933
建物面積(平方メートル) 15,726
建設年月 平成3年3月
建設費(百万円) 12,500
形式 連続運転式ごみ焼却炉(ストーカー式)
処理能力・焼却実績 600トン(1日当たり)(200トン×3基)
約115,000トン(平成23年度実績)
排ガス処理 乾式有害ガス除去装置(バクフィルタ)
余熱の利用
発電:蒸気タービン 出力:6,000kW
   年間発電量(平成23年度実績)・・・・30,600MWh
   場内で利用・・・・・・・・・・・・・・・・・・15,100MWh
   日明浄化センターで利用・・・・・・・13,800MWh
   余った電気を九州電力へ売電・・・・・1,700MWh
蒸気:場内空調・給湯、中央卸売市場の空調、日明浄化センター内の汚泥乾燥機で利用。

北九州市 皇后崎工場
工場概要
敷地面積(平方メートル) 40,925
建物面積(平方メートル) 27,719
建設年月 平成10年6月
建設費(百万円) 34,500
形式 連続運転式ごみ焼却施設(ストーカー式)
処理能力・焼却実績 810トン(1日当たり)(270トン×3基)
約180,000トン(平成23年度実績)
排ガス処理 半乾式有害ガス除去装置(バグフィルター)
余熱の利用
発電:スーパーごみ発電システム 出力:36,340kW
   ガスタービン  7,040kW
   蒸気タービン  29,300kW
 年間発電量(平成23年度)・・・・・・・・・・78,000MWh
   場内で利用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31,500MWh
   皇后崎浄化センターで利用・・・・・・・・9,700MWh
   余った電気を九州電力へ売電・・・・36,800MWh
蒸気:場内空調・給湯、皇后崎環境センター給湯、東折尾地区熱供給システムへ蒸気供給(平成13年~)




 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「残留性有機汚染物質に関す... | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ごみ全般/環境政策」カテゴリの最新記事