日立造船「英国でごみ焼却発電プラントを受注」から
脱炭素社会もどこ吹く風か、
年々、東南アジアのみならず、
EUや英国での焼却炉受注が増えている、、、
2021年07月09日
英国でごみ焼却発電プラントを受注
日立造船株式会社の100%子会社で、ごみ焼却発電プラントの設計、建設、保守などを手がけるHitachi Zosen Inova AG(スイス、以下、HZI)は、このほど、enfinium Skelton Grange Limited(以下、enfinium)より、ごみ焼却発電プラントを受注しました。
本プラントは、英国ウェスト・ヨークシャー州の都市リーズに新たに建設するもので、enfiniumより、HZIがごみ焼却発電プラントの建設工事を請け負います。
本プラント稼働後は、ヨークシャーや近隣地域から回収される年間41万トンの廃棄物が処理され、10万世帯以上の電力供給量に相当する電力が供給されます。
当社グループは、国内外で約1,000件のごみ処理プラントを納めており、英国においても2006年に初受注して以降、英国とアイルランドでこれまで14件のごみ焼却発電プラントを受注しておりました。
当社グループは、今後もごみの衛生的な処理やクリーンエネルギー技術を通じ、国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)達成や世界の環境問題解決に積極的に取り組んでいきます。
なお、本件の概要は以下のとおりです。
1.発注者 :enfinium Skelton Grange Limited
2.建設地 :英国 ウェスト・ヨークシャー州 リーズ スケルトン・グレンジ
3.ごみ処理量:41万t/年(ストーカ式焼却炉)
4.発電出力 :49MW