「平成25年度 落札結果一覧表」が公表された。
江東区、容器包装プラスチックの再資源化、久しぶりに材料リサイクルとなった。
日本容器包装リサイクル協会(平成25年4月5日)
■平成25年度 落札結果一覧表
23区、昨年度は、ケミカルリサイクルでガス化がずいぶん多かったが、今年度は材料リサイクルが増えている。エム・エム・プラスチックもたくさん落札できてよかったな~ジャパンリサイクルどうしたのだろう、価格の変動もずいぶんあるようだが、とりあえず~
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●23区 容器包装プラスチックの分別収集実施区の推移
23区の場合、区別の人口差が大きいので、それぞれの区の中での推移を~
はやいもので、容器包装リサイクル法施行後、後発のその他プラスチックがはじまって7年が経過した。23区でも、杉並、中野に続き、今年度は指定法人ルートでの実施は14区となった。リサイクル、分別収集量の増加が望ましいのかどうかは意見が分かれる。とくにプラスチックについては判断が難しい。そして、容リ法、指定法人ルートの場合は、計画量(契約量)と、実績の乖離をできるだけなくすように求められる。計画量などが、再商品化委託料金の算出基準に係わるのだろう。(再商品化費用を容器包装プラスチックの生産・利用事業者から集める際の。)これまでは、多く集めて、再商品化量が少なかった場合は、事業者に戻していたが、今は、その余剰分は、「市町村への資金拠出」として配分される制度になっている。ということで、計画と実績の乖離が少なくなるように、市町村も、年々実態を見極めながら無理な計画量を出さなくなった。23区の平成25年度の契約量は24年度よりも350トン減少している。
●容リ協会との容器包装プラスチックの契約量と実績量
●23区容器包装プラスチック再商品化 事業者別
例年、契約量からみると、新日鉄のコークス炉化学原料化が多いのだが、今年度は、昭和電工のガス化がずいぶん増えている。そして、23区においては、材料リサイクルは、昨年度でも契約量で17%だったのだが、今年度は37%に増えている。ケミカルリサイクルの単価が年々上昇傾向にあるのに比べ、材料リサイクルは、かなり単価を下げてきている。ということで、江東区も材料リサイクルになった。容リ法にも問題多し、プラスチックの資源化も問題多し、結局は、容リ法改正も、可能な限りの容器包装の削減などに結びつく施策にしなければ~
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●再商品化手法別の落札単価
平成24年度の白色トレイが207,444円/トン(23年度24,634円/トン)の異常な高値、
平成25年度は120,695円/トンとはなっているが、まだまだ異常といえる、、、
平成25年度プラスチック製容器包装再商品化事業者(白色トレイを除く)の
入札選定における上限値= 95,000円/トン
ケミカルリサイクルの単価が年々上昇傾向にあるのに比べ、材料リサイクルは、かなり単価を下げてきている。
※1 PETボトルおよび紙製容器包装における落札価格の「▲」表示は、有償(再商品化事業者から容リ協会への支払)を意味します。上表では逆有償分も含めた加重平均単価が表示されています。
※2 平成25年度のPETボトルの落札単価は、上半期分(平成25年4月~9月)の単価です。
※3 白色トレイ: 食品用白色発泡性スチロールトレイ
※4 プラスチック: 白色トレイ(食品用白色発泡性スチロールトレイ)を除くプラスチック製容器包装
●全国での再商品化事業者別 落札数量(プラスチック製容器包装)
●主な材料リサイクル落札事業者と落札数量
JFEプラリソース株式会社 30,440トン
株式会社広島リサイクルセンター 28,748トン
株式会社エコポート九州 16,760トン
株式会社エコスファクトリー 16,650トン
株式会社グリーンループ 16,650トン
株式会社富山環境整備 16,008トン
株式会社湯沢クリーンセンター 15,496トン
株式会社日本アクシィーズ 12,920トン
旭鉱石株式会社 10,880トン
株式会社広島企業 10,550トン
エム・エム・プラスチック株式会社 10,547トン
新港リサイクル株式会社 9,870トン
田中石灰工業株式会社 9,787トン
株式会社ジェー・エー・シー 9,659トン
福井環境事業株式会社 9,130トン
リ・パレット株式会社 9,068トン
株式会社シーピーアール 8,230トン
太誠産業株式会社 7,864トン
株式会社シティ・サービス 7,500トン
株式会社エコパレット滋賀 7,440トン
とりあえず~
関連(本ブログ) 平成24年度の状況↓↓
■23区 容器包装プラスチックの再商品化落札結果(平成24年度)指定法人ルート(2012年04月06日)
■容リ法第10条の2による 平成23年度分の市町村への資金拠出 (総額 約24億円)【23区分(1億3千万円)明細】(2012年09月25日)
■容リプラ再商品化施設見学(その2) 材料リサイクル/エム・エム・プラスチック(2009年05月23日)
※表やグラフはすべて日本容器包装リサイクル協会資料から作成
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