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東京都 平成23 年度流通魚介類のPCB、有機スズ等汚染実態調査 (概要版)

2012年11月13日 11時21分50秒 |  PCB/DXN類など
東京都HPより
■平成23 年度 流通魚介類のPCB、有機スズ等汚染実態調査 (概要版)
PCB 等の化学物質については、流通魚介類の汚染状況を把握するため調査を実施している。
これらの物質については、平成11 年より内分泌かく乱作用の観点から検出下限を1ppb(0.001mg/kg)として調査を実施した。
平成23 年度の結果は以下のとおりである。
1 調査の概要
(1) 平成 23 年4 月から平成24 年3 月まで
(2) 調査検体及び検体数
中央卸売市場に流通する魚介類126 魚種の可食部302 検体
(3) 調査対象物質
PCB、TBT、TPT、ドリン類(3 種類)及びクロルデン類(5 種類)
(4) 検査機関
東京都健康安全研究センター
財団法人 日本食品分析センター
2 調査結果
表省略
3 まとめ
(1) PCB は144 検体中126 検体(87.5%)、TBT は144 検体中70 検体(48.6%)、TPT は144 検体中101 検体(70.1%)から検出された。
(2) PCB の暫定的規制値(遠洋沖合魚介類0.5ppm、内海内湾魚介類3ppm)を超える検体はなかった。
(3) ドリン類(3 種類)のうち、アルドリン、エンドリンおよびディルドリンいずれも検出されなかった。また、クロルデン類(5 種類)のうち、Trans-クロルデンが40 検体中2 検体(5.0%)、cis-クロルデンが40 検体中17 検体(42.5%)、trans-ノナクロルが40 検体中8検体(20.0%)、cis-ノナクロルが40 検体中3 検体(7.5%)から検出された。オキシクロルデンは検出されなかった。
(4) 近海性魚介類と遠海性魚介類を比較すると、PCB の平均値は近海性魚介類のほうが高値を示した。TBT およびTPT の平均値は近海性魚介類と遠海性魚介類で同じ値を示した。
詳細は:http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2012/11/DATA/60mbc103.pdf

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