東京23区のごみ問題を考える

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名古屋市 蛍光管・水銀体温計・水銀温度計の分け方・出し方(平成29年10月開始)

2017年09月29日 15時22分47秒 |  PCB/DXN類など

朝日新聞で「 水銀含む家庭ゴミ「戸別回収しません」 水俣条約で名古屋市」という記事が出ていたので、、、名古屋市のホームページをチェックしてみた。名古屋市では、これまで蛍光灯と水銀を使った温度計や体温計を「不燃ごみ」として各戸で回収してきたが、平成29年10月1日から拠点回収を開始するというもの。

蛍光灯などの水銀含む廃棄物を、堂々と「不燃ごみ」扱いで集めるのは東京23区だけかと思っていたが、名古屋市もそうだったのだ。しかし、名古屋市は、10月1日から拠点回収ではあれ、水銀含む蛍光管・水銀体温計・水銀温度計は拠点回収で資源化・適正処理をするそうだ。

23区の場合も、拠点回収を実施している区も増えてきたが、、、しかし、確実に集めるには拠点回収では手ぬるいような気もする。江東区でも、スーパーや電気店の店頭拠点回収を長らくやっていたが、ステーション回収にしてからは回収量が大幅に増えてきた。

いずれ23区の全ての区でも何らかの対応をするのだろうが、、、やることがおそい、、、いつまでたっても「不燃ごみ」扱いは問題である。東京都が率先して、はっきりと、蛍光管・水銀体温計・水銀温度計など水銀含む廃棄物は「埋立不適物」ということで埋立処分場への搬入を禁止すべきである。水銀含む廃棄物を「不燃ごみ」の区分から確実に外さなければ、各区のわずかなか所の拠点回収だけでは不完全である。

 

名古屋市 最終更新日:2017年8月30日

蛍光管・水銀体温計・水銀温度計の分け方・出し方(平成29年10月開始)

蛍光管等は回収拠点へお持ち込みください!

 水銀によって人の健康や環境を害するリスクを減らしていくことを目的とした「水銀に関する水俣条約」や「水銀汚染防止法」に対応し、蛍光管等に含まれる水銀を資源化・適正処理するため、平成29年10月1日から拠点回収を開始します。

対象となるもの

  • 蛍光管
  • 水銀体温計
  • 水銀温度計
蛍光管・水銀体温計・水銀温度計のイラスト。

対象とならないもの

  • 白熱電球LED製品不燃ごみでお出しください。
  • 割れた蛍光管・水銀体温計・水銀温度計は、丈夫な紙などに包み、「キケン」と表示して不燃ごみでお出しください。
  • 電子式体温計は小型家電回収ボックスにお出しいただくか、可燃ごみでお出しください。
  • アルコール温度計は不燃ごみでお出しください。
  • 水銀血圧計は市では収集しません。販売店などにご相談ください。
白熱電球・LED製品、割れた蛍光管・水銀体温計・水銀温度計のイラスト。

出し方

蛍光管

  • 各区の環境事業所または家電販売店・ホームセンターなどの蛍光管回収協力店舗にお持ち込みください。
  • 回収時間は、原則各施設の営業(開庁)時間に準じます
  • 回収ボックスを設置している拠点では、回収ボックスに入れてください。

水銀体温計・水銀温度計

  開庁時間:月曜日から金曜日(年末年始を除く) 午前8時から午後4時45分

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