東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

23区 排ガス中水銀濃度の自己規制値超過で焼却炉を停止(中央清掃工場及び光が丘清掃工場)

2014年02月10日 16時58分14秒 | 東京23区のごみ

東京二十三区清掃一部事務組合 平成26年2月10日
■水銀混入ごみによる中央清掃工場及び光が丘清掃工場の停止について
中央清掃工場及び光が丘清掃工場において、いずれも2号焼却炉の排ガス中水銀濃度が自己規制値※1(0.05mg/m3N)を超えたため、直ちに焼却炉を停止しました。※2
なお、排ガス中の水銀濃度が一時的に自己規制値を超えることがあっても、周辺地域に環境汚染や健康被害を生じることはありません。
区民、事業者の皆様におかれましては、適正なごみの出し方に従い排出されるようお願いします。
経緯及び今後の見通しについては下記のとおりです。

1中央清掃工場 2号炉
・停止日時 平成26年2月8日(土) 12時53分
・経 緯 2月8日(土) 10時54分 排ガス水銀濃度上昇
 12時00分 煙突入口水銀濃度0.158 mg/m3N(1時間平均値)
 12時53分 焼却炉停止操作開始
2 光が丘清掃工場 2号炉
・停止日時 平成26年2月10日(月) 12時50分
・経 緯 2月10日(月) 10時59分 排ガス水銀濃度上昇
 12時00分 煙突入口水銀濃度0.165 mg/m3N(1時間平均値)
 12時50分 焼却炉停止操作開始
3 今後の見通し
設備の汚染状況調査と清掃等の対策を実施した後、立上げ予定
4 不適正ごみの搬入防止
プラント設備の機能などを脅かす不適正ごみの搬入防止に向けて、搬入物検査の強化及び23区と連携して対策を継続して講じていきます。
各区においても、ごみの適正排出について区民・事業者への周知徹底をお願いします。
※1 排ガス中の水銀に関して法律による基準はありませんが、東京二十三区清掃一部事務組合の清掃工場においては自己規制値(0.05mg/m3N)を定め、その遵守を徹底しています。
※2 中央清掃工場及び光が丘清掃工場のいずれも1号炉は、正常に焼却処理を行っています。

昨年9月の江戸川清掃工場以来、
同時期に中央、光が丘での水銀による焼却炉停止でダブルパンチ、、
連鎖反応? 玉突き?
これまで、アスベストと同様、
水銀も,概ね同じ清掃工場で自己規制値超過で焼却炉停止が起きている。
光が丘は過去にもあったが、中央ははじめて、、、
大島の災害廃棄物の受入は、先月は、中央清掃工場のみの受入で29.25トンとなっているが、、、その影響??


水銀混入ごみにより停止した焼却炉の復旧状況等

焼却炉停止等の経過

水銀混入ごみにより停止した焼却炉の復旧状況等(平成22年6月から平成23年3月)

焼却炉停止等の経過


参考
●これまで水銀混入ごみにより炉停止した清掃工場




☆光が丘清掃工場は大半が区収集ごみ。
中央清掃工場は、区収集ごみ46%:持込みごみは54%(平成24年度)

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