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映画 『あの日の声を探して』 (原題「The Search」)

2015年04月27日 16時31分36秒 | 映画・観劇など

 

映画 『あの日の声を探して』

映画.com 解説
第84回アカデミー賞受賞作「アーティスト」のミシェル・アザナビシウス監 督が、戦争で両親と声を失った少年が難民キャンプで懸命に生きる姿を描いたヒューマンドラマ。ナチスによって収容所に送られ、母と生き別れた少年をアメリ カ兵が助けるという物語を描いたフレッド・ジンネマン監督の「山河遥かなり」(1947)に着想を得て、物語の舞台をロシアに侵攻された99年のチェチェ ンに置き換えて描いた。両親を銃殺されたショックで声を失った9歳の少年ハジは、赤ん坊の弟を見知らぬ人の家の前に置き、ひとり放浪する。やがてハジはフ ランスから調査にきたEU職員のキャロルと出会う。戦争を目の前に自身の無力さを痛感するキャロルは、せめてハジだけでも守ろうと決意する。アザナビシウ ス監督のパートナーで、「アーティスト」でアカデミー賞候補にもなった女優ベレニス・ベジョが、キャロル役を演じている。

監督  ミシェル・アザナビシウス
原題  The Search
製作年 2014年
製作国 フランス・グルジア合作

 

今朝、映画に行く前に、
毎朝聞いている J-WAVE おはようモーニングに、
偶然アザナヴィシウス監督が登場
してびっくり!!
インタビュー形式で、、、別所哲也さんといろいろしゃべっていて、、、
まずは、「アーティスト」のはなしで盛り上がり、「あの日の声を探して」も、こういう現実がもし自分の身に起きた場合はということを考えて、、そして、リアルティーを出すために、手持ちカメラ多用とか、また、監督は、なんでも(古い?)日本びいきで、、、東京もあちこち歩いて、、小林旭のレコードを買ったという話まで、、、それを聞き終えて、映画に行った~

チェチェ ン紛争、ロシアの侵攻、、本当に悲惨な現実、、、
武力衝突であれ、紛争であれ、あきらかに侵攻は侵攻、そこで犠牲になる多くの民間人、そして子ども達、、、
世界各地で、殺戮は繰り返される、いまなおどこかで悲劇は起きている、
どうして人間どおしが憎しみあい、殺すのだろうか、、
日本にいると、ニュースでも、あまり詳しいことは報道されない、、
よく、こういう映画が創れたとほんとうに驚く、、

映画は、両親を銃殺された9歳の少年ハジ、EU職員キャロル、ロシア兵のコーリャ、それぞれをとおして戦争の悲惨さを映し出す。突如、兵役となるコーリャの側から見ても、戦争の狂気は凄まじい。殺し合い、憎しみ合いの連鎖を断ち切らないと,明日はない。戦争の悲劇は日本でも十分に経験済みなのに、武力行使や、後方支援を積極的平和主義などとのたまう国が悲しい。

 

 

 

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