東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

東京都「大人のための環境見学会」粗大ごみ破砕処理施設、不燃ごみ処理センター、東京風ぐるま

2012年11月17日 20時27分26秒 | 東京23区のごみ

☆粗大ごみ破砕処理施設、畳裁断機、なんと~四角く裁断されるスグレモノ、スバラシイ!!

東京都主催の見学会なのに~
清掃一組の粗大ごみと不燃ごみの施設見学というのも、実におかしいのではあるが~ 
本来なら、埋立処分場の見学コースとなるところ、福島原発事故由来の放射性廃棄物(下水汚泥やごみの焼却灰等)が仮置きや埋め立てられている関係から、東京都としては、小学生の施設見学など一般の人の埋立処分場への立入見学会を自粛しているということである。従って、埋立処分場関連は説明会の会場でビデオ観賞である。

「大人のための環境見学会」として土曜日の企画、
あいにくの雨の中、申込は30名近くあったそうだが、キャンセル相次ぎ、9名の参加でアットホームに~
埋立処分場の見学かねての見学会、これまで何度か参加したことあるのだが、今日の女性広報担当者は、とても説明がよかった。申し分ないほど要点をコンパクトにまとめて、とてもわかりやすく説明していた。しかし、やはり見学はバスのなかから、見学者が降りてうろちょろ歩かれると作業の妨げになるのだろうな~~残念。


■「大人のための環境見学会」
粗大ごみ破砕処理施設、不燃ごみ処理センター、東京風ぐるま


粗大ごみ破砕処理施設
左上から、破砕された木くずが落ちてくるようだが、
ちょうど切りよくきれいに片づきトラックに積み込まれたところ





破砕前の粗大ごみ
平成22年度の粗大ごみ第1位ふとん、第2位箱物家具、第3位いす
実際は、畳もかなりある





手作業で選別 → 15センチ以下に破砕 → 磁選機で鉄分回収



破砕機ハンマー、左が使用前の形状、右はそれぞれ摩耗して



不燃ごみ処理センター(第一プラント休止中、第二プラント稼働)
プラスチック類を可燃ごみにしたことで、不燃ごみ量は激減
今後は、不燃ごみと粗大ごみを共通処理施設として改造する計画もあり





1、2の間の供給コンベヤにごみを投入、回転式破砕機で破砕





スプリング入りマットレスなどを手作業で処理
(本来は、適正処理困難物で事業者責任で処理させるべき)



排水処理施設
東京都の埋立処分場、必要経費の半分は排水処理に要するようだ



バスに乗ったままでの見学コースではこの程度、
ビデオはわかりやすくなっていたが、
結局は、粗大ごみ破砕後の“木くず”以外はどこに集められているのか、
不燃ごみの、破砕処理工程もよくわからない、
金属類はどこからでるのか、破砕残さはどのようになっているのか、
やはり実際にみてみたい~

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

東京23区のごみ」カテゴリの最新記事