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エコシステム山陽㈱が微量PCB廃棄物処理業の許可取得 トランス等の筐体を、国内初の連続式加熱炉で処理

2011年08月30日 21時52分20秒 |  PCB/DXN類など

■エコシステム山陽㈱が微量 PCB 廃棄物処理業の許可取得
トランス等の筐体を、国内初の連続式加熱炉で処理

DOWA ホールディングス株式会社 2011 年8 月29 日
http://www.dowa.co.jp/jp/ir/pdf/news2011/release110829.pdf
当社(東京都千代田区外神田四丁目14 番1 号 資本金:364 億円 社長:山田政雄)子会社のDOWAエコシステム㈱(同所 資本金:10 億円 社長:佐々木憲一)は、エコシステム山陽㈱(岡山県久米郡美咲町吉ヶ原1125 資本金:1 億円 社長:横田一夫)の新焼却炉において、微量PCB 廃棄物に係る処理業の許可を、岡山県より取得いたしました。
DOWA エコシステム㈱では、2005 年から環境省による微量PCB 汚染廃電気機器等の焼却実証試験へ複数の拠点で参画し、安全にPCB を分解・処理できることを確認してきました。これらの試験から得た知見を基にエコシステム山陽㈱では、連続式の専用焼却炉による微量PCB 汚染廃電気機器等の処理へ向け、建設および実証試験を進めてまいりました。
本処理施設は連続式の加熱炉で、固定床炉による処理に比べ昇降温のロスを大幅に減らし、48t/日という高い処理能力と低コスト化を実現しました。また本処理施設は、トランス等の電気機器筐体を連続で処理することが出来る、国内初の施設でもあります。
本処理施設は、微量PCB 廃棄物を処理できる施設としては、大臣認定を取得した4 施設に続き、国内で5 件目(DOWA グループでは2 件目)となります。DOWA グループでは、確実かつ安全に微量PCB 廃棄物の処理を行い、2016 年7 月を法定期限とするPCB 廃棄物の処理推進へ、貢献してまいり
ます。
【今回取得した許可の概要】
1)取得日 : 2011 年8 月19 日
2)許可を受けた施設 : エコシステム山陽㈱ 焼却施設3
3)対象物および処理能力: 微量PCB 汚染廃電気機器等(絶縁油抜油後の電気機器)、48t/日
【DOWA グループの微量PCB 廃棄物処理体制】
事業所名 所在 処理対象物 処理への取り組み状況
エコシステム山陽㈱岡山県 微量 PCB 汚染廃電気機器2011 年8 月岡山県による許可取得、
2011 年10 月上旬受入開始予定
エコシステム秋田㈱秋田県 微量 PCB 汚染絶縁油大臣認定申請中
エコシステム小坂㈱秋田県 微量 PCB 汚染絶縁油大臣認定申請準備中
光和精鉱㈱福岡県
微量 PCB 汚染絶縁油および
廃電気機器
2010 年12 月大臣認定取得、
2011 年4 月受入開始

エコシステム山陽㈱、環境省からに大臣認定の発表はまだない。見落としたのか、、、
焼却実証試験も環境省の発表はなかったので、TRP同様、環境省を通さずの実証試験なのか?!


2011/10/1 追記
第1回「PCB廃棄物適正処理推進に関する検討委員会」で、
エコシステム山陽(株)は微量PCB汚染廃電気機器等に係る都道府県・政令市の許可事業者ということであった。



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