東京23区のごみ問題を考える

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23区 今夏の清掃工場の電力対策取組み結果について

2012年11月12日 10時32分20秒 | 東京23区のごみ

※ 括弧内の数値は1世帯あたりの平均消費電力0.384kWにより換算した世帯数(単位:千世帯)を表す。
 (1世帯あたりの平均消費電力は平成24年度 数表で見る東京電力 家庭の電力需要より算出)
※ 数値については速報値のため年報等と異なる場合があります。
☆グラフは東京二十三区清掃一部事務組合「今夏の清掃工場の電力対策取組み結果について」より


東京二十三区清掃一部事務組合HP(平成24年11月7日)
■今夏の清掃工場の電力対策取組み結果について
 今夏の清掃工場の電力対策として、4つの取組み※1により清掃工場からの電力供給(送電電力)を増量しました。また、同時に最大使用電力(受電電力)の抑制にも努めました。
 これらの対策の取組み結果は下記のとおりです。なお、今後も当組合は電力需給の状況について注視し、的確な施設の運用を図っていきます。

1 電力供給(送電電力)の増量
(1) 灰溶融炉1炉稼働による目標送電電力58,000kWは、おおむね達成しました。なお、灰溶融炉1炉稼働による節電対策は現在も継続的に実施中です。
(2) 灰溶融炉全停止及び集中焼却による目標送電電力73,000kWは、おおむね近い値で推移しました。
(3) 上記の取組みと焼却量の調整による目標送電電力80,000kWは、
8月1日(水)15時に今夏の最大送電電力83,100kWを記録し目標を達成することができました。
2 使用電力(受電電力)の抑制
 送排風機の一部停止等による省エネ対策を実施し、期間中の受電電力抑制に取り組みました。期間中の休日を除く9時から20時の最大受電電力は20,000kWとなり、前々年同期の最大受電電力33,600 kWに比べ、40%減の抑制となりました。
3 平均電力(7~9月) (図-1)(表-1)
 今夏の発電、受電、送電、総使用電力の3か月間の平均はそれぞれ前々年同期に比べ3.8%増、46%減、11%増、13%減となりました。
 また、受電減、送電増による買電電力料金と売電電力収入の増減は表-1のとおりです
詳細は:http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/gijutsu/oshirase/documents/h24denryokukekka.pdf

23区の清掃工場、2011年の電力使用制限令(電気事業法第27条による電気の使用制限)の対応に比較すると、2012年夏場の発電、受電、送電、総使用電力は多少の増減はあったものの、それでも2010年に比較するとかなりの発電増加と使用電力の減少となったようだ。
平成24年7~9月と平成22年7~9月を比較すると、買電は125百万円の減額、売電は239百万円の増額~


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