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環境省 低濃度PCB廃棄物の焼却実証試験の実施について(エコシステム小坂)

2013年07月02日 20時50分51秒 |  PCB/DXN類など
環境省 平成25年7月2日
■低濃度PCB廃棄物の焼却実証試験の実施について(お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16851
 環境省は、秋田県及びエコシステム小坂株式会社の協力を得て、低濃度PCB廃棄物の焼却実証試験を実施することとしましたのでお知らせいたします。
1.趣旨
 環境省では、低濃度PCB廃棄物の処理体制の整備を図るため、平成17年度から、既存の産業廃棄物処理施設等において、焼却実証試験を行い、安全かつ確実に処理できることを確認してきました。
 環境省では、低濃度PCB廃棄物の処理体制の検討に向け、処理の安全性及び確実性を確認する観点から、焼却実証試験を引き続き行うこととしており、今般、関係自治体である秋田県及び産業廃棄物処理施設の設置者であるエコシステム小坂株式会社の協力を得て、焼却実証試験を実施することとしましたので、お知らせいたします。
 焼却実証試験の概要は、以下のとおりです。
2.焼却実証試験の概要
(1)実施場所及び実施期間
 エコシステム小坂株式会社(秋田県鹿角郡小坂町)
  平成25年7月9日(火)~7月11日(木)
(2)実施内容
 エコシステム小坂株式会社において、低濃度PCB廃棄物である橋梁の塗膜くず、塗膜剥離時に発生した養生材(防護具類、シート、ウエス等)及び研磨材を焼却し、処理後の燃え殻、ばいじん、排ガス及び周辺大気等のPCB濃度等を分析することにより、周辺環境に影響を及ぼすことなく安全かつ確実に処理されていることを確認します。
 焼却は、燃焼ガスの温度を850℃以上に保ちつつ、2秒以上滞留させて行うものとします。
 なお、実施に当たっては、廃棄物処理、分析、健康影響等に関する専門家の助言を得ることとします。
3.これまでの焼却実証試験の実施状況
 平成18年3月から平成24年10月にかけて、低濃度PCB廃棄物を試験試料として用いた焼却実証試験を14箇所の施設で合計33回実施し、いずれも試験試料が安全かつ確実に処理されたことを確認しています。


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