柏市中央体育館の周辺で国の基準値(毎時0.23マイクロシーベルト)を超える空間放射線量が測定されたことで、柏市は、3月末までに、市内の公共施設(200~300カ所)の空間放射線量を緊急的に測定するようだ。
千葉県のモニタリングポストの測定結果を見ると、柏市、香取市、印西市と放射線量はまだまだ高めにみえるが、、
柏市のホームページをみると、「柏市は平成23年12月に国から汚染状況重点調査地域の指定を受け、柏市除染実施計画に沿った除染を実施しました。 これにより、除染実施施設の放射線量は大きく低減しました。また、市内全域の放射線量についても、半減期や風雨により低減し、現在では事故以前に測定されていた放射線量(0.05-0.1マイクロシーベルト毎時)に近づいている状況です。」となっていて、事故以前から0.05-0.1マイクロシーベルト毎時あったのだ、、日本国内も地域によってだいぶん違う、、、
東京新聞 2017年2月8日
柏市中央体育館の周辺で国の基準値(毎時〇・二三マイクロシーベルト)を超える空間放射線量が測定されたことを受け、市は、市内の公共施設の空間放射線量を測定する緊急点検の実施を決めた。三月末までに二百~三百カ所で測定する。
八日に各課が対応を協議する。緊急点検は市立の保育園や小中学校、スポーツ施設などで進める。汚泥や落ち葉がたまりやすい側溝、植え込み、雨どいを中心に、空間放射線量を測る。全公共施設を対象とする測定は二〇一五年以来。
一方、高い線量が確認された同体育館や隣接の文化会館周辺の除染は九日に終える予定という。 (堀場達)
■ 「体育館敷地の植え込みで高線量 柏市、公共施設を緊急点検 業者らに線量測定義務付けへ」
gooニュース(千葉日報) 2017年2月8日
千葉県柏市中央体育館(柏市柏下)の敷地内で、国の測定基準値(毎時0・23マイクロシーベルト)を上回る空間放射線量が測定されていたことが、6日までに同市などへの取材で分かった。既に除染は終了した。同市は、雨水配管などからの雨水の流出に加え、側溝清掃汚泥の不適正な処理も原因となったと判断。市内公共施設の植え込みや雨どい下を対象に、汚泥の処理状況や線量測定などの緊急点検を行うとともに、今後は業者らに側溝清掃時の線量測定を義務付ける方針だ。
…市外在住者から6マイクロシーベルトを検出したと報告を受け同課が1月5日に測定したところ、地表から高さ5センチで5・5マイクロシーベルト、国が測定基準とする同1メートルで基準値を超える0・32マイクロシーベルトが記録された。…
国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠 - 東京都環境局
これは、放射性物質が面的に存在し、一年を同じような放射線量の場所で過ごすことを想定した地域の面的な汚染を判断していくための要件です。 ... 追加被ばく線量年間1ミリシーベルト(mSv)を、一時間当たりに換算すると、毎時0.19マイクロシーベルト(μSv)と考えられます。 ... 0.19 (事故由来分)+0.04 (自然放射線分)=毎時0.23マイクロシーベルト(μSv) ... 省)の除染等に関する考え方 · 国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠 · 国(文部科学省)示す周辺より毎時1マイクロシーベルト以上高い箇所 ...
追加被ばく線量年間1ミリシーベルトの考え方(環境省)
千葉県、柏市、香取市、印西市と放射線量はいまでも高い、、、
千葉県によるモニタリングポスト測定
千葉県では、県内の大気中の空間放射線量の測定をするため、合計8カ所でモニタリングポストによる常時監視を行っています。
測定結果は、千葉県のホームページから確認することができます。
ちなみに東京都では、、
詳細は「環境放射線測定結果」へ
福島第一原発事故前のモニタリングポスト
過去の平常値の範囲(μSv/h(マイクロシーベルト毎時))
北海道(札幌市):0.02~0.105
青森県県(青森市):0.017~0.102
岩手県(盛岡市):0.014~0.084
宮城県(仙台市):0.0176~0.0513
秋田県(秋田市):0.022~0.086
山形県(山形市):0.025~0.082
福島県(双葉郡):0.037~0.071
茨城県(水戸市):0.036~0.056
栃木県(宇都宮市):0.030~0.067
群馬県(前橋市):0.017~0.045
埼玉県(さいたま市):0.031~0.060
千葉県(市原市):0.022~0.044
東京都(新宿区):0.028~0.079
神奈川県(茅ヶ崎市):0.035~0.069