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23区清掃一組 「放射性物質を含む一般廃棄物焼却灰の取扱いに関する緊急要望を」行いました

2011年07月13日 20時26分01秒 | 東京23区のごみ
東京二十三区清掃一部事務組合HP:http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/

■放射性物質を含む一般廃棄物焼却灰の取扱いに関する緊急要望を行いました
東京二十三区清掃一部事務組合 2011/07/13
 当組合では、東京電力福島第一原子力発電所の事故による東京23区内の一般廃棄物処理における影響を確認するため、焼却処理で発生する灰等の放射能濃度調査を実施しました。この結果、焼却に伴い発生した焼却灰(主灰及び飛灰)から、放射性物質が検出されました。国は「福島県内の災害廃棄物の処理方針」を示していますが、福島県以外の地域における放射性物質を含む廃棄物の処理に対する明確な取扱基準は示されていません。このため平成23年7月12日、東京二十三区清掃一部事務組合の西川管理者(荒川区長)が樋高環境大臣政務官のもとを訪れ、放射性物質を含む一般廃棄物焼却灰の取扱いについて 、環境大臣あての要望書を手渡しました。
 要望内容については、以下をご覧ください。
放射性物質を含む一般廃棄物焼却灰の取扱いに関する緊急要望について(PDFファイル62KB)
要望事項
1 福島県以外の地域において、放射性物質を含む焼却灰(主灰及び飛灰)の処理の取扱の基準を早急に示すこと。
2 労働作業衛生管理のため、放射性物質に汚染された一廃廃棄物の処理等の過程における作業員の安全確保のために必要な措置を具体的に示したガイドラインを示すこと。
3 放射性物質を含む焼却灰の最終処分場への運搬方法についての安全基準を示すこと。


■放射性物質の取り扱い/都下水道局・清掃一組/作業員の安全確保に注意
都政新報  [2011/07/12]
http://www.toseishimpo.co.jp/modules/news_detail/index.php?id=572
 福島第一原発の事故を受け、都内の下水の汚泥処理施設や清掃工場の焼却灰などから、高濃度の放射性物資が検出されるなどした。都下水道局や東京二十三区清掃一部事務組合などでは、内部被(ひ)曝(ばく)を抑えるため、作業員の安全確保に注意を払いながら、今後想定される汚染物質の搬出時の方法など、次々と新たな対応を迫られている。



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