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脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
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 埼玉県の和光市・朝霞市、共同でごみ処理施設整備<朝霞和光資源循環組合設立>

2020年10月12日 19時46分28秒 | ごみ全般/環境政策


埼玉県和光市と朝霞市は、令和2(2020)年10月1日に、「朝霞和光資源循環組合」を設立した。
日本経済新聞「 埼玉県の和光・朝霞両市、共同でごみ処理施設整備」によると、「和光市内に新しい処理施設を建設する予定で、2023年度までに建設事業者を選び、28年度までの稼働開始を目指す。」とのこと、、、

ごみ処理広域化基本構想」をみると、、
焼却施設は173t/日、処理方式は「焼却処理技術のうち、経済性や資源化率、処理に係る生成物の流通などの観点から、確立された技術による信頼性の高い処理方式を選定する方針とします。」となっている~

 

朝霞市 2020年10月7日更新

朝霞和光資源循環組合

ごみ処理の広域化を行う事業主体として、令和2(2020)年10月1日に、「朝霞和光資源循環組合」が設立されました。今後は、組合が主体となって、計画を進めていきます。

「朝霞和光資源循環組合のホームページ」はこちら

朝霞和光資源循環組合で担当する事務
(1)ごみ広域処理に係る計画の策定に関すること。
(2)ごみ広域処理施設の設置及び稼働後の管理運営(組合設立の際現に構成市が設置している施設に関するものを除く。)に関すること。

ごみ処理の広域化

クリーンセンター クリーンセンターのごみ焼却処理施設は、平成6(1994)年に竣工しました。これまで適切に維持管理を行ってきましたが、25年以上が経過して、老朽化による能力の低下や修繕の増加などがみられるようになり、施設の更新(建替え)が大きな課題となっています。一方で、市の財政状況などから、効率的に施設を更新することが求められています。

 同様の課題を抱えている和光市と共同で施設を更新することで、効率よく施設の更新ができる可能性があることから、朝霞市と和光市で協議を進め、ごみ処理の広域化について一定の合意に達することができました。

※ごみ処理の広域化とは・・・市町村ごとにごみ処理施設を建設・運営するのではなく、複数の市町村が広域的に共同して施設を整備し、ごみ処理を行うことをいいます。

広域化のメリット
(1)施設規模が大きくなり、効率よく熱エネルギーが回収できる。
(2)スケールメリットによる建設コスト、運営コストの低減が期待できる。

 

ごみ処理広域化基本構想市民説明会を開催します

ごみの広域処理開始に向けて、両市が検討を重ね取りまとめた「ごみ処理広域化基本構想」について、説明会を開催します。
本件に関するお問い合わせは、朝霞和光資源循環組合(電話:048-424-2253)までお願いします。

日時・会場

10月14日(水曜日) 午後7時から8時まで   和光市 坂下公民館
10月15日(木曜日) 午後7時から8時まで   朝霞市 内間木公民館
10月17日(土曜日) 午前10時から11時まで 和光市 和光市役所(6階会議室)
10月17日(土曜日) 午後2時から3時まで   朝霞市 中央公民館・コミュニティセンター

来場の際のお願い

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスクの着用にご協力ください。

ごみ処理広域化基本構想

 一般廃棄物処理をめぐる今後の社会情勢や経済情勢を踏まえ、将来にわたって安定した効率のよいごみ広域処理体制の構築を推進していくことを目的とし、朝霞・和光の両市のごみ処理の実態や、ごみ処理の広域化を進める上での課題を整理して、広域化を進めるための基本的事項を明らかにするために、「ごみ処理広域化基本構想」を令和2(2020)年5月に策定しました。

ごみ処理広域化基本構想(概要版) [PDFファイル/1.51MB]

ごみ処理広域化基本構想・その1 [PDFファイル/9.35MB]
ごみ処理広域化基本構想・その2 [PDFファイル/7.63MB]

 

朝霞市及び和光市を構成市とするごみの共同処理に関する新たな一部事務組合

朝霞和光資源循環組合

2020年10月01日  朝霞和光資源循環組合設立式が行われました

2020年10月01日  ごみ処理広域化基本構想市民説明会を開催します

 

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