東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

東京都 電気事業法第27条に基づく電気の使用制限措置の緩和決定と 今後の取組について

2011年09月12日 21時00分00秒 | 東京23区のごみ

東京都環境局 平成23年9月12日
■電気事業法第27条に基づく電気の使用制限措置の緩和決定と今後の取組について
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/attachement/kanwa-to-kongo.pdf
 日頃より、東日本大震災の影響等に伴う電力の需給逼迫に対応した省エネ・節電への取組に、特段の御理解御協力を賜り、誠に有難うございます。
 さて、電気事業法第27 条に基づき、契約電力500kW 以上の「大口需要家」に対して、罰則付きの電気の使用制限(期間:7月1日~9月22日)が課せられていましたが、9月9日をもって前倒しして終了(8月30日政府公表)することになりました。今後は、無理のない範囲で15%の需要抑制を自主的に取り組むものとされました。
 今回の決定はなにをおいても、大口需要家・小口需要家・家庭の皆様の、「節電に向けた取組」による大きな成果といえます。ここに改めて、皆様の大きな御協力に心より感謝申し上げます。
 また、照明照度の見直しや家電製品の使い方の見直しなど「これまでの電気の使い方を見直す」機会としてお取り組みいただいた今夏の節電対策は、今冬・来夏以降の電力需給対応への大きな礎となるとともに、省エネ対策はエネルギーコストの削減という効果ももたらします。
 このため、引き続き、無理のない範囲で省エネにつながる節電の取組を継続し、賢い電気の使用に努めていただきますようお願い申し上げます。
 都は今後とも皆様とともに、これまでの電気の使い方の見直しなど、今後の電力問題を考える取組を実施してまいりたいと思いますので、引き続きまして、御理解御協力を心よりお願い申し上げます。

そうです!!
「これまでの電気の使い方を見直す」「賢い電気の使用」を確実に~
そして、東京都としてのエネルギーの地産地消にできる限りの努力をしてほしい!! 
「新エネルギー研究会」検討経過の公表も~

電力使用制限令の前倒し解除で、さっそく地下鉄も通常ダイヤに戻るなり、江戸川区や足立区もこれまでの節電対策を解除するようなニュースも流れている。今後は、区民サービスなど、無理のない範囲での節電ということになるのだろうが~


ということで、
清掃一組の取組「灰溶融停止 期間:7~9月」にも変化があるのか電話で問い合わせてみたのだが、なんと、「7~9月」となっているが「7~9月22日まで」(そもそもの電力使用制限期間)であるというのである。しかし、下記の図を見る限りでは、水色部分どうみても9月30日までのようにみえるし、てっきり9月30日までと思い込んでいた。月単位の方がいろんな比較検討ができるのに残念。狐につままれた感じ~
という、そもそもの思い違いはあったけど、結果として、解除は前倒しになったけど、「国からの努力目標としての協力要請もあり当初の計画通りの取組予定」ということであった。

どちらにしても、それによる発電効果、電力使用削減効果は絶大であろう。しかし、焼却灰の埋めて処分量がどれだけ増大するのかという問題もある。処分場の問題、経費問題も併せて、一段落ついたら、効果と影響のとりまとめをホームページ上で公表してほしい。後々のためにも~


■今夏の清掃工場の発電による電力供給(送電)増量について
東京二十三区清掃一部事務組合 平成23年5月11日
1 灰溶融停止 期間:7~9月
電力消費量の大きい灰溶融施設を停止して平均で約0.8万kW電力供給を増やします。
なお、この間に発生する焼却灰等については適正に処理し、埋立処分します。

2 集中焼却 期間:7月中旬 ~ 8月中旬
補修工事の時期を一部変更するなどしてできるだけ集中的に焼却炉を稼働することにより、約2.1万kW電力供給を増やします。
3 焼却調整 期間:8月初頭 (電力需要が大きい時期に合わせて変更することがあります。)
 1日のうちで焼却量を調整するなどして電力需要ピーク時間に合わせ約1.5万kW電力供給を増やします。


※東京二十三区清掃一部事務組合「今夏の清掃工場の発電による電力供給(送電)増量について」より


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 23区 杉並清掃工場で管理値... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

東京23区のごみ」カテゴリの最新記事