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低濃度PCB汚染物の焼却実証試験(第4回)の実施結果について

2008年06月25日 20時49分34秒 |  PCB/DXN類など
環境省報道発表資料より(平成20年6月25日)
■低濃度PCB汚染物の焼却実証試験(第4回)の実施結果について(お知らせ)
 環境省は、本年3月に、関係自治体である愛媛県及び財団法人愛媛県廃棄物処理センター東予事業所の協力を得て、低濃度PCBを含む絶縁油入りコンデンサの焼却実証試験を実施しました。その結果、確実かつ周辺環境に影響を及ぼすことなく安全にPCBが分解されることを確認しました。
2.実証試験結果の概要
(1)実施場所及び実施期間
財団法人愛媛県廃棄物処理センター東予事業所(愛媛県新居浜市)
平成20年3月25日(火)~3月27日(木)(3日間)
施設の概要は、「別紙」表1参照。
(2)実施内容
現在稼働中の産業廃棄物の焼却施設に、低濃度PCBを含む絶縁油入りコンデンサを投入し、排ガス中のPCB濃度等を分析することにより、これらが適正に処理されていることを確認しました。
また、実施に当たっては、専門家(廃棄物処理、分析、健康影響等)の助言を得て行いました。
なお、本試験においては、燃焼ガス温度を1,100℃以上に保ちつつ、2秒以上滞留させて行いました。

詳細は
■低濃度PCB汚染物の焼却実証試験(第4回)の実施結果について(お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=9884
■施設の概要、大気中のPCB及びダイオキシン類の濃度
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=11670&hou_id=9884

●排ガス中のPCB及びダイオキシン類の濃度については、関係法令に定める基準値等よりも低いことを確認とのこと~

●それにしても、溶融炉にコンデンサごと投入して焼却するのだから~ 低濃度PCBではあるが~ PCB化学分解処理の容器からPCB抜油、解体、洗浄、卒業判定等々~を考えるとなんと簡単なことだろうか~でもなんだか恐ろしい…

●愛媛県廃棄物処理センター東予事業所はロータリーキルン式焼却溶融炉(1,100℃以上で4.7~4.8秒)

●微量PCB混入廃重電機器の処理に関する専門委員会をいつも傍聴しているのだが、昨日(6/25)第6回は行けなかった。

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