東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

西早稲田 商店街周辺のごみステーション

2009年05月15日 18時05分27秒 | 東京23区のごみ

           

 

●ペットボトルは専用の回収ネットで収集。概ねキャップとラベルはとれていた~とてもきれいな状態!きれいなことは気持ちよかったのだが、それにしてもよくまあ~こんなに水だかお茶だか清涼飲料水だか飲んだものだと~~

●今、ペットボトルのキャップで世界の子どもにワクチンを~等という運動も流行のようではある。キャップは400個で10円。ポリオワクチンは1人分20円。800本のペットボトル消費で800個のキャップを回収、やっと1人分の子どものワクチンだから気が遠くなる話。でもこの運動は、どんなに「ペットボトルはキャップとラベルをはがして下さい」と叫んでも聞いてもらえない人たちに実に効果的なのである。イベント時の分別ステーションにキャップの回収ボックスを置くとみんな積極的に協力してくれる。

●日本のようにこんなにペットボトルを大量消費する国は、ひとり1本だけでもペットボトル消費を抑えて、その代金をそっくり寄付をすれば100円としても5人分のワクチン代になるのだが~ なんだかおかしな日本である。消費拡大のための定額給付金だとか、まだ使える家電製品の買い替え促進でエコポイント制度とか~ 頭がおかしくなりそうである。

●新宿区のごみ収集曜日は、なんと可燃ごみと資源(びん・缶・ペットボトル)の回収が同じ曜日なのだ~新宿区のホームページを見ると、地域によって「可燃ごみ」か「不燃ごみ」のどちらかが「資源(古紙・プラ)」「資源(びん・缶・ペットボトル)」の収集日と重なることが多いようだ! 
 「ペットボトルは回収作業は専用の作業員が行います。」となっているが、可燃や不燃と古紙・プラの収集が重なっている地域はどうなるのだろうか? 
 23区の場合は収集の体制も各区によって異なる。資源回収については民間委託が多いが、昨年の時点では新宿区は古紙回収も直営だったし、容器プラについては直営回収の区も多い。収集車が同じ地域を2度まわっているとすると作業効率が悪いだろうな~とついついよその区のことなのに余計なことを考えてしまった。新宿区は清掃事務所も3か所あるので、区全体の効率を考えた体制になっていないのかな~ 

●事業系のごみは有料シールで行政回収をしているのは23区で共通している。しかし、事業系の資源回収に関してはこれまた各区によって異なる。新宿区は「びん・缶・ペットボトル」も「事業者の方が出されるときは、23区推奨袋(中身が見える袋でも可)またはポリ容器に入れて、必ず有料ごみ処理券を貼付したうえで出してください。」となっていた。(23区の推奨袋制度はもう廃止されているのだが~)

●早稲田大学は都心の大学の中では緑が多いのだろうな~新緑の大隈庭園入り口
   

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

東京23区のごみ」カテゴリの最新記事