こんばんは、ガムぞうです。
では、事故発生について。
先にお伝えしたい結論を書きます。
・事故発生後すぐに、安全を確認し警察に連絡すること。(当事者同士の示談は絶対駄目)
・当事者同士での会話は必要最低限にすること(トラブルを防ぐため)
・破損した自転車はそのままの状態で自転車屋さんにもちこむこと(適正に破損評価するため)
・必ず病院を受診すること(診断書をもらい警察に提出して「人身事故」として処理してもらうため。この時、「交通事故証明書」も必ず警察に発行してもらってください。)
11月中旬になってだいぶ寒さが出て来ました。
この頃の悩みは、「走ってる最中はいいけど、一度コンビニとかに止まると体が冷えきってしまうなぁ。」なんてことでした。
就職試験の数日前だったこともあって、短めに郊外を80キロほど流して街中に帰る予定でした。無事に街中に到着。時刻はお昼過ぎ。街中は車と歩行者が多くなるので、スピードを落として注意しながら走行していました。
ある大きな交差点で、横断歩道の自転車横断帯を青信号で5キロほどのスピードで横断していました。(疋田智さんの著書「自転車道交法book」を読んでいたため。)
この「自転車横断帯を徐行して走行していたこと」がとても重要になってきます。
そこに左折車がつっこんできました。
加害者側の運転手の証言は、「巻き込み確認だけして、前方および右方向を確認せずにアクセルを踏んだ。」というものでした。
危険を確認した私はすぐさま停止。しかし、加害者運転手は前方を見ていないため車を加速させ、衝突。
私は自転車とともに道路に弾き飛ばされました。幸い私が止まっていたこともあって、柔道で習った受身を取ることはかろうじてできました。しかし、全治3週間(両ひざ・左すね・左手の捻挫)の怪我を負いました。
自転車はフレームがひしゃげ、ペダル・クランク・コントロールレバー・バーテープ・ヘルメットが破損しました。
すぐに立ち上がり、自転車を歩道に乗せ、加害者の車に道路わきに車を停止するように指示し、警察に連絡しました。
さすがにお互いに気が動転していて、口喧嘩寸前になりましたが3分もしないうちに警察官がきてくれたので、争いにはなりませんでした。
なによりも、すぐに110番することが重要だと身にしみてわかりました。
あとは、お互いの名前・住所・電話番号・勤め先を交換した以外は、極力当事者同士で会話はしないようにしました。間に警察官が入ってくれたので少し安心してその後の対応をすることができました。
事故後15分程度で事故処理車が到着。現場検証が始まりました。
最初に怪我の具合を聞かれましたが、私は興奮と緊張のあまり、痛みを感じられていませんでした。ただ、頭を強く打ったわけでもなく歩けていたので「救急車の必要はない」と伝えました。
まあ、次の日朝起きて痛みを感じるわけです(汗)
まずは、被害者である私に質問がされました。さすがに吹き飛ばされた衝撃で記憶が定かでないところもあり、説明するのに苦労しました。
しかし、できるだけ詳細に事実を伝えました。
次に加害者への質問。そこでは警察官と加害者間で押し問答が繰り広げられ、かなりの剣幕でお互いが会話をしていました。しかし、事故処理者で到着した年配の警察官の方は馴れていらっしゃるようで、冷静に対応されていました。
次に破損したお互いの自転車と車の分析。さらに私の服や靴、ヘルメットに残った傷なども詳細に見ていただきました。それを元にもう一度、現場検証の再確認がなされました。
ここで加害者側の主張が事実と異なることに警察官が気づき、また押し問答がしばらく続きました。
ただ、警察官の方から私も注意を受けました。「運転手が前方確認せずに進入してくる場合を予見していれば避けられたはず」だと。
なんだか釈然としないものを感じましたが、素直に承知しました。
警察官の方は現場検証と書類への記入が終わったとのことで帰りました。
その後は加害者側の保険会社から電話があり、今後対応する担当者と話しました。
現場での行動は以上です。
その後はすぐに車(家族にきてもらいました)に破損した自転車を積み、ロードバイクを購入したお店にもって行きました。
このとき決して乗って行っては駄目だと思います。事故で壊れた状態でもちこみ、それを第三者である自転車屋さん、適正に評価してもらう必要があるからです。
のちほど、保険会社に賠償してもらうときの必要な「見積書とどのように壊れたかの写真」を作成してもらう必要があるからです。
では今日はこの辺で。
書き忘れをちょっと
自転車も必ず保険に入っておく必要があります。(私は入っていませんでした。)このことについては次回以降にお伝えします。
ヘルメットやライト(昼間でも点灯がおすすめ)、グローブも忘れずに装着してください。
また、「事故で得をしてやろう!」と言う道を外れた人がいる、と自転車屋さんからお話を聞きました。
しかし実際に自転車事故を体験しての結論は、
「お互いに損をする」です。
あきらめた上で対応をしてください。