先日、待ちに待っていた物が届きました
それはフライトスーツやフライトジャケットにベルクロで付ける米空軍のパッチで、沖縄のパッチ屋さんに注文しネームパッチはオーダーして作っていただきました。 この沖縄のパッチ屋さんは、嘉手納基地の近くにあり実際に米空軍の方がオーダーしにくるそうです
今回は数枚のパッチを購入しましたが、その一部をご紹介します
第1戦闘航空団 第27戦闘飛行隊 『Fighting Eagles』 (ファイティング イーグルス)
第27戦闘飛行隊は、2009年に最新鋭ステルス戦闘機F-22 RAPTORで嘉手納基地に飛来した部隊です。
右胸：AIR COMBAT COMMAND (航空戦闘軍団)
1992年の空軍大改編まではTACTICAL AIR COMMAND(戦術戦闘軍団)という名称が使われていました。
右肩：27TH FIGTER SQ
27戦闘飛行隊パッチで部隊のシンボルマークパッチになります。
米海軍の飛行隊は飛行隊パッチを右胸につけますが、米空軍飛行隊は右肩に付きます。
左肩：27FS用 (戦闘鷲) ラプタードライバーパッチ
米空軍では、フライトスーツやフライトジャケットの左肩には航空団パッチをつけることが軍の規定で決められていますが、実際には左肩に航空団パッチを付けずに自分が操縦する戦闘機パッチを付ける方が多く、輸送機などのパイロットは星条旗パッチを付ける方もいらっしゃいます。
このラプタードライバーパッチは本来イエローベースのパッチですが、ベースが日章カラーになっているので、嘉手納基地に27戦闘飛行隊が飛来した時に記念に製作したパッチでしょうか
左胸：27FS 部隊専用ネームタグ
左は部隊マーク、右は空軍パイロットウィングで上に星が付いているのでシニアパイロットということになります
米空軍は、軍籍や飛行時間によってパイロットウィングが異なり、レギュラー・パイロット→シニア・パイロット→コマンド・パイロットとあがっていきます 私が作ってもらったシニアパイロットは、5年以上の軍籍と1,500時間以上の飛行経験を有するパイロットでCAPT.(空軍大尉)やMAJ.(空軍少佐)が多いようです
空軍パイロットが付ける部隊専用ネームタグの場合、階級はいれずに氏名コールサイン(無線呼称)を入れる方が多く、下士官の方は氏名・階級を入れるパターンが多いようです。
私が持っているCWU-36/Pは、両胸・両肩にベルクロが付いていて、以前は米空軍で使用されていた物です。 左胸にネームタグ、右胸に航空軍団、左肩に航空団、右肩に飛行隊のパッチを付けるのが一般的で、例外もありますが、それ以外のパッチの着用は基本的に許可されていません。
購入前はパッチが無くさびしい感じだったのですが、有るべき所にパッチがあるとカッコいいですね～