PKブレインショック

読むなよ!!
お前ら絶対に読むなよ!!!

宝探し

2023-03-18 11:16:00 | 日記
先週の話。
嫁さんとドライブがてら南の方へ。
前々から気になっていたレトロ玩具屋へ遊びに行った。
結論、俺はこんな店が一番好きだ。
楽しいにも程がある。ワクワクが止まらない。タイムスリップしたような気持ちになる。
記憶から完全に消えていた物との再会に次ぐ再会。「あー!懐かしい!これ持ってた!」の連発。狭い店内で嫁と騒いでしまった。
俺はこんな店が一番好きだな。
もはや、こんな店にしか行きたくない。

その後、寂れた商店街に。
寂れているから人なんていない。俺たちしかいない。
でも俺は知っている。知る人しか知らない名店を。
中古ゲームとか漫画とかCD/レコードがひっそりと、しかしシッカリと売られている店。
店のガラス窓に貼られた、陽に焼けて変色した「ふしぎの海のナディア」のポスターが、相変わらず魅力的。欲しい。譲ってほしい。
レコードはRCサクセションのほぼ全作品があった。忌野清志郎や仲井戸麗市の作品もあった。
念の為、ボヨ(友人、RCサクセション好き)に報告しといた。

その店のすぐそばでショボいフリマが開催されていたのでちょっと見てみた。
テキトーに色々買った。

… と、いう感じで、3箇所を巡って得た本日の戦利品。
亜土ちゃんのミラー。魔人ブウのリストバンド。知らないゆるキャラのソフビ。取扱注意シール数百枚。泉谷しげるの7インチ。



チラ見えた死

2023-03-16 12:22:00 | 日記
ひさびさに友達と夜の街に飛び出して酒を、酒だけをかっくらった。
空きっ腹に酒、酒、酒ェ!
ふらふらになりながら彷徨い、巡り巡って最後に行き着いた雑居ビルの2F。ロックなバーである。
マスターがハイロウズのレコードとかかけてくれた。「サヨナラするー!」ってやつだ。懐かしい。
オッサンだらけで たくさん音楽談義した。各々の音楽遍歴とか、ブルーハーツの河ちゃんの幸福の科学のアノ話とか。
(マスターがバッドブレインズとか知ってて ちょっと盛り上がった。キュンとなった。)
しかし、やがて友部正人とか、ああいう界隈の話で盛り上がり始めたから 俺は一気に無口になった。 「へぇ」「ほお」しか言わなくなっちゃう。
古き良き日本のアレコレには疎いんだぜ 俺は。 

しかし、まあ 良い夜だったな。
↑俺の小学校からのツレであるビリー露口。紀州イチのエアギタリストで、最高にロックで愛に溢れた男である。このあとすぐにダンプカーに轢かれて死んだ。


足踏みしたり、その場でくるくる回ってるだけ…なんか、そんな毎日を過ごしている気がする。
しかし、そんな俺をシカトで、やはり時間ってヤツは猛スピードで流れて去っていくのである。
痛感したのは、やはり我が子の成長だ。
昨日、上のコが卒業アルバムを持って帰ってきた。
ピカピカのランドセル背負って入学したのが、ほんと、いや、マジでついこの間の事に感じるのに。いやマジで。こわっ。
あれからもう6年も経ったのか。かんべんしてほしい。
小学校の6年間ってそんなファストコアみたいな速度で終わるモンだっけ? 
俺が体験して記憶しているあの6年間って、めちゃくちゃ長かったぞ。かなりドゥームだった。

俺も今年で40である。嘘みたいだ。
40ってマジでいよいよオッサンだと思う。
だって太平洋戦争をゴリゴリに体験したうちのバアちゃんが かつて俺に「30歳なんてまだまだ子供よ」と言った事があったが
この間、俺が40になる旨をつたえたら「もう40か、恐ろしい」と言っていたもんな。
100年生きた人間ですらも40は「もう40」の認識なんだもんね。


なんだか、ほんの少しだけ「死」がチラ見えたぜ。
今日からはメメントモリ。
悔いなく、やりたい事はなるべくやって、イヤな事もなるべく断って生きていこうと思う。


誰か私を知らないか

2023-03-11 00:56:00 | 日記
買ったレコード備忘録。
ムーミンの絵本ソノシートは、「♪ねぇムーミン」ってなアノ有名な歌だったが、俺が小さい頃に見てたアニメのそれとは歌ってる人が違った。これは「昭和」のムーミンで、俺が見ていたのは「平成」のムーミンなんだな。…だから なんだって話だが、良い歌にゃ変わりはない。
テンポイントは若かりし杉本清の実況やら、テンポイントという馬の生涯の語りとか。ゲートの開く音がカッコよかった。ウマ娘も良いが、競馬ファンならコレ持ってないとね!(持ってなくてもいいよ!)。
スターリンは05年の再発盤。800円はお買い得だと思い購入。
んで、今回、最大の当たり幽体美人。10インチ。 まったく知らない人だったが、某サイトによると『札幌を拠点に活動する宅録プロジェクトSky Mataの別名義』との事。 ローファイでサイケで、そして「はっぴぃえんど」っぽい風味もアリ。 地味に名盤だコレ。

ディスクユニオンは久々にオンラインでお買い物。
BONEFLOWER と langのsplit。前者はスペインのバンドで激音っていうよりシューゲイザーで、割と歌ってる。 langはすっかり大ファンになっちまった。初めて聴いた時はちょっとクサいかなと思っていたスポークンワードも今やドツボ。 
CINQ - A FIVE-WAY は現行ユーロ激情ハードコア5バンドSPLIT。こういうのは勉強になるから絶対に買うようにしてます。5バンドともみんな違ってみんな良い でした。 
AMONG LEGENDSは、まあ言っちゃえばメロコア。疾走感、キャッチー。 まあいらん事言うなら日本のこういうバンドはダサいの多いけど、海外のこういうバンドはカッコ良い。メロコアに必要不可欠な「哀愁」要素もちゃんとあり、良い。
eastern youthは名曲7インチ。カップリングの「大馬鹿流エモーション!」が聴きたくて購入。安かった。

某フリマサイトでもお買い物。
ビルスピのダグが昔やってたバンドTreepeopleの2枚。と、同じくTreepeopleのスコットがTreepeople解散後に作ったバンドStuntmanの1枚。 ビルスピには無いグランジ風味が良いですね。



ボヨ ボヨ ボヨ

2023-03-04 10:29:00 | 日記
仕事帰り、いつものレコード屋さんに行ったら高田渡の希少盤があったので、高田ファンである友人のボヨ氏に、高田渡あるよー!という旨のLINEを送った。
↑これのアナログ

しかし既読は付かない。
あいつの事だしまた立ち飲み屋でビールでも飲んでんだろうな〜せっかく俺が情報提供してやってんのに とか思いながら、なんとなく目線を店の外に向けたら…
ボヨがしゃがみ込んで一心不乱に一枚300円のセール箱を掘っていた。さすがに吹き出してしまった。

いたずら心に火がついた俺はパーカーのフードを深くかぶり、店内に入ってきたボヨをバレないように観察した。 
真剣にレコードを掘っているボヨ。
決して広くない店内に俺とボヨだけなのに、こんなにも気づかれないもんなのか と笑いを堪えながら思った。
しかし、例の高田渡を見つけた瞬間に「おお!」「うう〜ん」「ふ〜(ため息)」などと独り言を言い出したボヨを見てとうとう吹き出してしまった。
しかし耳にイヤホンが入っているボヨは、それでも俺に気づかない。

痺れを切らした俺はとうとう、手に持っていたチンポジャケのスターリンのソノシートをボヨの視界にねじ込んだ。
目の前に突然現れたチンポに…!!?」
と、驚くボヨであった。


ボヨ「……おお!びびった!お前かよ…」イヤホン外しながら

俺「気づくのおせーよ」

ボヨ「てゆーか ほら、高田渡あった!」

俺「うん。てゆーか… LINE、見てみ?」

ボヨ「ん? ……おお!(笑)」LINE確認しながら


なんか楽しくなっちゃって、テンションが上がってしまい、店内でギャアギャアと音楽談義しながらディグってたら、スターリンだけ買って帰るつもりだったのに他に余計なモンまで買ってしまった。
地獄のような金欠なのに計3200円も使ってしまった。
しかし、今日のくだらなくも愉快な思い出が宿るはずのレコードは一枚でも多い方がいいだろ?
(ちなみにボヨは高田渡 一枚で3500円くらい払ってたな。)

本 本 本

2023-03-02 08:51:00 | 日記
良い天気なのになんで出勤して仕事なんてやってんだ俺は。
神がいるなら、そんな俺(たち)を見て「ワシは人間をこんなことさせるために作ったんじゃないんだけどなw」って言うだろう。
太陽、青空、アルコールに酔う人体、それら諸々を創造された神ならではの意見だ。

人間ごときがバカのくせに勝手に社会やら、ルールやらを作り、ある程度 不幸のまま生涯を終えるような仕組みにしてしまったのだ。

さっきから俺が何言ってんのか分かんないだろ?心配すんな、俺も分かんない。
ただ、俺は、とにかく、今、すっげぇダルい。 面白い本や、激ヤバなレコードがたくさんおうちに届いて 冷蔵庫にはビールも冷えてるというのに、クソねむてーのに朝早くに起きて行きたくない場所に向かい、あろうことか労働なんてやっちまってる。金持ちの他人をさらに金持ちにする為に労働している。
瞳を閉じれば神の苦笑いが見える。
ごめんなさい、神さま。
夕方からは人間らしく、泥酔しながら読書するよ。スプラトゥーン3もするよ。


図書館に通うのはひとまずやめました。
図書館にない本をたくさん買ったから。