仕事帰り、いつものレコード屋さんに行ったら高田渡の希少盤があったので、高田ファンである友人のボヨ氏に、高田渡あるよー!という旨のLINEを送った。
↑これのアナログ
しかし既読は付かない。
あいつの事だしまた立ち飲み屋でビールでも飲んでんだろうな〜せっかく俺が情報提供してやってんのに とか思いながら、なんとなく目線を店の外に向けたら…
ボヨがしゃがみ込んで一心不乱に一枚300円のセール箱を掘っていた。さすがに吹き出してしまった。
いたずら心に火がついた俺はパーカーのフードを深くかぶり、店内に入ってきたボヨをバレないように観察した。
真剣にレコードを掘っているボヨ。
決して広くない店内に俺とボヨだけなのに、こんなにも気づかれないもんなのか と笑いを堪えながら思った。
しかし、例の高田渡を見つけた瞬間に「おお!」「うう〜ん」「ふ〜(ため息)」などと独り言を言い出したボヨを見てとうとう吹き出してしまった。
しかし耳にイヤホンが入っているボヨは、それでも俺に気づかない。
痺れを切らした俺はとうとう、手に持っていたチンポジャケのスターリンのソノシートをボヨの視界にねじ込んだ。
目の前に突然現れたチンポに「…!!?」
と、驚くボヨであった。
ボヨ「……おお!びびった!お前かよ…」イヤホン外しながら
俺「気づくのおせーよ」
ボヨ「てゆーか ほら、高田渡あった!」
俺「うん。てゆーか… LINE、見てみ?」
ボヨ「ん? ……おお!(笑)」LINE確認しながら
なんか楽しくなっちゃって、テンションが上がってしまい、店内でギャアギャアと音楽談義しながらディグってたら、スターリンだけ買って帰るつもりだったのに他に余計なモンまで買ってしまった。
地獄のような金欠なのに計3200円も使ってしまった。
しかし、今日のくだらなくも愉快な思い出が宿るはずのレコードは一枚でも多い方がいいだろ?
(ちなみにボヨは高田渡 一枚で3500円くらい払ってたな。)
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