JIN'sROOM ~ from鳥取 ~

歌うことが大好きで、40過ぎても歌ってるアマチュアヴォーカリスト JINのうだうだ日記。

戦争と平和

2010-08-16 09:44:11 | Weblog
終戦記念日のたびに、人は戦争の悲惨さを思い出し、二度と繰り返してはならないと心に誓う。
日本は、世界唯一の被爆国であり、世界で一番の反戦国であり、またそうあらねばならない。

戦争なんて、なんでするんだろう?
戦争が、絶対に悲惨であることを知らない人間はいないはずなのに。
だって、戦争って国同士の殺し合いだからね。
殺人合戦なんだからね。

この世の中で、一番大切なものって人の命でしょ。
一国の勝利より、一人の人間の命の方が重いはずでしょ。
戦争で死んだ人は、国のために死んだんですよ。
国のために、人が死んでいいはずがないでしょ。

たとえ、世界の中で、調和を乱すような国があったとしても。
その国の民衆を、殺していいわけないでしょ。
どんな人にも、その人の人生があるんだ。
国のためになんて、死んでいいわけないよ。

「戦争しよう!」って言う大統領がいる。
「大量殺人をしよう!」って言ってるのと同じだ。
どんな理由があろうと、そんな号令をかけるのはおかしい。
どんな大義名分をかざしても、言っちゃいけないよね。

人は、みんな同じじゃない。
考え方も価値観も、みんな違う。
だから、意見の違いで争うことがあるのは当然だろう。
でも、だからって殺人はダメだろ。

解決する方法は、ただひとつ。
納得行くまで、互いが解り合えるまで、対話して行くことだ。
どんなに時間がかかっても、殺し合うのではなく、語り合うことだ。
それは、遠回りのようでも、平和への最高の手段であり近道なんだ。
真剣に対話を重ねる中で、必ず相手を理解できて来る。
対話で激論したところで、人が死ぬことはない。
おおいに激論を重ねればいいんだ。
想いを伝えあうその中で、友情が必ず芽生えるはずだ。
そして、互いが納得して出した結論は、平和への道となる。
国と国との喧嘩なら、武器を持って国民を闘わせるんじゃなくて、一国のリーダー同士が対話で闘えばいいんだ。
本当に国民を大切に思うなら、戦争なんて起こせるはずがない。


対話は大事だよ。
どんなに親しい友人でも、意見が違うことはある。
そんな時こそ、喧嘩したっていいから語り合って行くべきだ。
そして、お互いが決着をつければいいんだ。
そこでまた、信頼が深まるはずだ。
決着を見ないまま一方が対話を放棄したら、そこにはわだかまりしか生まれない。
解り合おうとしなければ、人間なんて解り合えるはずがない。

平和というのは、人間同士の友情から始まるんだ。
ほんとの友情を持った友人とは、なにがあったって付き合って行こうと思うはず。
その連帯から、世界は平和に向かって行くんだ。