兵庫県立聴覚障害者情報センターのブログに、「兵庫県盲ろう者生活実態調査の報告書」がアップされています。と同時に、「聴覚障害者のコミュニケーション支援の手引」もダウンロード出来ます。こちらは、派遣制度について詳しく記載されています。また実態調査は現状をつかむ事が難しかった盲ろう者の生活状況を調査した結果がグラフ化され、見やすい報告書です。これを踏まえて、少しでも多くの盲ろう者と社会をつなぐことが出来ればと考えます。
兵庫県立聴覚障害者情報センター
兵庫県立聴覚障害者情報センター
2010年、地球に帰還した、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ」に、聴覚障害のある女性職員がいらっしゃることは、あまり知られていないと思います。その方は、長谷川晃子さん(30歳)。子どものころから天文台に行くことが好きで、いつか宇宙へ行くことを夢見て、「宇宙からの第一声は手話で伝えたい」と、希望を持って仕事に取り組まれています。その彼女が4月15日(日)のNHK「ろうを生きる難聴を生きる」に出演されます。宇宙への想いを、たっぷりと語られるでしょう。
ろうを生きる難聴を生きる番組ホームページ
ろうを生きる難聴を生きる番組ホームページ
今日の放送から「みんなの手話」が新しくなります。司会・進行は以前と変わらず、早瀬憲太郎さんと今井絵理子さんですが、スキットのメンバーが変わります。全員ろう者で、貴田 みどりさん・津田 絵理奈さん・箭内(やない)秀平さんです。そして、5月6日放送の「しゅわしゅわワールド」のコーナーでは、私たちの馴染みの深い神戸市灘区にある「手話カフェ」が紹介されます。こちらも楽しみです。
みんなの手話公式サイト
みんなの手話公式サイト
先日サークルで、ろう者の方から説明がありました。生活保護を受けている聴覚障害者(障害者手帳3級以上)に対して、専用の住宅用火災警報器を無償で設置されるサービスが始まっているそうです。これは総務省消防庁の取り組みで、音の聞きづらい方に、光や振動で火災を知らせるという警報器です。(1)生活保護受給者(2)聴覚障害者(3)聴覚障害者対応型住宅用火災警報器が未設置という、この3つの条件がすべてあてはまる方のための事業です。無償設置期間は平成24年12月31日までです。詳しくはこちらの動画をご覧ください。