まっちーの雑記帖

猫、メタル、バリアフリー、政治など。高知市の外れに住んでます。高知の話題もちょっと。

対面読書、点字印刷など

2015年10月12日 | 日記
明日の予定

朝:対面読書

  対面朗読なのか対面読書なのか対面音訳なのか・・・
  
  何と言えばいいんだろうって、いつも思う。

「対面」はわかる。
聴き手と対面で読むから。

読みたいと言われる本を読む。声に出して読む。活字を音に訳するから音訳なのか。

だけど録音図書を作る訳じゃないしなぁ。

途中で分からない字があったら調べたりするし。
中途失明の方からだったら、どんな漢字を使ってますかと聞かれたりもする。

読みたい本を声に出して読み、聴き手と一緒に読書しているのか。
音読するのも自分が面白いと感じない本は読みにくい。
極端な場合は、私はそういう本は読めませんと断ることもある。

「対面朗読」というのがふさわしいのかなと思っていたけど、最近は「朗読」じゃないなと感じる。
一方的に読んでるんじゃないからね~。

やっぱり、いっしょに読書しているって感じがする。。。

実際は、小説は、ほとんど無い。
語学、医療関係、福祉関係資料、新聞記事を探して読んだりするから、読書でもないかもね。


午後:

印刷所に行って点字印刷の手伝い。
私設の作業所みたいになっているのよね。
高知市広報の点字版を作っている。
一枚一枚ローラーを通して印刷するという手作業である。





原版を作る、印刷をする、ページを揃えるのは見えなくてもできる。
パソコンで原稿を作り、原版を作る機械を操作するのは全盲の方。
原版に点字用紙を挟み込んでローラーに通すのも全盲の方。
ページを揃えるのは弱視の方。



でも墨字(活字)を印刷した表紙を合わせて一冊にまとめてホチキスでとめるのは「目」が必要。
表紙も点字だけでいいなら「目」は必要ないんだけど、そうすると何の冊子か点字が読めない人には全く分からなくなってしまうので、表紙には墨字(活字)で「高知市広報あかるいまち」と印刷してある。

ホチキスでとめるのが私の仕事です。点字は数点字だけ知ってればOK。
数点字も奇数だけでいい。
ページを右上に打ってあるので、念のために、とめる前にページがそろっているかの確認をする。

製本は製本屋さんに頼んでいる。

封筒が、またやっかいなのよね。
宛名シールを貼るのに、ここでも「目」が要る。

だから、どうしても「目」が必要な部分だけ手伝っている。
障害者雇用の替わりという側面もあるので。


3時頃まででいいかな、たぶん。

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