第１２回高知福祉機器展

昼前から雨が降り出して、今日は行けそうもないな～と思っていたら、オトーさんが「用事で出かけないかんき積んで行っっちゃお」と言うので、行く事ができました。
会場が、とにかく我が家からは交通の便の悪い所なんです。
同じ朝倉なのにね。

視覚障害者向けのブースは２階でした。



２階から１階のエントランスを見ると、トランポリンで子どもさんがボランティアさんに支えられて楽しそうに遊んでいました。


ルミエールサロンや点字図書館からの展示もありました。

家庭用電気製品では三菱電機とパナソニックから、しゃべって案内してくれるテレビや調理器具など、去年よりも一段と使いやすく改良された製品の展示がありました。
しゃべるだけでなく点字もあって、触って分かるようにもなっていました。




これは、テレビの音が聞けるラジオです。
地デジ放送になる前はFMで聞けていたのですが、アナログ放送の終了と同時にテレビの音が聞けなくなって、視覚障害者の方達は大変困ったそうです。
ラジオは携帯できるけどテレビはそういう訳にはいきません。
ラジオでテレビを聞く人は多いのだそうです。画面は意味ないですからね。

このラジオは視覚障害者向けに良く作られていて、電波を捉えるのも一番だそうです。
操作ボタンが大きく、もちろん音声ガイドもあります。
触ってわかるように点字もあります。


この点字、金型の段階から作られてるので、シールのように剥げてしまう事もありません。
日常生活用具として認められたそうです。きっとそれだけ要望が多かったんでしょうね。




これが、私が今回見たかった、LED付き音響装置です。
車椅子の人や子どもの目線の高さに信号の光があります。
青は丸い形、赤は四角の形に点きます。
道路の手前と向こう側に信号の光があるので、西日がまぶしくて良く見えないという事もなさそうです。
あ、音も鳴るんですよ。近くで鳴るので良く聞こえるし、周りの商店や住宅にはうるさくなくて良さそうです。
大阪では実験的に設置してて、とても良い評価を得ているそうです。
高知県警からも見に来ると言う連絡があったのに、来てないと係の方がおっしゃっていましたが、午後から来られてたらいいのですが。。。

土曜日の午前中だからか、誰も知り合いに会えなくて残念。
特に弱視の方にこの信号機を見て欲しいですね～。きっと見やすいと思うんだ。