航空おもしろ動画紹介

ネット上にある、航空関連のおもしろ動画を発見し、紹介してみよう、というブログです。

大型機が落ちるようにハードランディング

2008年07月31日 23時46分02秒 | 着陸
大型機が落ちるようにハードランディングするところを撮影した動画を見つけましたので、ご紹介します。

この記事を書くにあたり、以下のブログを参考にさせていただきました。
 ERITINGのブログ
 りょうパパ2号の気儘blog
 ぷ~さんの人生日記



Extreme Hard Landing BAe-146 London City

降下速度が普通の2倍くらいある上に、フレア(接地時の降下速度を減らすために機首上げと推力減の操作を高さ5mで開始すること)もかけていないみたいですね。
これでよく脚が折れなかったなあ、と思います。

もしかして、ウィンドシェアに遭遇し、風向きがいきなり逆転して追い風になってしまったのでしょうか?

エアバス320型機が着陸で尻もちかその寸前

2008年07月30日 23時49分02秒 | 着陸
エアバス320型機が着陸で尻もちをついたかその寸前のところを撮影した動画を見つけましたので、ご紹介します。

この記事を書くにあたり、以下のブログを参考にさせていただきました。
 星屑のイノセンス
 JIROの独断的日記ココログ版



Awful Landing Complete With Tailstrike

ぎりぎりセーフなのかもしれませんが...
動画の 0:17 あたりを見ると何か光ってます。
火花なのかただの衝突防止灯の光なのか、この映像からはわかりませんが、
セーフであったとしてもかなりヤバイ状態です。

エアバスって、確か、操縦桿の動きをコンピュータが解釈して舵を制御していて、
操縦桿を中立にすると、姿勢の変化が(その状況での舵の力で物理的に可能なら)すぐに停められ、
停まった時点の姿勢が維持される(つまり、あて舵は不要)、
という話を聞いたことがあるですが、機首がなぜここまで上がってしまったのでしょうか?

B747型機が着陸のとき 40°傾けて滑走路に正対

2008年07月29日 23時13分32秒 | 着陸
B747型機が着陸のとき 40°傾けて滑走路に正対するところを撮影した動画を見つけましたので、ご紹介します。

この記事を書くにあたり、以下のブログを参考にさせていただきました。
 WHEEL IN THE SKY
 *ケセラ・セラ *
 世界の衝撃映像集



Malaysia Airlines Boeing 747 steep turn landing at Hong Kong

場所はすでに廃港となった啓徳空港で(撮影日も啓徳空港が使われていた頃)、ここは滑走路の手前で急旋回しないといけないことで有名ですが、ここまで急旋回しないといけない、ということはないと思うのですが...
動画の 0:28~0:32 の動きを見ていると、そのままひっくり返ってしまうのではないかと思えます。

位置関係だけなら羽田16Lよりやさしい筈なのでここまで大きく傾けなくてもいい筈なんですが...
この空港の難しさは、位置関係よりも、むしろ、横風の強さ。

実際に旋回を始めてみたら、風が想像と違っていて、滑走路の延長線から向こう側に大きくはみ出てしまうことに気付いて、慌てて傾きを大きくしたのかもしれませんね。

40°傾けたときの床方向にかかるGは(降下速度が変化しなければ)G/cos40°で 1.3G、
乗客も、短い時間に1Gから1.3Gに変化したら、身体に感じると思うので、怖かったのではないでしょうか?

ゼロ戦(零式艦上戦闘機)の曲芸飛行(超低速飛行、急旋回)

2008年07月28日 20時17分28秒 | 曲芸飛行
ゼロ戦(零式艦上戦闘機)が曲芸飛行で、ゆっくり飛ぶところ(落ちるのではないかと思えるほど)や一気に急旋回するところ等を撮影した動画を見つけましたので、ご紹介します。

この記事を書くにあたり、以下のブログを参考にさせていただきました。
 閑居シニアの写真館
 コロの感動を探す旅
 Uhuさんのブログ



零戦

動画の 2:32 あたりを見てください。
落ちるのではないかと思えるほどゆっくり飛ぶんでいます。

動画の 1:52 あたりを見てください。
ラジコンの模型飛行機に見えてしまうほど、ぐいっと一気に旋回しています。
それができるのも、ゆっくり飛んでいるからでしょうね。
(今の戦闘機の速さでこんな急旋回をしたら、機体も乗ってる人もGに耐えられない)

ゼロ戦の性能の凄さがよくわかる映像です。

ただし、この性能は、敵の弾から守ることを全く考えずに、機体の壁に、弾を遮るものを何も入れなかったからこそ、できたんです。
それを入れなかったから、機体を軽くすることができ、揚力が小さくても浮けるようにでき、ゆっくり飛ばすことができて、あの急旋回でもGが限界を超えずに済むようにできたわけで、
この性能は、あくまでその無防備さと引き換えに得られたものなんです。

全長53mの大型軍用輸送機が数百mの滑走で着陸

2008年07月27日 18時55分48秒 | 着陸
全長53mの大型軍用輸送機が、数百mの滑走で着陸するところを撮影した動画を発見しましたので、ご紹介します。

この記事を書くにあたり、以下のブログを参考にさせていただきました。
 THE 飛行機写真満載!!
 航空ファンのブログ



C17 - amazing short landing and "fire" reverse

大きさからは想像できないくらい短い距離で停まってますね。
この輸送機、C17 という機種だそうです。
元々、短距離での離着陸が目的で作られただけあって、滑走路が1000mもあれば余裕で着陸できるそうで、実績では500mの滑走路に着陸したこともあるそうです。

支援戦闘機F2Bが整備時の配線ミスが原因で浮上直後に墜落

2008年07月26日 20時11分12秒 | 離陸
支援戦闘機F2Bが整備時の配線ミスが原因で浮上直後に墜落した(不幸中の幸いで、乗組員の命に別状はなかった)ときの動画を見つけましたので、ご紹介します。

この記事を書くにあたり、以下のブログを参考にさせていただきました。
 さるのつぶやき
 風天の四男坊!
 うすしまみょうおうさま



JASDF F-2 Fighter Crash

命に別状はなかったとはいえ、怪我人は出ているので、おもしろいというわけではないのですが、操縦ミスではなく機体異常だということがよくわかる映像ですので、ご紹介させていただきました。

場所は県営名古屋空港(中部国際空港が出来る前の名古屋空港)、戦闘機は自衛隊のもので、三菱重工が整備し、三菱重工自身が試験飛行したときに起きたようですね。

動画の 0:09 あたりを見てください。
機体が浮上した途端、一気に機首が下を向いています。
人間なら、機首を一気に下に向けるなんて操舵はしませんからね。

原因は、整備のとき、垂直方向の回転を検出するジャイロと、水平方向の回転を検出するジャイロが、入れ替わってコンピュータに接続されていたから。
コンピュータに誤った姿勢情報が伝えられ、コンピュータが不適切な制御をしてしまったんでしょうね。

規定では、接続してから実際の飛行までに動作確認をすることになっていたそうですが、動作確認したのに発見されなかったのか、手抜きをして動作確認そのものをしていなかったのか、その辺のことが、どうもよくわかりません。

この事故のことは話では知っていましたが、
そのときの映像があるとは知りませんでした。

F14戦闘機音速突入で出来る円錐形の雲

2008年07月25日 16時19分35秒 | 超音速
F14戦闘機が音速に突入する瞬間に、円錐の形をした雲が出来るところを撮影した動画を見つけましたので、ご紹介します。

この記事を書くにあたり、以下のブログを参考にさせていただきました。
 Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)
 万様考
 とりあえずミグが好き



F14戦闘機の音速を超える瞬間の画像

この雲は、戦闘機の先端で押された空気が逃げるのが間に合わないほど、戦闘機があまりにも速いという証拠のようですね。

間に合わないために空気が一旦圧縮されてから元に戻る(膨張する)そうですが、戻る(膨張する)瞬間に水滴がいっぱい出来て、その水滴の集まり(円錐の形に集まっている)が見えているんです。

因みに、上のリンク先のタイトルには「マッハコーン」と書かれていますが、雲はマッハコーンそのものではないそうです。飛行機雲(番外編:半円形の雲) を見ると、その話が書かれています。

しかしまあ、雲できるほど急激な圧縮と膨張が起きるわけですが、それが、空気を遮るようなもの(筒等)が何もない、空気が自由に動ける状態で起きるわけですから、よっぽど速いんですね。

滑走路上で超低空の水平飛行後に急上昇という異常な離陸

2008年07月24日 23時45分48秒 | 離陸
離陸で、浮上直後に水平飛行に移って、滑走路上で超低空飛行を続けた後、急上昇する、という異常な離陸の仕方をする動画を見つけましたので、ご紹介します。

この記事を書くにあたり、以下のブログを参考にさせていただきました。
 かわりばんこ
 テレビの友 youtube動画



Airbus A319 - Very Fast Crazy Take Off

あの角度で急上昇できるくらいに加速するために、滑走路上では水平飛行を続けたのでしょうが(浮上後に上昇を続けると加速が鈍くなるが、水平飛行ならぐんぐん加速できる)...
あの角度で急上昇できたとして、何の意味があるのでしょうか?

あんな角度で上がられたら、乗客も怖かったのではないでしょうか?

左30°傾けて翼先端が地面すれすれの高度で旋回するA310型機

2008年07月23日 20時11分09秒 | 着陸
機体を左に30°傾けて翼先端が地面すれすれの高度で旋回するエアバス310型機の動画を見つけましたので、ご紹介します。

この記事を書くにあたり、以下のブログを参考にさせていただきました。
 現実逃避!!
 Clear Aether
 YouTube(ユーチューブ)面白動画ファイル
 Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)
 YouTube動画@みあちん



TAP Airbus A310 Low pass turn Portugal Airshow 2007, Evora

思わず「危ない!」と叫びたくなる映像です。
旋回の最初の方は、翼先端の高さが地面から5mくらいしかありません。

デモンストレーションとしてしているので乗客は乗っていないんでしょうが...
ここまでする必要があるんでしょうか?

機体を横に30°傾けているというだけで、傾けていないときに比べて、高度の調整が難しくなるというのに、
風向きが変わって突然追い風になったらどうするつもりだったんでしょうね。
もし突然追い風になったら、なったと同時に高度が下がり始めるので、
機首を上げて補正しようとしても間に合わないのではないかと思えるのですが...

空中接触で右翼がもげたため、左翼だけで着陸するF15戦闘機

2008年07月22日 23時53分23秒 | 着陸
空中接触で右翼がもげたため、左翼だけで着陸するF15戦闘機の動画を見つけましたので、ご紹介します。

この記事を書くにあたり、以下のブログを参考にさせていただきました。
 小太郎ぶろぐ
 アーミー野郎と洋楽男のきままなブログ
 Cafe Room



One winged F-15 Story & Landing

これ、現実にあった話だそうです。
動画の 3:28 あたりを見ると、右翼がないのがはっきりわかります。
まあ、戦闘機だからできたのかもしれませんが、それでも凄過ぎです。
旅客機だと、翼がもの凄く大きいので、機体が右に回転するのを舵では抑え切れないと思います。
戦闘機だから、その回転を抑えることができ、あの姿勢を保つことができたのでしょうけれど、しかし、胴体でも少し揚力を得ているとはいえ、右翼なしで浮けるくらいの揚力を得るには、もの凄く速く飛んでいないといけないわけで、よく着陸できたと思います。