ケーナ製作「風工房」のブログ

ケーナ作り49年。日本中のケーナ愛好者にご愛用頂いています。

Raúl Olarte ラウル・オラルテ・ケーナコンサート 

2018年08月28日 14時09分54秒 | ケーナ
アルゼンチンのケーナ奏者ラウル・オラルテ氏のコンサートを開催します。
共演はMAYAのギター奏者・寺澤むつみさん。

日時/2018年10月18日(木) 13時30分開場、14時開演
会場/徳證寺 山口市黒川138/フジグラン北隣
入場料/大人前売り2,000円(当日2,500円)、高校生以下1,000円、未就学児無料

お問合せ・お申込み/主催者=ケーナ製作「風工房」田中茂 090-4141-3133 Email>kazequena@gmail.co
協力/浄土真宗本願寺派 徳證寺 083-924-3492


〇ラウル・オラルテ氏プロフィールより>>
アルゼンチンの北部、フフイ州の海抜3000メートルを超える町ウマウアカ生まれ。7歳でケーナを習い始め、13歳で世界的なフォルクローレ音楽祭「コスキン・フォルクローレ・フェスティバル(アルゼンチン・コルドバ州)」に出場。世界的に有名なケーナ奏者「ウニャ・ラモス(故人)」と同郷であり、先輩後輩として交流がありました。さらに「ウマウアカ」といえば日本で「花祭り」という題名で親しまれている曲の元題が「El Humahuaqueño(エル・ウマウアケーニョ)」と言います。「ウマウアカの人」というのが本来の訳なのですが、何故か日本では「花祭り」というタイトルがついてしまいました。
1978年、本格的に音楽を勉強するため首都ブエノス・アイレスに移り住む。以後音楽家として数多くの一流演奏家たちと活動を共にする。有名なチャランゴ奏者、ハイメ・トーレスのグループでは海外公演も経験。
1997年。天皇皇后両陛下のアルゼンチン訪問に際し、日本大使館公邸で御前演奏を行い、翌年には日亜修好100周年記念コンサートで来日し、アリエル・ラミレスと共にサントリーホールで演奏。以後数度の来日で日本にもファンが多い。現在最新CD「Poncho color viento(風色のポンチョ)」好評発売中。


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昨日発送のケーナたち

2018年08月10日 09時52分31秒 | ケーナ
プロ演奏家からのご注文も多く頂いています。

今回は生徒さんたちの依頼でと合計12本の注文をいただきました。

短いC管2本、G管3本、F管5本、D管2本。
女性が多いので指穴は小さめです。

まとめ注文は大変ありがたいのですが、
複数本を同じように作り揃えるという作業は結構難しいです。
竹素材は太さ、肉厚、固さなど1本1本異なるので
似たような材料を揃える、という作業が意外と難しいのです。

今回のものはA=442で調律してありますが、
気温の高いこの時期はエアコン利かしても室温27度くらいです。
なのでこの時期は443程度になってしまいます。

実はケーナの音程は吹き手次第なので、
初心者は1/4音程は低くなってしまいます。
女性の場合は特にその傾向が強く、
製作者としてはいつも気になる問題点です。

さてさて、今回のケーナ達、生徒さんに気に入ってもらえますように。





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