ケーナの材料として人気のあるホウライチクを取りに行ってきました。
温暖な地に生えるホウライチクは虫食いが多いのが難点。
虫の付いていない良材は貴重です。
太さもＧ管用には不向きな30ミリ～40ミリが多い。
長さはケナーチョに必要な50センチ越えは少ないので、
ケーナ用の良材を見つけて切り出すのはとても苦労する。
時間ばかり掛かって結局消化不良の竹取ツアーとなりました。
持ち帰った竹を昨日綺麗に洗いました。
ついでに取って来たメダケも良い感じですがまだ洗っていません。
この洗い作業が結構時間が掛かるんです。
これから4月まで天日干しで青みを抜きます。
ホウライチクはマイルドな音色が特徴の良いケーナになります。
ただ、メダケに比べ調律の当たり外れが出やすく、
製作者泣かせの気難しい材料でもあります。
私の住む山口では一番寒いこの時期にツバメは居ないのですが、
途中立ち寄った道の駅のトイレ棟にツバメが巣を掛けていました。
さすが南九州。
汗をかきながらの竹取ツアーでした。
取って来た竹が使えるのは1年後くらいでしょうか。
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