誓球の空 to the victory

目指せ甲子園、願いは一つ全国制覇
頑張れ創価

第40回記念 明治神宮野球大会 1回戦

2009年11月15日 | 時々 光球の風 

[写真] 先発した小川投手、ほろ苦い経験だったが必ず何かの因となるはずだ。
    創価大のエースを目指す心意気に惚れた。熱いハートで頑張れ。

2009年11月15日(日) 16:41‐19:10 晴れ 明治神宮球場

       1  2  3   4  5  6   7  8  9    計
九州産業大  0  1  1   0  0  1   0  2  0  =  5
創価大    0  0  0   0  0  0   0  0  0  =  0

[ 投 手 ] 小川(6)-天野(2)-大塚(1)
[ 本塁打 ]
[ 三塁打 ]
[ 二塁打 ] 

1番(右)田上④(創価/西東京)
2番(遊)脇山②(愛工大名電/愛知) → (8表/二)
3番(一)花山④(愛工大名電/愛知)
4番(左)清野④(習志野/千葉)
5番(中)濱田④(関西創価/大阪)
6番(捕)狭間③(智弁学園/奈良)
7番(遊)住川④(履正社/大阪)

8番(二)坂野④(関西創価/大阪) → (7裏/打)浦島②(関西創価/大阪) →
  (8表/遊)永井①(創価/西東京)
9番(
投)小川①(成章/愛知) → (6裏/打)大友③(静岡学園/静岡) →
  (7表/投)天野④(創価/西東京) → (8裏/打)高橋④(花咲徳栄/埼玉) →
  (7表/投)大塚④(創価/西東京)

今シーズンのファイナルとなる公式戦、第40回明治神宮大会を観戦してきた。
私自身、基本的には辛口のコメントはあまり得意としてないのだが・・・
今日の試合は正直いって、あまり褒められる試合ではなかった。
内容的に乏しくて、ちょっと残念な試合であった。

選手は、それなりにみんな頑張ったのだろうが・・・
5対0と結果だけみれば、惜敗とも健闘ともいえるが内容的には完敗
それもこれも悲願の日本一を勝ち取るための試練と思うしかない。そう決めた。

6個の四球を選んだものの安打数は1本、危うくノーヒットノーラン
1本出るまでは本当にノーヒットノーランではと心配するような展開だった。
ヒットが出ないだけじゃない、喫した三振が11個でクリーンナップが7個

決め打ちのような大きなスイングでの空振り
窮屈なスイングや、当てただけのスイングでファールを打ち四球を狙う。
大変失礼だが、まったくもって打線が打線として機能していない。
これではチームの士気は上がらないだろう。

打つ手がなかったのか? それとも・・・ 打つ手が打てなかったのか?
残念だが、それが分からない。

[写真] 二番手で投げた天野投手、気持ちを込めて緩いボールを投げる勇気
    この勇気が次のステージで必ず生きるはず
    頑張れ、天野! 「君に幸あれ。」とエールを送らせてくれ。

確かに相手投手の立ち上がりは良かった。
1回から3回までは、MAX147キロで140キロ台のストレートがピシピシ決まってた。
ところが・・・ 4回から6回になると140キロを超えるボールはほとんどなく
平均すれば135~137キロぐらい、そして7回以降は135キロを超えるボールも
ほとんどなくなり132キロぐらいのボールばかりだった。
それでも・・・ なぜか今日の創価打線は空振りが目立った。

その上に、キッチリ犠打を決める場面をハーフライナーで併殺
浅いレフトフライなのに、アウトカウントを間違えて走るボーンヘッドで併殺
大変申し訳ないが、いつもの創価大じゃない。
今日は・・・ いったい、どうしたんだ?

素人目で恐縮だが、ナイトゲームに対する練習不足なんではなかろうか?
スイングのタイミングがずれているように見えた。
ミットに入った後でのスイングが多かったように見えた。
また、たいして厳しいコースでもないストライクのボールにバットが当らない。
見逃してもストライク、バットを振れば空振りじゃ悔しいがなす術がない。

終わったことを、いつまでもくよくよしても仕方がない。
来年に向けて更なる奮起を期待するしかないだろう。
リーグ戦はデーゲームがほとんどだが、全国大会ではナイトゲームもある。
特に日射しの短い秋の明治神宮大会は、5割の確率でナイトゲームだ。

昼でも夜でも粘り強い創価、気迫の創価、
絶対に気持ちでは負けない創価であってほしい。
悔しい試合だったが・・・ 捲土重来を期す。来年こそは頑張れ!

そして来年に向けて明るい兆しと言えば、先発した小川投手だろう。
長打を4本打たれて3失点したが、その4本はいずれも初球だった。
もっと慎重に入っていれば・・・ 若干悔いは残るが
最後のリーグ戦で流通経済大戦、完投予選の東海大戦で好投し
怖いもの知らずで本大会に臨んだが・・・ 今日は良い経験をした。

今日の投球内容では、卒業する4年生に申し訳ない気持ちで悔しいだかろうが
戦いは今日で終わりじゃない。
この経験が、必ず生きて来る時が来る。
それが来年であってほしいと願うのは私だけではあるまい。

170センチと小柄ながら、MAX147キロで6イニング投げて7奪三振
相手投手と違って、後半になっても球威は衰えていなかった。
絶対に得点をやりたくない。1点もやりたくないといった場面で見せた強い心
力でねじ伏せ三振を取りに行った熱いハートは、本当にあっぱれだった。

このハートがエースの条件だと思うし、君はそれを持っている。
今日の経験が必ず来年は生きて来る。
そう信じることに決めた。

もう一つ、感動の場面があった。
それは7回表、ピッチャー天野がコールされた時だった。
小走りにマウンドに向かう天野投手に向かって、リュージ、リュージの大声援
もちろんリュージとは、天野投手の名前だ。

エース大塚の二番手に甘んじたが、彼がいてこそのエース大塚だったと思う。
その天野の苦労と努力をスタンドのメンバーは知っていた。
それが嬉しい。とっても嬉しかった。
私もささやかだが・・・ お疲れさま天野投手、ありがとう天野投手と
1塁側のスタンドから拍手と声援を送らせてもらった。

[写真] 最後はなんてたって大塚投手、少し遠くに行ってしまうが
    1日でも早く1軍マウンドに上ってほしい。
    頑張れ、豊! 君の雄姿を見ながらビールを飲ませてくれ。

他意はないのに、辛口のコメントが多くて大変に申し訳なかったが
4年生のみなさんは、本当に御苦労さまでした。とお礼を申し上げたい。
プロ野球に行く選手も、社会人野球に行く選手も、野球を卒業する選手も
本当にお疲れ様でした。たくさんの感動をありがとう。

裏方に回り献身的にサポートをしていたメンバーも本当に御苦労さまでした。
いつもいつも、ワクワクするスリリングな創価野球を本当にありがとう。
卒業して、社会人となっても健康で元気で頑張ってほしいと願う。
来年からは神宮のスタンドで一緒に応援をしようじゃないか。

最後になるが日本一の応援団も、明るく元気の出る応援を本当にありがとう。
また来年も宜しくと、お礼を申し上げたい。


1 表/九産 中安、三振、盗塁、三振、遊安、一ゴ
 裏/創価 遊ゴ、中飛、三振
2 表/九産 左中二(中継失)、右二で1点、犠打、三振、三振
 裏/創価 捕邪飛、三振、三振
3 表/九産 中二、犠打、二ゴ野選で1点、二ゴ、三振
 裏/創価 四球、犠打、三振、三振
4 表/九産 右飛、中安、犠打、二ゴ
 裏/創価 中飛、三振、三振
5 表/九産 中飛、捕邪飛、三振
 裏/創価 三振、右飛、左飛
6 表/九産 左本で1点、三安、犠打、左飛、三振
 裏/創価 四球、一直併殺(3-3)、左安、中飛
7 表/九産 四球、犠打、牽制死(1-6)、三ゴ
 裏/創価 捕ゴ、四球、四球、右直、四球、三振
8 表/九産 三ゴ、四球、四球、左中二で2点、三ゴ、三振
 裏/創価 三飛、四球、左飛併殺(7-3)
9 表/九産 左安、犠打、左飛、三振
 裏/創価 三振、三振、投飛で試合終了 

大会登録選手 ※ポジション別、背番号順に表記

[ 投 手 ]
11番 天野 隆司 4年 177/77 右/右 創価       西東京
16番 関根 裕之 1年 175/76 右/右 創価       西東京
17番 小川 泰弘 1年 170/72 右/右 成章       愛知
18番 大塚 豊  4年 182/83 右/右 創価       西東京
19番 木村 聡志 4年 180/80 右/左 近大福山   広島
21番 川崎 太一 3年 185/85 右/左 春日部東   埼玉

[ 捕 手 ]

 2番 狭間 圭太 3年 167/67 右/左 智弁学園   奈良
10番 網谷 秀夫 2年 174/73 右/右 札幌南     北海道
12番 續木 良嗣 3年 176/75 右/右 市立尼崎   兵庫

[ 内野手 ]
 1番 住川 勇貴 4年 175/74 右/右 履正社     大阪  (主将)
 3番 脇山 渉  2年 170/67 右/左 愛工大名電 愛知
 4番 坂野 幸裕 4年 178/71 右/左 関西創価   大阪
 5番 永井 友基 1年 172/69 右/右 創価       西東京
 6番 西村 大智 2年 174/65 右/左 創価       西東京
 7番 倉本 寿彦 1年 179/71 右/左 横浜       神奈川
 9番 高橋 秀信 4年 170/73 右/右 花咲徳栄   埼玉
33番 大古 拓郎 1年 185/95 右/右 前橋商業   群馬

[ 外野手 ]

 8番 花山 貴志 4年 185/80 右/左 愛工大名電 愛知
22番 田上 健一 4年 180/76 右/左 創価       西東京
23番 太田 泰史 3年 181/77 右/右 創価       西東京
24番 清野 友仁 4年 177/78 右/左 習志野     千葉
25番 脇田 晃  4年 182/78 右/右 関西創価   大阪
27番 濱田 正輝 4年 178/80 右/右 関西創価   大阪
28番 大友 義昭 3年 168/64 右/左 静岡学園   静岡
30番 浦島 忠義 2年 176/68 右/左 関西創価   大阪

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