ソブリン闘病記

ゴールデンレトリバー、ソブリンは2007年6月28日にお星様になりました。14歳歳5ヶ月の幸せな犬生でした・・・・

動物愛護センターの対応

2010-10-04 12:58:46 | 出来事日記
5日前にふと、東京都動物愛護センターのHPにある 『収容動物情報』を見てみました。
すると、西新宿で保護されたという、トイプーの男の子が収容されていました。
青い首輪をつけ、ちゃんとトリミングもされている。
収容直前まで飼い主さんと暮らしていた様子。
なぜかこの子の事が無性に気になり
「飼い主さんのところに無事帰れていれば良いな・・・』
と思いながらそれから毎日チェックをするようになりました。

収容期限は10月5日と記載されていて、一日一日と期限が迫っていました。
今朝またチェックをしてみると、まだこの子はセンターにいる様子。
『こんなに可愛いトイプーだしきっと保護団体の方々から
お声もかかっているだろう!』
と思いつつ『でも、もし保護団体に引き出されなかったどうしよう・・・』
と思い始めたら、いてもたってもいられなくなり
ついにセンターに連絡をしてみました。

電話に出たのは男性職員さん。
私:『 保護されているトイプーちゃんですが、
どちらかの団体から引き出しのオファーは来ていますか?』
と尋ねてみると。

職員さん:『この子はいちお明日まで収容期限ですから、明日までは
飼い主さんを待ってみます。それまでは特にアクションをおこしません。』

私:『では、明日までにもしも飼い主さんが現れなかったら
どうされるのでしょうか?もしかして・・・』
と尋ねると 

職員さん:『大丈夫ですよ、期限切れた時点でちゃんとこちらで色々なアクションを
起こします。この子が処分されるような事はないですからどうぞ安心し下さい。』
と終始とても優しい口調で答えてくれました。

ホッとして
『良かったです安心しましたどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。』
とお礼を言って電話をきりました。
とにかく安心しました。

動物愛護センターでは7日の期限切れと同時に処分する訳ではないのですね
もしかしたら犬種やその子の状態にもよるのかもしれないですが・・・
センターで開催される譲渡会や保護団体に引き出される事により
収容されている全ての動物達に第二の犬生が与えられれば良いのですが・・・

センターの報告によると
実際は収容された動物達のうち、命を繋ぐことができるのはほんの3割位のようです。
7割の子達が命を奪われてしまうのです。


あのトイプーちゃんそして、いま全国の動物愛護センターに収容されている動物達に
新たな素敵な家族ができる事を心から祈っています。


我が家の吉宗は、東京動物愛護センター多摩支所に1ヶ月もの期間暮らしてたと聞いています。
この風貌のせいでしょうか?なかなか引き出されずにいたのでしょうか?



「どうにか助けてあげよう』という職員さん達の強い思いで、異例の1ヶ月という期間だったのでしょうか?
吉宗は温かい職員さんの思いで命が繋がれました。


今日初めて動物愛護センターへ連絡をしてみましたが、職員さんの温かい対応に驚きました。
彼らも、収容された動物達の命を助けようと一所懸命である事が良く伝わってきました。
そんな思いの中、辛い選択もしなくてはならない
とても大変なお仕事である事をひしひしと感じました。

そして何より『殺処分0』という日が来る事を心から願っています。