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Everybody Loves The'60s '70s Soul

Soulの素敵な世界へ

Al Johnson / Peaceful

2012-03-01 18:09:24 | soul-A


大通りを走る車のヘッドライトがキャンドルライトの揺らめく灯りのように輝いている。

この街の夜は、人々の孤独や哀しみで静かにやさしい光で満ち溢れていた。

夜の寂しさの中で伏し目がちに佇む人々の中、その確かな温もりは、僕の心の隅々にまで広がってきたんだ。

2月の終わりの冷たい風が2人の足元を吹き抜けて行く

僕は君の肩に手を回し、その背中を優しく押し出した

Al JohnsonのI've Got My Second Windが2人をそっと包み込む

この街の喧騒も二人の心には届かない。

そして、君はいつしか やさしい口笛を吹いていたんだ。

僕は小さな希望を見つけた

透明な風が吹き抜けるこの街の片隅で... ...


紹介アルバム Al Johnson / Peaceful

1. I’ve Got My Second Wind... これははっきり言って痺れる名曲です♪
2. Come Check Out This Love
3. Peaceful
4. It’s Not Too Late (To Start Again)
5. I’ll Do Anything For You
6. Since You Walked Out Of My Life
7. Let Me Love You (Like You Want To Be Loved)
8. Let’s Go Home Together


試聴できるよ。
http://www.youtube.com/watch?v=V6rbhpWDxBE


このアルバムは自分的には I’ve Got My Second Wind の為にあるアルバムと言いきってしまいまっするが... ... 名盤(名曲)でございます!!

とにかく、曲がドラマティックでございまして、序盤の囁くような滑り出しから、だんだんとサビに向かって盛り上がって行く、それでいて盛り上がりすぎずに超お洒落ってな具合で、素敵な女の子を助手席に乗せての一曲目の夜のクルージングにはピッタリの曲でございます。

是非、ご賞味あれ!!


いや~ それこそ約1年ぶりの更新になりますが、みなさんお元気ですか!!

昨年は色々とございました。

Joe Bataanを見に行ったり(めっちゃカッコよかった&楽しかったですよ!! 踊りたい方は是非ライブに足をお運びください!!)と色々したのですが、なんといっても、先週来日しました... ...

Bobby Womack 先生!! これにつきますよね~ 今回、Blogをアップしたのは、何を隠そうBobby Womackを先週見た余韻を何かに残しておきたくてアップしたしだいでございます。

杖をつきながらの登場でしたが、良いお年なのに1ステージバッチリこなして、もう感涙ものでございました。

James Brown と sly と Bobby Womackだけは自分が死ぬまでに一度生でライブが見たかったアーティストで、更には「Bobby Womack」は自分がsoulを聴くようになった きっかけのアーティストだっただけに本当に感動いたしました。

長生きして、もう一度来日してほしいものでございます。

ではでは、今度、いつアップするかはわかりませんが、また逢う日まで... ちゃお♪


記事
ナマズひげのイカしたスウィート野郎、テリー・ハフの名盤「ザ・ロンリー・ワン」のプロデューサーとしても名高いワシントンDCのシンガー、アル・ジョンソン。元ユニフィックスのリード・シンガーで、ノーマン・コナーズのプロデュースによる80年のコロムビア盤「Back For More」(レオズ・サンシップでも有名な、ジーン・カーンとのデュエットによるタイトルトラックは、エッチでメロ~なオトナのアーバン・ミディアムの傑作!)も人気の高い彼が、78年にマリーナなるマイナー・レーベルに残したデビュー・アルバムを世界初CD化!!!!!プロデュースは意外や、50年代に数々のヒットを放ったR&Bシンガー、ロイド・プライス(+ネイト・アダムス&アル・ジョンソン本人)で、バーナード・パーディ(ds)、そしてまた意外や、ミーターズのレオ・ノセンテリ(g)らが参加。自然に体が揺れてくるなんとも心地よいアルバム・オープナーのミディアム「I've Got My Second Wind」、タイトル・トラックの心なごむバラード「Peaceful」などなど、堕曲なし!掛け値なしの傑作!テリー・ハフがコーラスで参加しているのも嬉しい!世界初CD化!!

Alice Clark / Alice Clark

2007-07-23 00:23:06 | soul-A

ふいに心の中に風を感じたんだ

雲の切れ間から垂らされた、小さな月明かりが、やさしく君の姿を包み込んでいる。

僕は、君のまっすぐな髪と影のように淡い微笑みを眺めていた
そして、少しずつ心の中にある空白が埋められていくのを感じていたんだ。

Alice Clark の Never Did I Stop Loving You が二人を包み
緩やかな風が通り過ぎて行く、

穏やかに照らし出す月の光と、雨上がりの風の香りに包まれて

紹介アルバム Alice Clark / Alice Clark

1. I Keep It Hid ・・・ とっても素敵な曲ですよ。(CD進行が独特で気持ちいいっす。)
2. Looking At Life ・・・ これまた、良い感じ。
3. Don't Wonder Why
4. Maybe This Time ・・・ 時間の流れが…思わず誰かと踊りたくなるよ。
5. Never Did I Stop Loving You ・・・ 聴いてみてください。
6. Charms Of The Arms Of Love ・・・ これもまた感じが変わっていいのよね。(バックのフルートが良い味出しとる。)
7. Don't You Care ・・・ これもかっこいいね~ ちょいとハイ
8. It Takes Too Long To Learn To Live Alone ・・・ バックのかすかなギターが泣かせる名曲(後半のホーンのからみも、もう渋すぎ!!)
9. Hard Hard Promises ・・・ これまたアッパーな感じでえ~がな!!(後半のペットが~!!)
10.Hey Girl

試聴できるよ。
http://jp.youtube.com/watch?v=AhQmlO47StQ



いや~ 世の中には、まだまだ名盤が隠れてますな~ 日曜日の夕暮れに、洗い物をしながらかけてると、とっても素敵な気分で週末を締めくくれるような、そんなとっても やさしい アルバムです。
(少しだけ疲れた心をほぐしてくれるような感じかな。)
1曲目から、Alice Clark の心やすらぐ歌声と、やはりsoulって思わせる独特のコード進行、日本の曲では味わえない 「sweet soul」というより、「やさしい soul」の名盤、是非一度ご賞味あれ。

最近は、仕事で京都ざんまいなのですが、京都は良い街ですね。時間の流れが東京と違い、ゆっくりとしていてとってもお気に入りの街になってしまいました。Soul Barを探しているのですが、どっか知らない?

では、では、今日はもう一枚名盤を仕入れたのでまた、今度ね。

記事

① http://homepage2.nifty.com/ueb/music/html/alice.html ここに、とっても素敵な紹介記事があります。一度、のぞいてみては。

② 黒人女性シンガー Alice Clarkの72年の唯一となる名作アルバム「Alice Clark」。タイトなビートに柔からなエレピと迫力のホーンセクション、哀愁たっぷりのメロディもたまらない込み上げソウル最高峰「Don't you care」、そしてクラブでも長年へヴィーローテーションの数々のミックステープにも収録されたファンキーかつドラマティックな展開が魅力的なジャクソンシスターズを彷佛させる究極のスウィートソウル「Never Did I Stop Loving You」が収録された名盤です。

Ace Spectrum / Inner Spectrum

2007-02-09 16:49:06 | soul-A

夜の雲が風に流されてやってきて、そして去っていく

僕は窓辺に立って夜の空を眺めている

目を閉じて息を吸い込むと、君の微笑みが、やさしい雲のように僕の中に留まっているのを感じるんだ。

それは僕の人生の小さな日溜りのように

全ての言葉と思いが羽を休めているこの世界で Ace Spectrum の I Don't Want to Play Around だけが静かに時を刻んでいる

こんな夜は、そっと君の微笑みを思い浮かべながら、大切な言葉を捜す旅にでも出てみようか。

紹介アルバム Ace Spectrum / Inner Spectrum

1.Don't Send Nobody Else ・・・ う~ん 素敵すぎる。
2.Don't Let Me Be Lonely Tonight ・・・ 渋すぎる。
3.If You Were There
4.Moving On
5.Pickup
6.Me and My Love ・・・ これもいいね。
7.Easy ・・・ これも泣かせる名曲。
8.I Don't Want to Play Around ・・・ 曲の構成がすばらしいです。(後半の曲調が素敵!!)


試聴できるよ。(I Don't Want to Play Around)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1209396



このアルバム ・・・ い~すね。いやみのない甘さですか。 バレンタインデーが近いだけにビターチョコレートのような大人のアルバムです。全編で素敵なコーラスとメロディー 部屋の灯りを消して、そっとグラスを傾けるのに最適でございます。 しかも1500円!! 絶対買いやね。 バレンタインの夜に大切な方と2人で聴かれる事をおすすめします。

おいらも がんばろっと。

※ あっ そうそう 4月にブルースブラザース バンドがブルーノートに来るね。 ・・・ 見にいこっと。

記事
「AEC SPECTRUM」は、 Elliot Isaac, Aubrey Johnson, Rudy Gay, Ed Zant, の4人組コーラスグループです。
ニューヨークを拠点に活躍したヴォーカル・グループ、エイス・スペクトラムのデビュー・アルバム。
アトランティックでの唯一のヒット・シングル「ドント・センド・ノーバディ・エルス」を収録した傑作。 (1974年作品)

Aretha Franklin / Aretha Now

2006-12-03 18:42:33 | soul-A

いつか君が言ってたね「終わりっていつも哀しいね。」って

僕は、ただ微笑んでいたけど、本当は僕も哀しかったんだ。

「まだ、何かになれるかな?」君はそう問いかけてきたけど
本当は、僕が君に聞きたかった事だったんだ。

Aretha Franklin の奏でる I Say a Little Prayer と共に12月の街をかすかな風が吹き抜けていく。

風は街を抜け僕の心に何かを残していくんだ。いつか何かになれるようにと。

紹介アルバム Aretha Franklin / Aretha Now

1. Think
2. I Say a Little Prayer  ・・・ 切なくなります。
3. See Saw
4. Night Time Is the Right Time
5. You Send Me ・・・ いい曲ですよ。
6. You're a Sweet Sweet Man
7. I Take What I Want
8. Hello Sunshine
9. Change
10. I Can't See Myself Leaving You


試聴できるよ。(I Say a Little Prayer)
http://www.amazon.com/Aretha-Now-Franklin/dp/B00000331L/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1221231703&sr=1-1



早いですね~ もう12月 街はすっかりクリスマス気分ですね。年々時間が過ぎるのが早くなって行くような気がするのは気のせいでしょうか?
Aretha Franklin / Aretha Now このアルバムとは1994年の秋に出会いました。12年以上たったいまでも、新鮮さを失いません。聴く度にちょっぴり切なくなるそんなアルバムですが是非、聴いてみてください。

今年も、突っ走って気が付くと終わりを迎えようとしておりますが、何か残せたのかな?
もういい年なので、少しは落ち着いた人生を歩みたいと思っているのですが、なかなか落ち着きませんね~。(反省です。)

まっ 今年もあと少しですが、まずは、良いクリスマスを。 ・・・ では では 

記事
ソウルの女王、アレサ・フランクリンの1968年発表の傑作アルバム『Aretha Now』。
個人的にアレサ・フランクリンの作品の中でダントツに好きなのがこの『Aretha Now』で、何故か秋に聴きたくなってしまう一枚です。
ディープなソウルナンバーと、ポップで耳に馴染みやすいカヴァー曲がバランス良く聴けるのが魅力的。(逆にディープなソウルファンには敬遠されてしまうのかな?)
後に映画「ブルース・ブラザーズ」で熱唱(熱演)することにな「Think」のダイナミックなグルーヴでスタートするオープニングから傑作の雰囲気が。
続く「I Say a Little Prayer(小さな願い)」は言わずとしれた、ディオンヌ・ワーウィックのカヴァー。
これが本当に素晴らしいカヴァーで、あの宝石のような美しいメロディを優しく、そしてソウルフルに歌い上げるアレサ・フランクリンの歌が絶品。名唱、の一言。
軽快なグルーヴが逆に今のクラブ世代にウケそうな「See Saw」「I Take What I Want」「A Change」とかもすごく良いです。
ディープなアレサ・フランクリンの魅力がたっぷりと堪能できるサム・クックのカヴァー「You send me」や、レイ・チャールズ「Night Time Is the Right Time」もやっぱり最高。
結論:どの曲も最高、というレビューにならないオチになってしまいますが(笑)、でもやっぱりどこをどう聴いても好きなんですよねー、このアルバム。
ラストナンバー「 I Can't See Myself Leaving You」の堂々とした歌いっぷりを聴くと、アレサ・フランクリンが自信にみなぎっているのがよくわかります。

ANN PEEBLES / I CAN,T STAND THE RAIN

2005-11-14 14:19:02 | soul-A

それは、雨上がりに雲が音もなく割れ、そこから最初の月明かりが零れてくるような

そんな ANN PEEBLES の歌声は「UNTIL YOU CAME INTO MY LIFE」と共に、僕に小さな雫と何か素敵な事を約束してくれているような気がしてしかたがないんだ。

紹介アルバム ANN PEEBLES / I CAN,T STAND THE RAIN

1. I Can't Stand the Rain
2. Do I Need You
3. Until You Came into My Life ・・・ しっとりとした名曲です。
4. (You Keep Me) Hanging On ・・・ これもいい
5. Run Run Run
6. If We Can't Trust Each Other
7. Love Vibration
8. You Got to Feed the Fire ・・・ これはめっちゃカッコイイ!!(ミドルテンポ)
9. I'm Gonna Tear Your Playhouse Down ・・・ これは聴かないと絶対だめっ!!
10. One Way Street


※1曲目はくせがあるので、好き嫌いがあると思いますが2曲目以降はとても聞きやすいです。
僕が好きなのは、「UNTIL YOU CAME INTO MY LIFE」と「I,m gonna tear your playhouse down」です。曲の途中で入るタラタラタララララーという効果音が超素敵です。
心 静かに聴いてほしい そんな アーティストです。

「ハイレコーズ」から出している彼女のアルバムは、どれもとっても「おしゃれ」ですので、是非一度聴いてみてください。

記事

アン・ピーブルスは、アル・グリーンやO.V.ライトとともに、ウィリー・ミチェルの伝説的なメンフィスのレーベルである「ハイレコーズ」を代表するシンガーである。最も有名な曲は、彼の夫であるドン・ブライアントとの共作曲である“I CAN'T STAND THE RAIN”であるが、それ以外にも愛や失恋にまつわる多くの優れた曲を発表した。彼女の特徴である力強い歌声が最もよく表されている曲としては、“I'M GONNA TEAR YOUR PLAYHOUSE DOWN”などが特に挙げられるだろう。黒人音楽の主流を主に聴く人にとって、彼女は常にチャートを賑わせる存在ではなかったが、彼女の残した傑作の数々は、間違いなくその時代のベストに数えられる出来である。