埠頭を吹きぬける風が君の頬をさらう。
二人は見つめあい、そして、眩しすぎる海へと視線をもどした
そっと君の横顔を盗み見る。「さようなら」という言葉の意味が、二人の心へ静かに降り注いでいく
ふいに温もりを感じたんだ、それは、かつてない程に甘く、やさしく、切ないほど暖かく、ぼくの胸を濡らしている
哀しみも 裏切りも 眩しすぎる現実も Bobby Womack の Roads of Life が、今、全てを包み込んで行く
全てを失ったとしても行かなきゃならない何処かがあるのだろうか?
君の微笑が、風に揺れている。
紹介アルバム Bobby Womack / Roads Of Life
1. Roads of Life ・・・ いや~ ギザカッコゆす。
2. How Could You Break My Heart? ・・・ これも素敵です。
3. Honey Dripper Boogie
4. Roots in Me ・・・ ムーディーな名曲です。
5. What Are You Doin' ・・・ これも良いっす。(ちょっとアッパーな感じ)
6. Give It Up ・・・ これも素敵なバラード
7. Mr. D.J. Don't Stop the Music ・・・ これも素敵っす。
8. I Honestly Love You ・・・ 〆はやっぱりWomack節のバラードで!!
試聴できるよ
http://jp.youtube.com/watch?v=FPVw3VsE2yY
いや、いや皆さん、ブログの表示トラブル(原因は、私だったんですが。。。とほほ)でアップしたり削除したりとご迷惑をおかけしました。Goo事務局の方々のサポートで問題も解消しましたので、改めてアップさせていただきます。
今年最後のご紹介は、う~ん やっぱり Bobby Womack やね!!
1曲目からWomack節炸裂で、しかもかなり垢抜けたアルバムとなっております。評価は今ひとつらしいけど、自分は、かなりお気に入りのアルバムでございます。
79年のアルバムですが、80年代の香りがそこはかとなく漂っています。
東京の街をなんとなく流すドライブのお供にするもよし、仕事から帰って部屋の灯りを消して、ゆったりと聴くもよし、休日の午後にコーヒーのお供にするもよし、とにかく肩の力を抜いて聴ける逸品ですので是非ともお試しあれ。
しかし、もう1年が終わりますな~ 今年は。。。 ま~ 色々ありましたわ。 気が付くと、もうすぐ40代の足音が …
30代に入ってから時間の流れが急激に速く感じるようになりまして、昔は永遠に年は取らない気がしてましたが、この年になって時間の大切さが身にしみて分かるようになりました。
そんな中、この間、よく行くお好み焼き屋に置いてあった「リアル」っていう漫画を読んだのですが、いや、いや 漫画と言っても侮れませんね~ めっちゃ良い話で思わず、お好み焼き屋でホロリと来てしまいました。
毎日の生活の中で人生の目標や生き方に悩む主人公が、「今の人生の先にしか自分の道はつながってない、だから現実がどうだろうとオレはこの現実にしがみついて必死に生きてやるんだ」(たぶんこんな感じだったと思いますが違っててもご勘弁を)って言って一生懸命、必死に足掻いて生きているのが、なんとも素敵で、ついついそのまま本屋で全巻大人買いをしてしまいました。
東京に来てはや3年、さすがに東京は世界の最先端ちゅう感じで本当に色々な人と出会ったのですが、ともすれば、他人の人生が眩しく見えたり、自分の立ってる場所に疑問を感じたりと、色々考えさせられた事もありました。 しか~し この漫画の主人公の言葉が全てですな~ いや いや 改めて目が覚めました。
人生の最期に、「中々おもろかった」と納得の出来るように、来年もガンガン行きまっせ。
では では みなさん 良いクリスマス&お年を。
記事
[Sam Cooke]が64年に亡くなると、[Valentinos]は暗礁に乗り上げる。チェスなどで出したシングルはそのクオリティにも関わらずヒットせず、ウーマックはバッキングギタリストとして[Ray Charles]などのバックで仕事をするようになった。だがこの時期、彼は[Chips Moman]と知り合い、メンフィスにある彼の「アメリカン・スタジオ」で仕事をすることができた([Joe Tex]や[King Curtis]、[Aretha Franklin]などの録音で彼のギターが聴けるだろう)。と同時に、アトランティックなどからシングルも出したが、[Wilson Pickett]のお気に入りのソングライターになり、“I'M IN LOVE”や“I'M A MIDNIGHT MOVER”などを提供した。
ウーマック初の米国発アルバムは71年の<COMMUNICATION>である。収録曲“THAT'S THE WAY I FEEL ABOUT 'CHA”はR&Bチャート2位を記録する。そして72年の<UNDERSTANDING>では、収録曲“WOMAN'S GOTTA HAVE IT”がR&B1位、“HARRY HIPPIE”もトップ10入り、73年の<FACTS OF LIFE>からも“NOBODY KNOWS YOU WHEN YOU DOWN AND OUT”がヒットするなど、70年代前半は次々と良質の曲を量産していった。
しかし74年に彼の兄弟が殺されたことにより、ウーマックはドラックに深くはまりこんでしまう。[Regina Banks]と結婚し、復調したかに思われたがアルバム<BW GOES C&W>は不評に終わり、レコード会社を移籍して発表した<ROADS OF LIFE>も成功とは言い難かった。
が、81年の<THE POET>の成功により、再び彼は表舞台に返り咲く。84年の<THE POET Ⅱ>では[Patti LaBelle]との共演作も幾つか収められた。以降もコンスタントにアルバムを発表、特に94年の<RESURRECTION>は[Ron Wood][Keith Richards][Rod Stewart][Stevie Wonder]といったゲストが話題を呼び、また、99年の<BACK TO MY ROOTS>は、初のゴスペルアルバムとなった。