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Everybody Loves The'60s '70s Soul

Soulの素敵な世界へ

Bobby Womack / Roads Of Life

2007-12-19 09:39:09 | soul-B

埠頭を吹きぬける風が君の頬をさらう。

二人は見つめあい、そして、眩しすぎる海へと視線をもどした

そっと君の横顔を盗み見る。「さようなら」という言葉の意味が、二人の心へ静かに降り注いでいく

ふいに温もりを感じたんだ、それは、かつてない程に甘く、やさしく、切ないほど暖かく、ぼくの胸を濡らしている

哀しみも 裏切りも 眩しすぎる現実も Bobby Womack の Roads of Life が、今、全てを包み込んで行く

全てを失ったとしても行かなきゃならない何処かがあるのだろうか?

君の微笑が、風に揺れている。


紹介アルバム Bobby Womack / Roads Of Life

1. Roads of Life ・・・ いや~ ギザカッコゆす。
2. How Could You Break My Heart? ・・・ これも素敵です。
3. Honey Dripper Boogie
4. Roots in Me ・・・ ムーディーな名曲です。
5. What Are You Doin' ・・・ これも良いっす。(ちょっとアッパーな感じ)
6. Give It Up ・・・ これも素敵なバラード
7. Mr. D.J. Don't Stop the Music ・・・ これも素敵っす。
8. I Honestly Love You ・・・ 〆はやっぱりWomack節のバラードで!!

試聴できるよ
http://jp.youtube.com/watch?v=FPVw3VsE2yY



いや、いや皆さん、ブログの表示トラブル(原因は、私だったんですが。。。とほほ)でアップしたり削除したりとご迷惑をおかけしました。Goo事務局の方々のサポートで問題も解消しましたので、改めてアップさせていただきます。

今年最後のご紹介は、う~ん やっぱり Bobby Womack やね!!

1曲目からWomack節炸裂で、しかもかなり垢抜けたアルバムとなっております。評価は今ひとつらしいけど、自分は、かなりお気に入りのアルバムでございます。
79年のアルバムですが、80年代の香りがそこはかとなく漂っています。

東京の街をなんとなく流すドライブのお供にするもよし、仕事から帰って部屋の灯りを消して、ゆったりと聴くもよし、休日の午後にコーヒーのお供にするもよし、とにかく肩の力を抜いて聴ける逸品ですので是非ともお試しあれ。


しかし、もう1年が終わりますな~ 今年は。。。 ま~ 色々ありましたわ。 気が付くと、もうすぐ40代の足音が …  
30代に入ってから時間の流れが急激に速く感じるようになりまして、昔は永遠に年は取らない気がしてましたが、この年になって時間の大切さが身にしみて分かるようになりました。

そんな中、この間、よく行くお好み焼き屋に置いてあった「リアル」っていう漫画を読んだのですが、いや、いや 漫画と言っても侮れませんね~ めっちゃ良い話で思わず、お好み焼き屋でホロリと来てしまいました。

毎日の生活の中で人生の目標や生き方に悩む主人公が、「今の人生の先にしか自分の道はつながってない、だから現実がどうだろうとオレはこの現実にしがみついて必死に生きてやるんだ」(たぶんこんな感じだったと思いますが違っててもご勘弁を)って言って一生懸命、必死に足掻いて生きているのが、なんとも素敵で、ついついそのまま本屋で全巻大人買いをしてしまいました。

東京に来てはや3年、さすがに東京は世界の最先端ちゅう感じで本当に色々な人と出会ったのですが、ともすれば、他人の人生が眩しく見えたり、自分の立ってる場所に疑問を感じたりと、色々考えさせられた事もありました。 しか~し この漫画の主人公の言葉が全てですな~ いや いや 改めて目が覚めました。

人生の最期に、「中々おもろかった」と納得の出来るように、来年もガンガン行きまっせ。

では では みなさん 良いクリスマス&お年を。

記事
[Sam Cooke]が64年に亡くなると、[Valentinos]は暗礁に乗り上げる。チェスなどで出したシングルはそのクオリティにも関わらずヒットせず、ウーマックはバッキングギタリストとして[Ray Charles]などのバックで仕事をするようになった。だがこの時期、彼は[Chips Moman]と知り合い、メンフィスにある彼の「アメリカン・スタジオ」で仕事をすることができた([Joe Tex]や[King Curtis]、[Aretha Franklin]などの録音で彼のギターが聴けるだろう)。と同時に、アトランティックなどからシングルも出したが、[Wilson Pickett]のお気に入りのソングライターになり、“I'M IN LOVE”や“I'M A MIDNIGHT MOVER”などを提供した。

ウーマック初の米国発アルバムは71年の<COMMUNICATION>である。収録曲“THAT'S THE WAY I FEEL ABOUT 'CHA”はR&Bチャート2位を記録する。そして72年の<UNDERSTANDING>では、収録曲“WOMAN'S GOTTA HAVE IT”がR&B1位、“HARRY HIPPIE”もトップ10入り、73年の<FACTS OF LIFE>からも“NOBODY KNOWS YOU WHEN YOU DOWN AND OUT”がヒットするなど、70年代前半は次々と良質の曲を量産していった。

しかし74年に彼の兄弟が殺されたことにより、ウーマックはドラックに深くはまりこんでしまう。[Regina Banks]と結婚し、復調したかに思われたがアルバム<BW GOES C&W>は不評に終わり、レコード会社を移籍して発表した<ROADS OF LIFE>も成功とは言い難かった。

が、81年の<THE POET>の成功により、再び彼は表舞台に返り咲く。84年の<THE POET Ⅱ>では[Patti LaBelle]との共演作も幾つか収められた。以降もコンスタントにアルバムを発表、特に94年の<RESURRECTION>は[Ron Wood][Keith Richards][Rod Stewart][Stevie Wonder]といったゲストが話題を呼び、また、99年の<BACK TO MY ROOTS>は、初のゴスペルアルバムとなった。

Brighter Side Of Darkness / Love Jones

2007-03-11 23:56:19 | soul-B

僕たちは公園のベンチに腰を下ろして、長い間 流れる雲を眺めていた。

冬の空をちぎれ雲が心を決めかねるように横切って行く。

君のひたむきさと優しさに触れているだけで人生は素晴らしいと思えたんだ。

そこには汚れのない永遠のやすらぎがあったから。

人は時として、君に全てを求めるかもしれないけど、怖がる事は何一つないんだ。
君はそのままで、その存在そのもので、全てをあたたかく包み込んでいる光なんだから。

Brighter Side Of Darkness の奏でる Love Jones が一つの物語りを静かに終幕へと導いていく。

風にゆれる月の欠片と暖かな痛みと共に。


紹介アルバム Brighter Side Of Darkness / Love Jones

1.Just A Little Bit
2.Oh Baby
3.I Owe You Love
4.Love Jones ・・・ 切なくなる名曲
5.I'm A Loser
6.Love Jones (Instrumental)
7.Something To Remember You By
8.Just A Little Bit (Instrumental)
9.Summer Ride
10.I'm The Guy
11.Because I Love You(Bonus Tracks)
12.Touchdown(Bonus Tracks)

試聴できるよ。
http://jp.youtube.com/watch?v=Elvfx4eqU9E


このアルバム、4曲目の Love Jones 大好きなんです。ちょいと色々ありまして今回はご紹介いたします。(甘々ソウル好きならアルバム買うべし。)
Love Jones ・・・ 切なくなる曲です。(個人的に)

いや いや、「生きてる実感」ってやつを本当に久しぶりに感じて、そして ・・・ でも、人生って本当に素敵ですね。
おかげで今週は、気が付くとメガネをなくして、右足に大きなアオタンが出来ておりました。 さて、来週から、また がんばるか。 ※ 飲みすぎ注意


記事
71年にシカゴの高校で同級生3人によって結成され、その後リード・シンガーに当時12歳のダリル・ラモンが加入、73年にネタものとしても有名なスウィート・バラード"Love Jones"が大ヒットを記録(実際のリリースは72年)し、一躍スターダムにのし上がったBrighter Side Of Darkness。その"Love Jones"をはじめ、大人顔負けのコーラスを聴かせるクラレンス・ジョンソン・プロデュースによる75年発表の傑作。シングル・オンリーの2曲をプラス



Bobby Womack / The Poet

2006-10-08 01:28:03 | soul-B

海岸線のゆるやかなカーブをゆっくりと駆け抜ける
いつかはきっと出会う迷路の中を僕と君は歩いてきたんだ

そして、この海岸でキスをした
微妙に変化していく空と海を眺めながら

物語は風のように遥か遠くからやってきて、そして消えていく
まるで、 Bobby Womack の唄う If You Think You're Lonely Now のように

静かな風の吹く、この世界で、それは ぼくらの切実な願いのような物なのだろうか。

紹介アルバム Bobby Womack / The Poet

1. So Many Sides of You ・・・ きたね~ Womack節やで!!
2. Lay Your Lovin' on Me
3. Secrets
4. Just My Imagination
5. Stand Up
6. Games  ・・・ 超ムーディー 大人ソング(名曲)
7. If You Think You're Lonely Now ・・・  これぞ Womack!!
8. Where Do We Go from Here

いや~ 1周年記念 おめでとー(自画自賛)!!

記念すべき、1周年記念の紹介アルバムは何にしようか正直、悩みましたが ・・・ う~ん やっぱ Bobby Womack しかないでしょう!!
僕をsoulの世界へ誘ってくれた「渋すぎる声」 彼に出会わなければsoulの世界へ足を踏み入れる事はなかったかもしれません。
ちゅうことで、今回はBobby Womack / The Poet のご紹介です。

このアルバム あのPaul Youngがインタビューで「いつかはBobby Womackの"Poet"のようなアルバムを作りたい」といわしめた程の名盤でありまして、まっ 聴いてみてくだされ。
大人のアルバムであります。 個人的には、6曲目のGamesが一番好きですが、このアルバムも本当にお酒が進むアルバムでございます。

2005年10月1日 僕の人生は、時々エアポケットに落ちたようにポカっと空白の休み時間のようなものが訪れるのですが、ちょうど1年前、またまた、僕の人生に予期せぬ空白の休み時間が訪れておりまして、そんな中、始めたのがこのブログでございます。

空白の時間はやはり空白の時間で、時間を持て余していた僕は、暇に任せて毎日ぶらぶらと街を歩いておりました。
街を歩いていて、ふっと耳に入ってきた曲から頭の中に何か風景(物語)を思い浮かべた事はありませんでしょうか?

僕の人生の心の友人であります音楽について、何か残せないかと考えていた僕は、音楽が連れてくる風景を切り出して貼り付けてみようと思い、始めてみるとこんなブログが出来上がった次第でございます。

気が付くと東京暮らしも2年になり、今までにもまして時間の流れが速い場所に身を置いてしまっておりますが、せめてこのブログを書き続けることで、心の足跡でも残せるといいな~ なんて考えております。

まっ これからも よろすく。 では では。

記事
ギターにDavid T.Walker、ベースにNathan Eastといった、かなり都会的でお洒落なセンスをしたメンバーの参加が確実に音に現れた1枚。従来のソウルという概念から確実にブラコンと言われる感覚の音に変化しています。特にLay Your Lovin' on Meのセンスなどは、ブルーアイド・ソウル系の白人シンガーが好んで取り上げそうないわゆるAORサウンドに近いものを感じます。Secretsで聴けるソフトタッチのナチュラルなチョッパー・ベースがきっとネイザンのベースかなと思います。まさに典型的な80年代型ブラコンの王道、こういうウォマックも最高にファンキーに感じます。

Bobby Womack / Understanding

2006-04-22 21:47:11 | soul-B

君は、そっと寄り添う事で、ボクにそれを知らせてくれたんだ。
そのような、場所が、この世界に、ちゃんと存在する事を

ボクは、その間だけ、風と いっしょに自由に空を飛ぶことができた

そこは、あまりに遠すぎて、どこへ向かえばいいのかは分からなかったけど
ボクが、ボクで、ある事を感じる事が出来たんだ

Bobby Womackの唄うAnd I Love Herと共に 今、風が吹き抜けていく
全てが晴れやかに澄み渡るこの夜空の向こうに。


紹介アルバム Bobby Womack / Understanding

1. I Can Understand It ・・・ これぞ、Bobby Womackの真骨頂!!
2. Woman's Gotta Have It ・・・ めちゃ めちゃ かっこいいっす!!
3. And i Love Her  ・・・ ビートルズのカバーですが超えちゃいました。
4. Got To Get You Back
5. Simple Man
6. Ruby Dean ・・・ しぶ かっこいい曲です。(名曲)
7. Thing Called Love
8. Sweet Caroline (Good Times Never Seemed So Good)
9. Harry Hippie ・・・ 素敵な曲です。

試聴できるよ。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/195245



Bobby Womack ・・・ 私を、soulの世界に導いてくれた最高に素敵なシンガーです。
学生時代、福岡の箱崎というところに「レノン」というBarがあったのですが(今もあるのかな?)、ある日、友人とそこで飲んでいると店のおっきな JBLのスピーカーからいきなりBobby Womackのしゃがれ声が聞こえてきました。
その瞬間に、衝撃が走り抜け、それからsoulの世界に足を踏み入れて行く事となったのであります。(それまでsoulなど全然興味がなかったんですが。)
そして、初めて買ったアルバムがこのアルバムなのでございます。

是非、聴いてみてください。 あなたもsoul世界の住人へ

記事
この1972年作のアルバムは前作のCOMMUNICATIONと同じようなコンセプトから構成されているもので、自作曲にビートルズ、ニール・ダイアモンド等のカヴァーを加えた、バックにメンフィスのミュ-ジシャンを従えて、前作より厚みのあるサウンドのバンドスタイル中心の自身のギターも活かしたサウンドで、ゴスペルルーツのハスキーな力強い歌声を聞かせます。ここで特筆すべきなのは、最初の曲、I Can Understand It です。この70年代ロックファンも唸らせるようなスリリングなサウンドのかっこよさと本人の熱唱とバックヴォーカルの的確さと相まって、ボビー・ウーマックにとって重要な曲の一つともいえる曲になっています。歌声はソウルフルに、バックはファンクというよりもロック色の強いこのアルバムは、彼にとっての一つのピークに達したものと言えます。

BobbyWomack/I Don'tKnowWhatTheWorldIsComingTo

2006-02-17 01:09:08 | soul-B

長く淡い髪が頬に流れて美しい影をつけている、夜空を見上げる君の姿を美しいと感じたんだ。

君は夜を従えて淡い光に包まれてる、もし君が光を望むなら瞳は閉じたほうがいい。

Bobby WomackのInterlude #2 が壊れそうなやさしさを儚く包んでいく。


紹介アルバム Bobby Womack / I Don't Know What The World Is Coming To

1.Interlude #1 / I Don't Know ・・・ 死ぬほどかっこいい
2.Superstar
3.(If You Wnat My Love) Put Something Down On It ・・・ 天国が見えてきた
4.Git It ・・・ これもすごい
5.What's Your World ・・・ これも すごすぎ
6.Check It Out
7.Interlude #2  ・・・ 超かっこいい
8.Jealous Love  ・・・ やばいくらいかっこいい
9.It's All Over Now
10.Yes, Jesus Loves Me


試聴できるよ。(Interlude #2)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1811892




このアルバム ぜっ・・・たい買って損なし!! だまされたと思って今週買いに行きなされ。
1曲目からもうBobby Womack節炸裂で真骨頂って感じです。
この時代の本当にかっこいい雰囲気といいますか、Bobby Womackの楽器のような声、絶妙なコーラスのからみ ストリングスの使い方
アルバム全体がもう芸術の域でございます。
まじで 超 お・す・す・め だす!!

記事
彼の生年月日は、1944年3月4日。オハイオ州クリーヴランドで生れた。幼い頃から兄弟とウォマック・ブラザースを結成しゴスペルを歌っていた。グループ名がヴァレンティノスになって61年、サム・クックのレーベルSARから「LOOKING FOR A LOVE」でデビューした。そのかたわら、サム・クックの左利きの
リード・ギタリストとしても活動している。64年サム・クックの死後、グループから独立し65年~66年はレイ・チャールズのリード・ギタリストとなる。66年後半からマッスル・ショールズでウイルソン・ピケットの録音に作曲家兼ギタリストとして参加する。

今日の1枚

2005-10-01 23:10:46 | soul-B
君は、Bobby Womack というシンガーを知ってるかい?1960年代後半から活躍したシンガーなんだけど、とにかく声が素敵。 こんなに引き込まれる声が楽器のような存在感、それでいて包み込まれるようなやわらかさがあるシンガーはほかにいないね。 もし、明日の予定がないのなら、CDを買いに行ってみるのは如何かな? 夜、明かりを消して静かにCDを聴いて過ごす週末も素敵だと思うよ。
ちなみに、初心者におすすめの1枚はこれだね。

紹介アルバム Bobby Womack; Fly Me To The Moon/My Prescription 

ぜひ聴いてみてね。