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吉倉オルガン工房物語

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利己主義のススメ

2009年05月21日 | 思うこと
高校の時の担任が、利己主義のススメという話をされたことがあります。

本当の利己主義というのは、自分の利のために他人を貶めたり、傷つけたりするものじゃないと。
そうすれば、人の恨みというとてつもない損を抱えることになるからだと。
他人にやさしくしたり、助けたりすることが、結局自分のためになるし、まず第一に気分が良いので、それがつまり利己主義者のとるべき道だと。

それはそうだと思ったものです。

で、利己主義者の僕としては、周りの人たち、出来れば世界中の人たちがそこそこ幸せであって欲しいわけです。
不幸な人を見るのは気分が良くないですし、人は自分が不幸だと規定したとき、他者に対して非常に残酷になれるものです。
なので、不幸な人には居て欲しくはありません。
どこか遠くに行ってもらっても良いのですが、そこそこ幸せになってもらうのが確実な解決方法ですね。

まあね、世界を動かしている人達は「幸せ力」が低い人ばかりのようで、とてつもない富や権力だのが無いと幸せを感じることが出来ないらしいからね。
不幸な人を見て自分の幸せを確認することもあるんでしょ。

困ったものです。

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