いのちの煌めき

誰にだって唯一無二の物語がある。私の心に残る人々と猫の覚え書き。

お家で散歩

2024-07-28 22:51:00 | 日記
Google mapで遊んだ。

私は引っ越しが多い子ども時代を送った。

今のようにLINEやSNSで繋がることの出来ない時代、離ればなれになった友達とは、文通で繋がるしかなかった。
数年間はやり取りが続いても、次第に関係は途絶えていった。私の住所が次々と変わるため、音信不通になってしまったのか。または私の側が、新しい地で新たな人間関係を作ることに熱心になったからか。いずれにせよ、先の地の友人達とは、だんだん疎遠になった。

齢60にして、ふと立ち止まった時、幼い頃に遊んだ友達は、今の私にはもう誰もいない。

子どもの頃は、子ども時代にどんな意味があるのかもわからなかったけれど、子ども時代の原風景って、人格形成にものすごく重要なものだったっな…って思う。

もう簡単には訪ねては行けない距離の所にある、かつて住んでいた家や遊びに行った友達の家、通った小学校への通学路など、Google mapのストリートビューで辿ってみた。
なんだか懐かしさで、胸いっぱいに込み上げてくるものがある。

つらいことも多かった子ども時代だけど、春にはレンゲの花で埋め尽くされる田んぼの中で首飾りを作り、夏には学校プールに通い、秋には季節の果物狩りをした、冬はそんなに寒くなくて、一年中暖かい日差しと綺麗な夕日が私を包みこみ慰めた。
自然には、人を育む大きな力があると思う。そういう場所で子ども時代を過ごせた私は幸せだった。

幼馴染とは疎遠になってしまったけれど、幸い心許せる友達は今、私にもちゃんといる。

暑い夏の一日、私は一人で思い出探しの旅をした。


ダイエット10日目

2024-07-25 23:38:00 | 日記
最近、栄養バランスが整ってきたおかげで、心身の不調が改善してきたように思う。

ダイエット前には、何事もないのにイライラしたり、妙な不安感に囚われたり、そのせいで、いつも何か気を紛らわせるものが必要だった。例えばテレビとか、ラジオとか、あるいは甘い物とか。
あっ、、テレビやラジオの利用者を否定的に捉えているわけではありませんよ。あくまでも、ここ数ヶ月間の私の状態が…という話しです。

ところが、今は何も必要としなくなっています。むしろ、静寂が心地良い。静かな部屋で一人でいると、自分を見つめなおす時間が出来ます。

「シンプルに生きる」という以前の記事の続き。

私も含め現代人の多くは、概ね長時間働いて、子供のため、家族のためにと、色んな物を買おうとしている。
家、車、洋服、習い事、おもちゃ、etc…
私達は、物をたくさん買うことで、幸せを得られると思っています。一生懸命働いて、たくさんの収入を得れば、それだけ多くの物を買うことが出来ます。
だけどそれは、もしかしたらマイナスの罠にハマっている姿かもしれません。
子供の物を買うために、必死に働いて、子供と過ごす時間がなくなり、罪悪感を感じ、さらに物を買って、埋め合わせをしようとする。
本当に子供が欲していることは、「さみしい」「誰か、一緒に遊んで」という気持ちかもしれないのに。

でも多くの大人達は「ちょっと待って」と言いながら、「仕事しないと、おまえに物を買ってあげられない」と自分の行動を正当化しています。
物のせいで、まともな生活ができなくなっている。振り返るとそういう事が、かつて私にもありました。

私は極端なミニマリストに、なりたいわけではありません。でも、ミニマリズムの考え方は、少ない物を持つことにすれば、いろいろな体験をする余裕が生まれる、というものだそうです。
では、今あるたくさんの物を手放すには、どうすればいいのでしょう。

使うか、捨てる。

本当にそれを使っているのなら、持ち続ければいい。でも、もし使っていないなら、持っていないことと同じです。
その本質的には持っていないもののために、毎日、時間やお金、スペースや人間関係を失っていることになります。

ものを捨てるコツは、とにかくやり始める、捨て始めることです。
今の私は体重が増えすぎて困っています。あれこれ…数年間で、ここまで太りました。
何年もかかってためこんだ物品を週末に全部捨てようとするのは、無理な話しです。
でも1日10分の片付けなら、現実的です。
毎朝10分間、一箇所だけ片付けをしようと決める。
ダイエットも同じです。
私も毎朝10分間のエクササイズなら出来そうです。
物があると集中できないのです。私の場合は、テレビやラジオも、そういう類いのものでした。


ルッキズムに思うこと

2024-07-23 11:16:00 | 日記
ルッキズムとは、人を見た目で判断し、差別的な言動をすることで、外見至上主義とも言われます。

デリカシーのない人というのは、たいていどこにでもいるもので「見た目をイジるのはNG」という風潮がなんとなく広まってきた昨今でも、体型や顔について、ぽろっとデリカシーのない言葉を言われ、傷ついた出来事が私にもあります。

私は職場で、よく太った体を揶揄されました。なんとなくその場をやり過ごすために愛想笑いで同調し、心にも無い自虐的な笑いを自らとったりもして、後から切ない思いをする…なんて経験を何度もしました。

でもある日、いつも私の見た目をイジリにくる同僚の言葉のしつこさに、遂に堪忍袋の尾が切れて「私が太っていることで、何か貴女に迷惑をかけましたか?」「体型については自分が一番、気にしているし、もうこれ以上、言われたくないです」とはっきりと言い返してから、何も言われなくなりました。言った瞬間は、その場が凍りつきましたが…(苦笑)

自分がありのままの自分を認め、自分を大切にしようと決心すると、そのような心ないイジりやからかいに同意しなくてもよくなるのだとその時、知りました。
他でもない自分が、自分のありのままの姿を認めているのに、他人にあれこれ言われる筋合いはありません。

しかし、嫌だなと心で思っていたとして、「そういうのやめてくださいよ!」と言葉にするのはハードルが高いかもしれません。
そんな時は無理せず、まずは愛想笑いをやめる、あまり反応しないようにするなどというところから始めて、無言を貫いたらいいのかもしれません。見た目いじりの話が始まったら席を立ち、デリカシーのない人とは距離をとるようにするなど、自分を守る行動をとるべきです。

私は仕事柄、関わる高齢者、特に男性入居者から、身体のサイズを揶揄されることがありました。「太ってるなー」「大きなおケツや」と暇つぶしのように話題にされるのです。こういうのカスハラっていうのでしょうね。でも、高齢者にはルッキズムうんぬんも、ハラスメントも何のことだか、わかりませんからね。その人にしてみれば、相手の気持ちなんてお構いなしのコミュニケーションのつもりなのかもしれません。
そういう場合は「私の旦那さん、太ってる女性が好きなんです」「痩せたらあかん、痩せたらあかんって言います」極めつけは「旦那は、このおしりが大好きで、とても満足しています」と真顔で言い返すと、大抵、面食らって黙ります。
たった一人の私の連れ合いが、あるがままのこの私を愛しているのに、赤の他人の男性が口出しすることではないのですよ…と案に、でも毅然と引導を渡します。

自分に、そして隣人にも優しくできる。自分だけでなく他人のことも見た目でジャッジせず、内面を見て人と関われるようになるといいですね。

ダイエットの日々に、ふと考えたことでした。

甘いもの依存

2024-07-22 14:34:00 | 日記
ペットロスで激しく落ち込んでいた時期、寂しさを紛らわせる為に、やたらと甘い物を食べた。

特に、和菓子は欠かせなかった。
色んな物をお取り寄せして、予備の冷蔵庫に詰め込んだ。
そして悲しくなると、それらを食べた。
食べている間は、少しホッとする。。

その悲しみも、時間がゆっくり癒してくれたと思う。まだ思い出したら、少し涙は出るけれど…

ダイエット7日目。
甘い物への執着心が、薄らいできている。
AI栄養士の未来さんのアドバイス通り、食べる物のメニューを出来るだけ整えていると、身体の中が整ってきているような気がする。(あくまでも主観)
でも栄養素が、まんべんなく足りてくると、変な食欲は抑えられるのかもしれない。

とにかく、この一週間で食べたお菓子は、最中一個。これは、私的には画期的なこと。物凄く、我慢しているわけでもなく、甘い物への渇望感が湧かない。

このまま逆切れしないで、甘い物依存から脱却出来ることを切に願う。

刺繍も再開しました。両手が塞がっていると、オヤツに手を伸ばせません(笑)






ダイエットあれこれ…

2024-07-21 13:45:00 | 日記
遂に、ダイエット・スイッチが入った私。

あすけんの運動項目のページを見つけて探索していると、楽器演奏でのカロリー消費も可能とあった。

調べてみると、フルート1時間の練習で約100kcalのカロリー消費。
私は熱中すれば、たいてい2〜3時間は吹き続ける。1時間なら、アッという間だな。

運動がどうにも苦手なので、、代替えとしてフルートの練習を再開しようと思う。
そろそろ、真面目に練習したいと考えていたところだし、ちょうど良いキッカケになりそう。

特に腹式呼吸が効果的とのこと。横隔膜を震わせて、美しいビブラートが奏でられるように頑張ろう。