先のブログに、高齢男性入居者が親切にしてくれる女性介護者に、老いらくの恋をする事があるという記事を書いて、思い出した。
以前、北原みのり著「毒婦。木嶋佳苗100日裁判傍聴記」という本を読んだ。
逮捕された時や裁判中は、彼女のその風貌と婚活詐欺及び殺人という事件に、世間が騒いでいたことを覚えている。
でも当時、その事件への私の関心は薄かった。
この世には一所懸命、婚活しても 一度も結婚出来ない男女が 沢山いるのに、どうして? 指一本触れられない、ガラス越しの死刑囚相手に、 恋が出来るのだろうか?
木嶋佳苗って、どういう女なのだろう。
ものすごい自己愛性人格障害者だということはわかった。と同時に、被害者に対する自責の念も、反省も、もちろん謝罪も全く示さないサイコパスだろうということも感じた。
あの事件がセンセーショナルに明るみに出た時、世の男性陣は口を揃えて、「デブで ブス。あんな女の どこがいいんだ。俺は 絶対、騙されない」と嘲笑った。でも、私はそうは思わなかった。
首都圏連続殺人犯で 死刑囚の木嶋佳苗は、3度目の獄中結婚をしている。
逮捕された時や裁判中は、彼女のその風貌と婚活詐欺及び殺人という事件に、世間が騒いでいたことを覚えている。
でも当時、その事件への私の関心は薄かった。
ところが、木嶋は3度目の獄中結婚をしているということを知って、少し興味が湧いた。
この世には一所懸命、婚活しても 一度も結婚出来ない男女が 沢山いるのに、どうして? 指一本触れられない、ガラス越しの死刑囚相手に、 恋が出来るのだろうか?
3度目の結婚相手は、週刊誌の編集者とのこと。
木嶋の言葉を記事なり、手記なりにしたいという欲望があるのかもしれない。
例えば、そういうビジネスライクな気持ちを考慮したとしても、それでも、結婚までの決断をしたことに、私の想像力は大いに刺激される。
少なくとも、3度目の結婚相手は、木嶋と結婚するために子までなした前妻と離婚している。
木嶋佳苗って、どういう女なのだろう。
裁判傍聴記の他、数冊、本を読んでみたけれど、全く 捉えどころがない。
ものすごい自己愛性人格障害者だということはわかった。と同時に、被害者に対する自責の念も、反省も、もちろん謝罪も全く示さないサイコパスだろうということも感じた。
事件当時の出会い系サイトや婚活サイトの利用者の中には、名乗り出なかった木嶋佳苗の詐欺被害者が、まだまだ 多くいるんだろうなとも感じた。
あの事件がセンセーショナルに明るみに出た時、世の男性陣は口を揃えて、「デブで ブス。あんな女の どこがいいんだ。俺は 絶対、騙されない」と嘲笑った。でも、私はそうは思わなかった。
実際に裁判傍聴をし、生身の木嶋佳苗を見た人々は、彼女の言葉には言い表せないような魅力に、少なからず引き付けられたという。特に「鈴を転がすような、可愛らしい声」と著者は書き記している。
木嶋佳苗のような女に目を付けられた、財産持ちの男性達が次々と被害者になってしまったことは痛ましい事実だか、彼らがどうしても逃れられなかったことも、私には少しわかる気がする。