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White and Black Wing

『ツバサ』の吸血鬼双子と猫LOVE
最近はマイペースに更新中

『地球へ・・・』DVD8巻 感想 その2

2008年03月08日 | 感想 anime
感想という事でネタバレあり




23話「地球へ」
この話、最初のあたりは原作にはないシーンの連続でした

同族を殺してしまったトォニィの心の傷は深く
ジョミーへの想いがなければ押しつぶされてしまっていたかもしれません
このシーン、トォニィをそっと抱き締めて
「仕方なかったんだから、そんなに悲しまないで」と言いたくなりました

キースはジョミーからの交渉の申し出があった事で
グランドマザーに判断を委ねに行ったが
逆に自分に判断を委ねられて戸惑い、ミュウ殲滅作戦に出た
交渉すると見せかけて月の裏側で待ち受けるメギドシステム
その数6機……さすが悪魔。容赦なし

地球の近くに最後のワープをしたミュウの目前には――赤灰色の地球の姿
本放送の際にとても驚いたのを覚えています
原作ではミュウ達が青い地球に感嘆の声を上げるシーンですが
アニメ版では
「こんなもののために仲間を見殺しにしてきたのか」
と落胆の声を上げてました

そんなミュウ達の船にメギドの照準が合わされたと同時に発射準備開始
ワープ準備も間に合わない状況にハラハラドキドキ
しかしキースは迷った挙句に発射直前にメギドを止めました

キースのもとに向かったフィシス
キースを殺してブルーの仇を取るつもりだった
このシーンもTVアニメ独自のシーンですが結構好きなシーンの一つです
覚悟を決めてキースのもとに行ったはずなのに引き金を引くことができなかったフィシス
フィシスに殺されるつもりだったように見えたキース
ソルジャーが前線に立つミュウの戦い方の理由を聞いたりして
ミュウを理解しようとしたのは、マツカの死が影響しているのでしょうか?

グランドマザーのところに行く途中で見かけた
カナリアと呼ばれるモルモット達の存在が妙にリアルだ

ジョミー「『マザーに愛でられし者』か」
キース「昨日まではな」
グランドマザーに通じる扉での会話が意味深です
この時すでにキースはスウェナにメッセージを託していたから出た言葉でしょう

キースはグランドマザーも完全ではないと分かっていたにもかかわらず
「マザーシステムはミュウにとってのソルジャーのようなものだ」とも言いました
だから人間には必要なのだと
この真意が分かるのは最終話ですが

そして2人はグランドマザーのところに到着
ジョミーが圧倒的な威圧感に驚いたところで終了

そして最終話へ――

といきたい所なんですが
時間が無くなってしまったので今日はこの辺で

『地球へ・・・』DVD8巻 感想 その1

2008年03月07日 | 感想 anime
感想という事でネタバレありです


ジャケットイラストは
ジョミーとキースが戦っている周りに
トォニィ、マツカ、ハーレイ、リオ、スウェナ、サム、フィシス、そしてブルー
という主要メンバーが配置されてました

ジョミーとキースだけじゃなかったのが正直、意外でした
……いや、2人が歩み寄っている絵なら分かるんだけど
戦っている絵だったんで、ちょっとビックリしましたね


22話「暮れる命」

仲間の死に打ちひしがれるナスカの子供たち
ジョミーも落ち込んでいるトォニィを心配している

そんな時キースから通信が
木星大気圏上空にある『潜在ミュウの強制収容所』を落とすと言ったらどうする?
……あ、あんた本当に悪魔だ
トォニィの「野郎……許さねぇ」という怒りをあらわにしたセリフが格好いい

このまま地球に進路をとるというジョミーに対して
アルタミラで見殺し、ナスカでも見殺した。これ以上同族を見殺したくない
という老師たちのセリフが胸を打ちます
考えがあるというジョミーを遠くから見ていたトォニィは単独行動を開始します
この時トォニィが言ったジョミーの苦しみって何なのでしょうね

サムが死んだ知らせを受けてキースの脳裏にサムが最後に言った言葉がよぎります
「みんなともだち」
キースの追悼の心を感じ取りキースについてきて良かったと思うマツカ
だけど、キースはマツカに対して冷たくあしらうと外に追い出しました

トォニィとマツカが廊下ですれ違うシーンは妙にドキドキしました

互いに相手が普通の人間じゃないと気付いた程度で終了

そしてトォニィはキースの所へ到着
「ママもブルーも優しい人だった。ジョミーまで殺させはしない」
というが早いかキースの首をじわじわと締める
私はというと
そうだトォニィ殺っちゃえ
とトォニィを思い切り応援していました
どうやら私は純粋でひたむきなキャラに感情移入しやすいタイプのようです

キースの息の根が止まりかけたのを感じたマツカの暴走で
マツカとトォニィの戦闘開始
同族と戦う気のないトォニィ
防戦すると同時に、どうして人間側についているのかを問いかけます
トォニィが離れた位置に倒れているキースにとどめを刺そうとした時マツカが庇いに入って――

同族を殺してしまったトォニィは、その場から離れるのが精一杯

最後の力を振り絞ってキースを目覚めさせたマツカの
「悲しんでくれた」と嬉しそうな、ホッとしたようなモノローグが胸を打ちます

忠実な部下を失ったキースは一人になって一体何を思うのでしょうか

しかし、私が一番気になったのは
自分一人でマツカを埋葬すると言ったセルジュの心境だったりする
(この場合「埋葬」という言葉であってるのか迷うところですが)
マツカとセルジュは相棒とも戦友とも違うから推測するのが難しい


潜在ミュウの強制収容所は
ステルスデバイスを搭載していたゼル機関長の船とナスカの子供たちによって無事でした

時間がなくなってしまったので
今日はここまで

買おうか、それとも・・・

2008年02月23日 | 感想 anime
CLAMPトレカやツバサOAD付きコミックなどを買っているため
ここ最近出費が多いのですが
また買おうかどうしようか悩んでいるものが出てきました

『地球へ…』Expansion Disc II ~君を想う宙(そら)~

1弾目の「~さよならを君に~」も買ってるから買おうかなとも思うんですが
なにぶんこれから出費がかさむので躊躇しちゃってます
まぁ1弾目はブルー目当てで買ったようなものなんですが

本当にどうしよう……悩む
発売まであと1カ月ほどあるし、のんびり考えることにします

今日はこの辺で

地球へ・・・DVD vol.7感想 その2

2008年02月10日 | 感想 anime
今日は本編の感想を書きます


19話「それぞれの場所」
ジョミーとキースが自分たちのルーツとなった場所を破壊しに行く
言わば「過去との決別」をした話

印象的だったのが
ジョミーは「地球の座標を割り出すため」に
ミュウとしての出発点であるテラズ・ナンバー5を破壊しに行ったのに対して
キースは「グランドマザーに命じられ」て
自分の生まれた場所であるステーションE-1077を破壊しに行ったことと

2人のセリフ
ジョミー「ここから全てが始まった」
キース「ここで全てを終わらせる」

そして2人の行動
ジョミー:テラズ・ナンバー5を破壊した後、サムに貰ったリストバンドを置いて(落して?)きたのに対して
キース:ステーションE-1077を破壊する際にシロエの宝物だった絵本『ピーターパン』をシロエの部屋だった場所に置いてきたこと
でした

この話だけを見ても
2人が正反対のようで実はよく似てることが分かりますね


後は
ジョミーがテラズ・ナンバー5を破壊しに行ったときの
テラズ・ナンバー5がブルーの姿を借りて止めるように説得するシーン
実際のブルーなら絶対言わないようなセリフ満載なところが違和感バリバリで妙に楽しかったです



20話「決戦前夜」

自分の命を助けてくれた相手に対して『化け物』呼ばわりはどうかと思う
と、初っ端からキースに対しての愚痴が出ました

「不死身のキース」の立役者は間違いなくマツカなのに……
まぁ表立って動くのはセルジュだけどね
個人的にマツカとセルジュのコンビは好き
何か可愛らしいコンビが好みなのかもしれない


それにしてもキースって分からないキャラですね
マツカの言うように「死に場所を求めている」ようには見えないんだよなぁ……

あっ、マツカがキースの傍にいて命を助けてるのは
ひょっとして『いやがらせ』の意味も含まれているのだろうか……なんて、ふと思いついた

心が無いように見えるけどサムを見捨てないことから考えても有り得ない
サムといえば遊びに来る小鳥に「キース」「スウェナ」「ジョミー」と名付ける姿が哀しいですね
最後にキースにサムが言った「みんなともだち」
この言葉が人間とミュウの間で成立する時が来るのは、まだまだ先の話です



21話「星屑の記憶」

この話は新装版『地球へ…』2巻P285のトォニィのセリフ
「いつでも あなたの心はソルジャー・ブルーに帰って行くんだ」
を具現化したようなものでした

ブルーの言葉を思い出した後
「ブルー、貴方は生きている。今も僕の中に」

そして人間との戦いに赴くときのワープ前のセリフ
「ブルー、貴方の想いとともに飛びます。行きましょう地球へ――」
因みに、このシーン。次々に指示を出すジョミーと、長老たちが格好いい


そして……
やはりこの話といえばトォニィとアルテラでしょうか
とにかくアルテラが凄く可愛くて好き

戦闘機の調整をしているトォニィにちょっかいを出してみたり
(この時のヤエさんのボヤキが面白い)
人間との戦いの場面では
「トォニィは『私の』なんだからねー」
「トォニィに手を出すなー」
とにかく『トォニィ大好き』と身体全体で表現しているのがいい

そんなアルテラがセルジュに殺されました……
トォニィにとっては正しく『亡くして初めて分かる かけがえのない人』だったアルテラ
アルテラを失ったことでトォニィは暴走し始めます
あっという間に少なくとも3つの艦隊を殲滅させました
流石に「タイプ・ブルー」が暴走すると凄いことになるみたいですね


この時言ったキースのセリフ
「最早、人間から生まれた種族とは言えないな」

……

ステーションでの友人:スウェナさんから自分の養娘(レティシア)を助けてくれと言われ
「例外は認められない」
と言った挙句、対ミュウ戦の罠として利用する悪魔に「だけは」言われたくないセリフだなぁ

19話で明かされていたことなんですが
ジョミーとレティシア2人のミュウを育てていることになるパパ&ママ
19話の時点でジョミーと再会していたら……やっぱりアタラクシアを脱出していたんでしょうか?
それともアタラクシアに残ってミュウと生きることを選択したのでしょうか?
後者だったら救いはあるけど、もし前者だったら……救いがない話になっちゃいますね


今日はこの辺で

地球へ・・・DVD vol.7感想 その1

2008年02月09日 | 感想 anime
『地球へ…』DVD7巻
内容が長くなるので2日に分けます


ジャケットはジョミーとトォニィの2人
二人とも真直ぐな瞳をしています
トォニィの表情が未来の明るさを示しているように見えますね

来月発売の最終巻のジャケットは間違いなくジョミーとキースでしょうが
対立の構図なのか、歩み寄りの構図なのか楽しみなところです


今日は特典映像の感想を書きますね

『地球へ…パイロット版』
月の裏側から地球が徐々に姿を現していき――ブルーの瞳が開くところから始まります


キャラクターの姿は原作寄り
そして全体的に色が薄かったり、TVアニメ版と配色が違ったりで新鮮な感じがしました
キースの瞳が緑だったり、ブルーが淡い金髪だったり……。
そんな中で一番驚いたのがトォニィでした
まず、髪の色が白く、もみあげ部分のクルクルの髪がなかった
そして瞳は普通のオレンジ色の瞳
最初見た一瞬、誰だか分らなかった

そしてキャラクター名とともに出てきた説明文……っていうかキャッチフレーズのようなものが楽しい
出てきた順に書きますと……

ジョミー
「選ばれし“荒ぶる能力者”」

キース
「地球政府のエリート」

シロエ
「政府の反体制児」

トォニィ
「新世代の能力者“恐るべき子供”」

フィシス
「過去、現在、未来を見つめる盲目の少女」

ブルー
「刻を待ち続けた悲劇の戦士」

……ジョミーとトォニィのフレーズに苦心の様子が窺えるのは私だけ?


その後は原作でおなじみのシーンが散りばめられていきます
あのシーンに色をつけたらこんな感じなのかなぁ
と感慨深く見ていたら……

……

ナスカでジョミーとキースが相対するシーンで
キースに右目を打ち抜かれるジョミーの姿が

こんなの原作にあったっけ? と確認してみると……やっぱりない

原作にないシーンをわざわざ入れたっていう事は
キースが右目を打ち抜くのは、この時から決定事項だったという訳ですね
【多分違う


そして地球をバックにブルーがゆっくり瞳を開ける――どこかで見たようなシーンで終了
(第1期オープニング曲終了間際&17話本編終了間際のあれです)
最もキャラクターデザインが違っているので新鮮に思いましたが


音楽がTVアニメ版と違うという事で、差し替えられていましたが
むしろオリジナルで見てみたかったですね
この映像にどんな音楽が付いていたのか気になるところです


今日はこの辺で