素人の只の御遊びだ。 頭の体操だ。
進化とは、必ずしも良い方へとは、限らない。 悪い方へ、即ち退化と云う事もある。
ダーウィンの進化論では、適者生存の自然淘汰と云う事だ。
DNAの突然変異により、変異種が出来、より環境に適したものが、長い間に、残って行くという事だ。
これは自然界の動植物の事だ。 人類は文化文明の社会生活を営んでいるから、単純に自然淘汰はされない。 たとえ一時的に、亜種が出現しても、直ちに排除されることが考えられる。
又、進化は、多産多死でないと、難しい。
これ等の事を踏まえて、いくつか予想して見る。
1.身長: 直立の人は、高身長になると、足、腰、脊髄、循環器系等々の負担が大きくなり、さまざまな障害が出て来るらしい。 だから身長は、これ以上伸びない。 2m以下にとどまるだろう。
2.体型: 脳が増大して来た経緯が、続くとすれば、頭はもっと大きくなるだろう。 するとそれを支える首、脊髄、足腰等は、丈夫でなければならない。 要するにずんぐり体型と云う事だ。 しかし、世の風潮は、小顔、8等身が美形とされる。 恣意的に遺伝が操作されるとすれば、こちらが勝つかもしれない?
3.視聴覚、嗅覚: これ等は確実に退化して来た。 これは更に進むかもしれない。
4.消化能力: これも退化して来た。 即ち、野生動物と違い、消化の良い柔かい物を、煮炊きして、胃腸に負担を与えないような食生活をしてきた。 これが進むと、胃腸は更に、縮小していくことが考えられる。 だが食欲だけは衰えないかも知れないので、何とも言えない。 太い単純な管の様な消化管になる事が考えられる。
5.運動能力: 車社会、交通インフラ等により、人は歩かなくなった。 だから運動能力は退化していくことが、考えられる。 足腰の筋肉が衰えて行くという事だ。 アスリートもいるから、単純ではないだろうが・・・ ボルトのように100mを9秒6台で走る選手が出て来たし、運動能力は一概に退化するとも言い難い。
6.体毛: これは確実に少なくなるだろう。 衣類をまとう事から、体毛は動物時代の名残だ。 頭髪の薄い人は進化だということだが? 腋と下の毛はどうだろう? 体全体にツルツルで毛の無い人類になって行くのかも知れない。
7.寿命: これは、更に延びる可能性がある。 従来は、生活改善、医学の進歩で延びてきたが、遺伝子そのものを変化させる、又は優性遺伝子を保護する等の操作が出来るとすれば、200歳以上に延ばせるかもしれない。 要するに、ガンになりにくい細胞、テロメアの長い、又テロメアが減らない細胞を目指すという事だ。
これ等を、考え併せると、体型的には頭と口が大きく、胴体はずんぐりと、足腰は短くがっちりと、手は細長く、毛は無く、そんなような生き物になるのかも??? 又はよりスマートに、脳はこれ以上発達しない事も考えられる。
又は、ドカンと一発来て、地球上がリセットされて、新たな超人類が誕生するかもしれない?
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