外見だけでなく、血統に対する差別もある事例。
有る白人男性の妻(白人女性)が殺された。
殺したのは、別れた元妻(白人女性)だ。
原因は男性の血統にある。 その男性は見かけも全くの白人だ。 白人として雇われ、重要なポストに就いていた。
だが実は、黒人の血が混ざっていたのだ。
元妻との二人の子(娘、息子)も、全くの白人に見える。
殺人に至る経緯はこうだ。
殺された妻との間に子が生まれた。 其の子は秘かに養子に出された。 何故かというと、明らかに黒人だったからだ。
男性と妻の合意の上で養子に出されたのだが、妻がやはり引き取って育てたいと言い出したのだ。
そうすると、元妻との子にも黒人の血が混ざっているということが分かってしまう。
元妻は、現在の妻に養子のことを撤回しないように説得に行った。
だが妻は耳を貸さなかった。 そして元妻が妻を殺した。
Law & Order で、捜査はこの動機を突き止めるのに、男性の血統に行きつくまで、苦労した。
男性も隠し通したし、職場でも分からなかったからである。
人種差別は、外見だけではないのだ。
マルコムXの祖母も白人から犯されて、母が生まれたのですが、外見はどう見ても白人ですが、白人と扱われなかったそうです。
実際にマルコムX等の子供は黒人でした。
ジェファソンの子供も黒人奴隷との子供なので、黒人だったそうです。
そういう人はアメリカには多いそうです。
マライア・キャリーも白人みたいですが、実際は黒人です。
それなのに黒人と言うと蔑称されやすいのが、現状かなと思いました。
私が思うのですが、ブッシュの後継者が地味なマケインでなく、弟のジェブだったり、ジュリアーニ市長だったら、オバマは負けていたのではないかと思いますし、ペリカン文書の言語版を読んでいましても黒人差別は強い感じがしました。
それでよけいに黒人のヒーローを大きく見せている感じがしました。
マイケル・ジョーダンが白人選手だとあんなに凄いとは思われなかっただろうと思います。
オバマの後はまたまた共和党の白人候補に戻るだろうし、今度も有色人種だと内戦になる可能性が高いと思います。
アジア系は当分は大統領などの要職にはつけないでしょう。
つまり英文のペーパーバックを読んだ時の感想です。