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原爆投下は、非人道的な犯罪だ。
アメリカは、原爆を日本を標的に実験してみたかった。
ポツダム宣言の国体護持の文言を削除し、日本が降伏を受け入れ難くして、戦争を引き延ばし、原爆投下の機会を作った。
本来、爆撃空襲は軍事基地、それに準ずる工場等を無力化するためのものである。
しかるに、無差別的に都市に、広く壊滅的な被害を齎す原爆を投下したのだ。
これは許されざる非人道的犯罪だ。
だが、これについては日本にも責任がある。
戦争を始めた責任。 早く戦争を終わらせなかった責任。 アメリカに原爆投下の口実を与えた責任。
あの戦争は日本の大いなる過ちだ。 戦争遂行中も無責任体制の極まれるところだ。
日本の無責任体制は現在も続いている。
だがもし、原爆投下がなく、軍人の言うように本土決戦に進んでいたらどうなったか?
ソ連は不可侵条約を破って、参戦したのだから、北海道、東北まで占拠したに違いない。
連合軍もアメリカ主体ではあるが、英国、中国等の軍隊も早い者勝ちで乗り込んで、各地を占領したに違いない。
戦後の日本はズタズタにされていた可能性がある。
沖縄は中国に、その他英国等にあちこち分割されていたかも知れない。
原爆は大きな外圧で、これにより日本は降伏を決意し、国体も維持し得て、分割を免れたと言える。
戦争という大きな流れの原因、責任、そしてその中での原爆の位置付け、意味を、よく考える必要がある。
ここにあらためて原爆の被害に遭われた方々のご冥福を祈り、お悔やみの黙とうをささげます。
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