vagabond77

時空を超えて・・・
微塵のような存在でも、何らかの記憶に残るか?
何かしら、波紋のようなものかもしれないが・・・

美と醜

2019-06-09 02:26:05 | 日記

前に、「善と悪」、「理想と現実」について述べたが、「美と醜」も同じく、人間社会のことだ。

自然界にはそのような区別はない。

自然界はあるがままに存在する。

「善と悪」は人間にとって生を利するものと、生を害するものということを述べた。

「美と醜」も基本的にはそれが根底にある。

だが、それは「快と不快」から派生する、より高度な感覚的評価だ。

絶対的基準はない。

個々人によってその評価は多様だ。

その人の成長過程、環境、体験、思想信条等によって培われる感覚によって左右される。

ちなみに「美」は丸々と太った羊の形を具象したもの、「醜」は墓場の死体を具象したものらしい。

美醜は形あるものへの評価にとどまらず、行為、人格にも派生する。

徳と不徳、上品と下品等である。

これらにも同じく絶対的基準はない。

 

 


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