天皇に人権はあるのか?
人権を生存権に特定して考えれば、日本国に於いて、一番その権利を保障されているのが天皇である。
生活、医療を完璧に終身保障されているからだ。 この意味では天皇以上に生存権を保障されている人は、日本にはいない。
だが自由という点ではどうだろうか?
天皇は生まれながらにして、天皇であることを義務付けられている。 象徴天皇であることを国民から負託され法に定められるところに従い、存在の在り方が定められている。
だから職業は天皇である。 思想信条も当然限定される。
自由なのは趣味ぐらいだ。 プライベイトでテレビを見るのも自由だろう。 モームスやAKBを見るのもOKだろう。
だから、園遊会でその手の人たちに適応したお言葉をかけられる。
天皇も人間だ。 喜怒哀楽も当然あるだろう。 悩みもあるだろう。
日本の国民は、天皇職を天皇に依頼して、自分たちのアイデンティティの象徴として奉っている。
天皇もそのことをよく承知して、天皇にふさわしく振舞っている。
僕たちは、天皇をある意味、一人の人間として、理解してあげなければならない。
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