文春に「スターは楽し」で生死に拘わらず連載されている。
5月号はメリル・ストリープである。 記事に拘わらず僕の印象を書いて見る。
エンタメ派の僕にとって、彼女はそれほど好きなスターではない。
だがその演技は認める。 巧い!渋い!凄い! キャラそのものだ、
スカパーでの印象作品は「The River Wild」、ケビン・ベーコン扮するウェイドが逃走中の強盗犯で、急流の川下りでの激闘のお話だ。 ここでは屈しない強さを見せている。
何でもこなせる、息の長いスターだ。
そう云えば、シカゴの巨大8Mのマリリン・モンロー像が解体撤去されたそうだ。
ケビン・ベーコンは個性派の俳優で悪役のほうが似合います(笑)
マディソン郡の橋は不倫映画ですが、結構感情移入し易く描かれています。
個人的にはクリント・イーストウッドが演じるのはどうかと思いました。 彼はワイルドで女好き、ローハイド、マカロニウェスタン、ダーティーハリーのイメージのほうが似合っていると思うし、その方が好きなのです。
女好きと云う点ではマディソン郡の橋は当ってますけどね(笑)
あの頃、メリル・ストリープがあんなに体力あるとは思えなかったと言いましたし、アメリカでは皆、メリルが出来るのだから私も出来ると言って、激流下りに挑んで失敗する人が多かったそうです。
Vさんと同じくケビン・ベーコンは悪役の方が似合うと思います。
マディソン郡の橋は、アメリカではメリルのヌードが生々しくて嫌になると言う意見が多かったです。映画評論家も批判していました。
私はこの二つはそんなに好きではないですが、見に行きました。
しかしながらほとんど女性客なので恥ずかしかったです。
クリント・イーストウッドは女好きと言うイメージですが、マディソン郡の橋もそうでしたね。
ただ自分の母親が死後、不倫をしていたと知ったら、怒り狂うでしょう。
私もメリル・ストリープはそんなに好きではありません。
私が好きなのは、ジェニファー・コネリー、ソフィー・マルソー、シャルロット・ゲンズブールに、昔日本馴染みのブルック・シールズです。
それにしても私が見に行った映画は大体女性客の方が多いです。
ですので会社では変人扱いされています。
Vさんはどうですか。華ねえさんは反対に男性客が多い映画をご覧になりましたか。
首相時代のサッチャーよりも隠居している現在のサッチャーを見事に演じていたと思いました。
しかしながら保守党首脳部はサッチャーの声がヒステリックすぎるとかサッチャーは自主的に引退したとして、その部分を批判している人が多いです。
それにしてもあの頃もそうですが、独身は男女問わずに未熟と見られがちですね。
サッチャーも結婚して国会議員に当選しましたが、今でも真の独身政治家は見当たらないですね。
早く独身でも大丈夫と言う時代になって欲しいです。
メリル・ストリープ、女性監督はサッチャーと考え方が正反対なので、サッチャーを批判的に描くと思いましたが、意外にも好意的なので驚きました。
ユーロに加盟せず、緊縮財政のおかげで、イギリスは欧州危機から離れた位置にいますが、それもサッチャーの功績なのでしょうね。
そういう部分を暗示している映画なので、嫌われていたサッチャーも見直されたのかなと思いました。
今日は映画館は男女半々でした。珍しいです。
これがフランス映画だと女性80%、男が20%ぐらいでしょう。
私は手帳があるので半額ですが、Vさんは映画館に行くと大変でしょうね。
フランス語会話の番組を見ていますとフランスは日本の値段の半額で見ることが出来るそうです。
日本は何故こんなに高いのでしょうか。
少しは映画会社も考えて欲しいです。