カリンの日課
朝餌を食べてから、縄張りを一回り、
そして、ここ、洗濯物干し場の庇の下、
出入り口になっている、舅様の寝室の前で、姑様にお愛想の挨拶をする事。
大きな声で鳴かないと、耳の遠い姑様には、聞こえない。
私が、「義母さん~っ! カリン来たよ~!!」 と、呼ぶと。
姑様が、猫なで声で、「カリン~来たの~ おぉよちよち 」
カリンは、ここのガラス窓が、
どれだけ、開け広げになっていても、絶対部屋に入らない、
誰も、見て無くても、入らない。
いつも、此処で、座って、誰かが、顔を出すまで待っている。
舅様の部屋だと、分かっているのだろう。
姑様が寝起きしている、母屋の座敷には、
二度も、眼を盗んで、上がり込み、叱られました。
舅様が、アボカドの枝を伐採中
「じいちゃんが、落ちない様に、見張っててね」 と言い置いて、
私は、窓拭きに~
そろそろ、お昼の支度‥と 思ったら、
また、ネズミを咥えて来た。
オモチャのケース、空気穴も有って、サイズも丁度良く、
ネズミが動くと、転がるので、カリンも退屈しない様子。
カリンが飽きるまで、この中で、とりあえず、保護。
怪我が治ってから、やたら、狩りに燃えてる、カリン
もしかして、リハビリのつもりか ? ?