ツタヤディスカスで「亡国のイージス」を借りました。
以前からクウガのスーツアクター・富永さんが出演していると聞いていて、
機会があったら見たいなーとずっと思っていたんです。
まずは役者さんの顔ぶれが贅沢。
舞台で言うならプリンシパルにあたる人が多い多い。
主演の真田さんや勝地くん、佐藤さんや中井さん…と書き出すとキリがないし、
ピンポイントに登場する役者さんも豪華です。
JAE関係でも春田さん富永さん武智さん蜂須賀さん…と、
エンドロールにお馴染みの名前が並びますし、
富永さんはかなりのアップ、そしてセリフもあったし、
その度に一時停止してワイワイ盛り上がり(^_^;)
「組!」で言えば谷原さんや矢島さん、
「時効」で言えば豊原さんや光石さん
「クラ進」からは真木さん・松岡さん・池内万作さんなど、
そのどなたにも『おおぅ!』と言う見せ所があったり。
それから、「うみほたる」のシーンで
カメオ出演的に登場してた大河内浩さん(真珠トミコのお客)がステキ。
亡国のイージス
「亡国のイージス」
自衛隊のイージス艦の中で起こる蜂起が鎮圧されるまでを、
それに関わってしまった人間1人1人に丁寧に焦点を当てて描いた物語。
…えーと、「沈黙の艦隊」もこんな感じの話でしたっけ?
何の予備知識も無く、あったとしても忘れてる^^;状態で見たので、
「この戦艦とか、マニアな人にはセットだって分かっちゃうのかなー」と呟き、
「それ、自衛隊所有の本物だよ」と同居人に正されてしまいました(^_^;)
最初、戦艦と言う閉鎖空間で殺人事件が発生、と言う風に、
サスペンスタッチで始まった時は、
話の展開もスピーディーだし、登場人物の描かれ方も丁寧な印象で
『面白そう!』と見ていましたし、
同じ自衛官同士である仲間の戦艦を撃沈するシーンでは、
戦争と言うものの内実を静かに表現していて息を呑んだのですが。
…盛り上がる筈の後半に行くに従って、何故か流れが緩やかになる印象が。
いや、1つ1つのエピソードを考えればそんな事はない筈なのですが。
効果音に対してセリフの音量が小さく聞えるのは
ウチのDVDプレーヤーの所為かもですし、
深夜に見るのには効果音が大き過ぎて(ミサイルの発射音とか射撃音とか)
音量を絞って見てた(聞いてた)のが敗因かもです。
だって、会話の緊張感で物語が動いて行くシーンが結構多かったのに、
そこがあんまり聞き取れなかったと言う(ダメじゃん^^;)
「それと、『階層付け』が出来てないんじゃない?」とは同居人の意見。
登場人物が皆同等に意味を持つ「群像劇」なのでしょうけれども、
焦点の当て方があまりにも皆同じと言うか、物語自体の焦点が定まってない感じ。
沢山の良い役者さんが良い芝居をしているので、
どこかに重点を置く、と言う訳にはいかなかったのでしょうか。
「嵐の前の静けさ」も、皆同じ『尺で』撮られている印象だったし。
後半は白兵戦(?)で1人1人順番に、様々な理由で斃(たお)れて行くのだけれど、
その背景に穏やかで物悲しげなメロディーがずーっとずーっと流れていて、
狙いは分からなくも無いのですが、
彼らの死の扱い自体も全て等質な感じで、逆に緊張感があまり…(汗)
言い方を変えれば、多くの役者さんに「見せドコロ」があるのですが、
何となく『ずっとずっとこんな感じ?』が延々と続く中で、
途中で「…結局この話って何でしたっけ??」とフト思ってしまう瞬間があり。
それに、映画を見ただけでは『蜂起』するに至るほどの、
「やむにやまれぬ」感情が受け取れなかったように思いました。。。
多分、「これ本物のイージス艦だ、すごい!」とか、
登場人物の死に方に「それぞれ趣向を凝らしました」と言わんばかりの展開に、
特に感慨が湧かないと言うか、少なくとも『面白い』とは思えなくて残念。
登場するのが実際のイージス艦だから、むしろ生々しすぎて楽しめない、のかも。
ありえない物語だけどリアルな感じだねー、とは思えない、
むしろ今は『ありえる』方に意識がシフトしてしまってるから、かも。
…だからむしろ、役者さんに『萌え』る作品と言うことで宜しいか(おい)
本当に、役者さん1人1人の演技が良いんですよー真に迫っててー。
そう言う意味では、とても贅沢な2時間でした、ええ。
以前からクウガのスーツアクター・富永さんが出演していると聞いていて、
機会があったら見たいなーとずっと思っていたんです。
まずは役者さんの顔ぶれが贅沢。
舞台で言うならプリンシパルにあたる人が多い多い。
主演の真田さんや勝地くん、佐藤さんや中井さん…と書き出すとキリがないし、
ピンポイントに登場する役者さんも豪華です。
JAE関係でも春田さん富永さん武智さん蜂須賀さん…と、
エンドロールにお馴染みの名前が並びますし、
富永さんはかなりのアップ、そしてセリフもあったし、
その度に一時停止してワイワイ盛り上がり(^_^;)
「組!」で言えば谷原さんや矢島さん、
「時効」で言えば豊原さんや光石さん
「クラ進」からは真木さん・松岡さん・池内万作さんなど、
そのどなたにも『おおぅ!』と言う見せ所があったり。
それから、「うみほたる」のシーンで
カメオ出演的に登場してた大河内浩さん(真珠トミコのお客)がステキ。
亡国のイージス
以下、ぐだぐだと感想を「続き」↓に。
「亡国のイージス」
自衛隊のイージス艦の中で起こる蜂起が鎮圧されるまでを、
それに関わってしまった人間1人1人に丁寧に焦点を当てて描いた物語。
…えーと、「沈黙の艦隊」もこんな感じの話でしたっけ?
何の予備知識も無く、あったとしても忘れてる^^;状態で見たので、
「この戦艦とか、マニアな人にはセットだって分かっちゃうのかなー」と呟き、
「それ、自衛隊所有の本物だよ」と同居人に正されてしまいました(^_^;)
最初、戦艦と言う閉鎖空間で殺人事件が発生、と言う風に、
サスペンスタッチで始まった時は、
話の展開もスピーディーだし、登場人物の描かれ方も丁寧な印象で
『面白そう!』と見ていましたし、
同じ自衛官同士である仲間の戦艦を撃沈するシーンでは、
戦争と言うものの内実を静かに表現していて息を呑んだのですが。
…盛り上がる筈の後半に行くに従って、何故か流れが緩やかになる印象が。
いや、1つ1つのエピソードを考えればそんな事はない筈なのですが。
効果音に対してセリフの音量が小さく聞えるのは
ウチのDVDプレーヤーの所為かもですし、
深夜に見るのには効果音が大き過ぎて(ミサイルの発射音とか射撃音とか)
音量を絞って見てた(聞いてた)のが敗因かもです。
だって、会話の緊張感で物語が動いて行くシーンが結構多かったのに、
そこがあんまり聞き取れなかったと言う(ダメじゃん^^;)
「それと、『階層付け』が出来てないんじゃない?」とは同居人の意見。
登場人物が皆同等に意味を持つ「群像劇」なのでしょうけれども、
焦点の当て方があまりにも皆同じと言うか、物語自体の焦点が定まってない感じ。
沢山の良い役者さんが良い芝居をしているので、
どこかに重点を置く、と言う訳にはいかなかったのでしょうか。
「嵐の前の静けさ」も、皆同じ『尺で』撮られている印象だったし。
後半は白兵戦(?)で1人1人順番に、様々な理由で斃(たお)れて行くのだけれど、
その背景に穏やかで物悲しげなメロディーがずーっとずーっと流れていて、
狙いは分からなくも無いのですが、
彼らの死の扱い自体も全て等質な感じで、逆に緊張感があまり…(汗)
言い方を変えれば、多くの役者さんに「見せドコロ」があるのですが、
何となく『ずっとずっとこんな感じ?』が延々と続く中で、
途中で「…結局この話って何でしたっけ??」とフト思ってしまう瞬間があり。
それに、映画を見ただけでは『蜂起』するに至るほどの、
「やむにやまれぬ」感情が受け取れなかったように思いました。。。
多分、「これ本物のイージス艦だ、すごい!」とか、
登場人物の死に方に「それぞれ趣向を凝らしました」と言わんばかりの展開に、
特に感慨が湧かないと言うか、少なくとも『面白い』とは思えなくて残念。
登場するのが実際のイージス艦だから、むしろ生々しすぎて楽しめない、のかも。
ありえない物語だけどリアルな感じだねー、とは思えない、
むしろ今は『ありえる』方に意識がシフトしてしまってるから、かも。
…だからむしろ、役者さんに『萌え』る作品と言うことで宜しいか(おい)
本当に、役者さん1人1人の演技が良いんですよー真に迫っててー。
そう言う意味では、とても贅沢な2時間でした、ええ。