学生の頃試験で歌った ちょっと思い出深い曲を 聴きました。
(楽譜を見たら 2年生の後期試験と書いてありました・・)
難しい超 難曲 良くこんなに難しい曲を歌ったものだと
今ごろ驚いています。当時は 先生に与えられた課題だもの
何が何でも完成させるのが当たり前・・できるまで あの手この手で
工夫を凝らして練習して 頑張りました。
でも・・今のワタシにはとても歌えません
とにかく音域が広くて 上はHighC(ド)を超えてE(ミ)??
コロコロと転がるような連続で 超絶技巧・・高音でのピアニッシモ・・
フルートかヴァイオリンか・・と思えるような音符の並びです。
とても美しいメロデイだし テーマも展開部も充実していますが 音の跳躍や
半音階も多々あるし 情景の転換も多くて 何といっても歌いきるには
エネルギーの消耗も激しい
短いパッセージを繰り返して練習して それを積み上げて・・
1曲を通しての練習はなかなかできないかも・・でした。
それに伴奏ピアニストにとっても けっこう大変なものでしょう。
省略なしで 1曲をきちんと(10分間くらい?)ナマ演奏で聴いたのは
何十年ぶりかでしょうか・・
だいたい あまり演奏する人がいないかな なので あまり有名ではない
それにしても 目の前で歌っている人は とってもお上手でした。
ホント久々に 納得のいく演奏を聴きました。シアワセ
曲の終わり頃 なんだか涙が出そうでした。
"(-""-;)"うーん この曲を歌っていた あの頃の自分を思いました。
あれからの年月を・・どんな生き方をすれば良かったんだろう・・
もっと 真剣に 歌い続けられる環境を選ぶべきだったかなぁ・・
目の前の生活ありきで 自分自身のことをあまり考えていなかったのかも
知れない・・
もう少しだけ自己評価を高くしても良かったかな・・
もう少しだけ 高いところに目標を設定して 挑戦しても良かったかな・・
でも・・いっぱい回り道をして いっぱい失って・・その中から見つけたものも
たくさんあって・・そして 今の自分です。きっと・・
今からでもできること・・あるかなぁ・・